シードアーのダイビング日記  2016年 10月 
(ダイビングの話でない時も有りますが、本部とシードアーの最新情報を・・・)

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※グーグルクロムの場合、正しく見れない場合が有ります。

※ お願い。
  
メールでご連絡頂いて、シードアーから3日経過しても返信が無い場合は、何かの原因でメールが見れており
  ません。
  その時は、お手数でございますが、シードアー0980-47-4837または、携帯090-6865-0773までご連絡ください。
  お手数をおかけしますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。
  シードアー 関口正樹。

 【  熊本・大分大震災 義捐金のご報告  】
    
 突き指して、字がうまく書けませんでした。 

熊本・大分大震災の義援金について。

シードアーを保護利用頂いた皆様からの売り上げの一部をプールして、3万円の義援金を9/29に日本赤十字社にお送りしましたので、ご報告申し上げます。

これをもちまして4/14から始めた義援金活動も、本日の9月29日で終了させて頂きました。

本来なら、9/30まで活動を続けて10月上旬に、日本赤十字社に送金する予定でしたが、義援金を熊本と、大分の両県に分配して頂くためには、9月末日までの送金が必要と分かりました。

10月以降に日本赤十字社に送られた義援金は、熊本県のみに送られるそうです。

そのような事を知り、若干早くなりましたが、9/29に日本赤十字社に義援金をお送りしました。

シードアーをご利用頂きました皆様、本当に有難うございました。

皆様のお気持ちが、被災地に届く事を願っております。

【反省】
たまたま、親指を突き指をしてしまい、字がうまく書けないのに、送付書の記入欄を見ると、何と
記入欄の小さい事・・・(;一_一)。
小学生並の字になってしまい、受付に出すのが恥ずかしかったです。

 2016年 10月 31日(月)    
 【  10月最終日は、水納島・瀬底島2島ツアー。  】
 

 真夏の日差しが戻っていた瀬底島。




 水納島も抜けるような空と海。




晴   気温 30度   水温 28度   透視度 30m以上

今日は、穏やかな良い天気になりました。

海も静けさを取り戻して、海に入るのがわくわくします。

瀬底のラビリンスに久しぶりに行きました。

相変わらずアカマツカサがじっとして、私達をジロジロと見ています。

岩陰には、ヤミスズキやツバメタナバタウオと言ったマニア好みの魚もいました。

最近ではキンチャクガニも姿を見せ始めました。
日差しが有るので、トンネルを抜けるとき天井の隙間から、太陽の日差しがスポットライトの様にダイバーを照らしだします。

水納島に行くと、海底が真っ白な砂地なので海が一層奇麗に見えます。

ここのチンアナゴは、とにかく引っこみません。

かなり近づけます。

接写するとおでこに「接写歓迎」というハチマキをしているのでは、と思うほどです。

チンアナゴだけでなく、ヤシャハゼも接写歓迎ムードです。

あちこちにいて、有り難味のないのがこの場所の特徴です。

しかし、今、はやりのナンヨウハギやハダカハオコゼはいつも見れるので多くのダイバーから愛されている場所でもあります。 

10月最終日は、最高のコンディションになった1日でした。


本部でDIVING   GO  DIVE!


 2016年 10月 30日(日)    
 【  那覇から、北谷から大勢のダイバーが来ました。  】
 

 今日は、19名様のダイバーが集まりました。



ポテトという場所には、富士山のような大きなコブハマサンゴがあります。





曇   気温 28度   水温 28度   透視度 20m

今日は、北寄りの風が強く沖縄本島の中部や南部では、海が荒れてダイビングが出来ないので、多くのダイバーが本部に集まっています。

今日のシードアー号には、北谷のアークエンジェルさんとオーシャンビーチ北谷さんや那覇からリップルさんがお見えです。

昨日の事も有り、「無理は絶対だめ。」と決めていたので、静かな場所に行きました。

本当に静かで、波浪注意報が嘘の様です


ゲスト様も「今日は、荒れてるから大変だろうな。」と、覚悟されていたようですが、この静けさを見て拍子ぬけされた方も居たようです。

無理して荒れた海をボートで走りいくらその場所が面白いからと言っても、船酔いなどすれば、全く意味がありません。

それより安心してストレスなくダイビングできる方がよっぽど楽しいと思っています。 


この場所は、通年穏やかな事が多く、ビギナーの方でも安心して潜れます。

 今日は、19名のダイバーがいるので、当然かなりベテランの方もいます。

ベテランの方はきっとログブックにクマノミやヤマブキベラなどは、書かれないと思います。

 そこで今日は、ベテランの方に、ログブックに書かれないかわいそうな魚を何種類見つけられるか探して頂きました。

ベラと言っても、代表的なヤマブキベラ以外にセナスジセベラやシロタスキベラ、ホクトベラやハコベラや探し始めると種類の多さに驚かされます。

自分が何種類の魚を知っているのか、紙に書き出すのも楽しいです。

例えば100種類知ってたなら、次はもっと他の魚も知りたい、と、勉強する気持ちにもつながります。

貴方は何種類の魚を知っていますか?


本部でDIVING   GO  DIVE!


 2016年 10月 29日(土)    
 【  まさか、自分がこんな役目をするなんて、想像もしていなかった1日  】
 

 瀬底大橋から見た今日の海







 大きな魚が何かを追っていました。















































































































































































































近くの港まで曳航された後、沈んだボート。





今日は、風が強く水納島に行くのはやめて瀬底島に行きました。

北北東の風が7m吹いています。

瀬底島の島影に入るまでは、多少波が有りましたがダイビングポイントに着くと 、島影だけあって先ほどの波はほとんど有りません。

水面では、キビナゴが飛び跳ねて、カツオが追い掛ける様に姿を現していました。

こんな光景が有るとすぐにアジサシが来るのですが、最近はアジサシの数もぐっと減ってきました。

アジサシの姿で季節の移り変わりを感じます。

瀬底島で3ダイブした後、港に戻ると漁師の友人から電話が掛かってきました。

友人は、海に出ている時は滅多に電話をかけてこないので、「どうしたんだろ?」と、思いながら電話に出ると、「沖の浅瀬でどこかの漁船が座礁して、いまにも横転しそうだ。急を要するから手伝ったほしい」という内容でした。

午後から、体験ダイビングのゲスト様が居ましたが、ゲスト様に事情を説明して、友人のインストラクターに体験ダイビングを任せて、シードアー号からAEDと緊急用酸素とダイビング器材を降ろし、友人の漁師が私を迎えに来るのを港で待ちました。

友人の海人が、港に着くと、器材を直ぐに積み込み座礁船に向かいました。

 現場に到着すると漁船は、浅瀬に乗り上げ30度ほど傾いた状態でした。

浅瀬と言っても、浅瀬の周りは水深50mもある深い海の真ん中の浅瀬です。

今日は。強風波浪注意報が出ているので、浅瀬には大きな波が当たっています。

傾いた漁船の船長は、船から離れる様子もなく、ずっと傾いたボートにつかまっています。

友人に「漁船がひっくり返るから、早く助けに行ってほしい。」と言われると同時に海に入っていました。

座礁している場所は、浅いのでのタンクを付けると余計に波の揉まれるので、ウェットスーツとマスクとフィンのみです。

座礁船に近づくと、浅瀬はサンゴだらけで、ウェットスーツを着ていなかったら、体は波でもまれてボロボロになっていました。

波で何度も体がひっくり返され、何度もマスクが外れそうになり、フィンも脱げそうになり、もみくちゃにされながらやっとの思いでボートに着きました。。

ボートの下は、1mほどしかなくスクリューが完全に乗りあがっています。

波が来るたびに、船体を強烈に倒そうとしています。

ボートから垂れていたロープにつかまらないと、私も波で流されてしまいます。

座礁船の船長は、ライフジャケットを付けていたので、早く海に飛び込むように話しましたが、船長は「潮が満ちれば、ボートは立ち直って浮くから大丈夫だから、戻ってくれ!」と言って、聞き入れてもらえません。

押し問答を20分近くしても結局聞き入れてもらえず、ボートから離れようとしませんでした。

とりあえずボートの横転を少しでも防ぐ為に波の当たっている側から錨を下ろさせました。

そしてその錨をボートから離れたところまで、運ばなくてはいけません。

座礁船はシードアー号よりも大きく、錨もとても大きくそして重いです。

その錨をタンクを背負っていないのに、波の有る水中を運ぶのは、体力の限界を超える作業でした。

「火事場のくそ力。」は、本当にあるんだなあ!と実感しながら、死に物狂いで、大きな錨を運び外れないように岩礁の割れ目に入れました。

その後、座礁船に戻り、船長に、海に飛び込むよう説得しましたが、またしても「潮が満ちれば、ボートは立ち直るから、大丈夫!」と応じてくれず押し問答の繰り返しです。

そんな事をしている内に、さらにボートの傾きは大きくなりました。

でも船長は、ボートから離れようとしません。

状況を伝えるために一旦、友人のボートに戻ることにしました。

ボートに戻る時も、大波の中なのでとても大変でした。

そしてやっとの思いで友人のボートに戻って状況を説明している時に、座礁船の船長が海に飛び込もうとしているので、慌てて座礁船まで戻りました。

座礁船は、波の押されてさっきの場所からさらに流されていました。

私が打った錨は、爪が伸び切って全く役に立っていませんでした。

波はさらに高くなり、マスクは何度もずれてしまい、マスクはほとんど水没状態です。

やっとの思いで座礁船に着くと、船長が「機関室が水没したから、このボートはもうダメだ!」と、言ってきました。

今度は私の話をすんなり聞いてくれましたが、ボートの傾きはさらにひどく40度を超えています。

座礁船は、まだ浅瀬に乗っているので、船体は水面から出ていますが、深場に流されると、一気に横転して沈没してしまいます。

「早く、この場から逃げないと!」と、大声で叫び、船長が海に飛び込んだらすぐに船長をつかみ、友人のボートまで泳ぎ始めました。

波が船長に当たっても苦しくないように、私のマスクを船長につけてもらいました。

何度も大きな波をかぶりながら、必死で船長を引っ張り友人のボートまでたどり着き、無事に救出が出来ました。

船長にお茶を出して一息つきました。

安堵感から放心状態でした。

その後、海上保安庁のボートが来ましたが、海上保安庁の潜水士は、又到着していません。

ほっとして、器材を片付けていると、海上保安庁の人から「ボートが横転すると、重油が海に流れ出すから、座礁船の燃料ヴァルブを閉めてきてほしい。」と、言う声が聞こえました。

「誰に話しているのかな?」と、思い振り返ると私に話しかけていました。

片づけた器材を取り出して又、海に入りました。

座礁船の船長の話では、「燃料タンクのヴァルブは、操舵室の下の機関室にある。」と、言っていました。操舵室の下にある小さな地下室みたいな感じです。

又、波のもみくちゃにされながら座礁船まで泳ぎました。

サンゴに叩きつけられ、ウェットスーツもあちこちに痛みが出ています。

座礁船の傾きはひどく、何かにつかまらないと立っていられません。

操舵室から下の機関室に入った時は機関室は真っ暗で、機関室が水没しているのでヴァルブが見つかりません。

その時、船長が話した「機関室が水没したので、このボートはもうだめだ。」という言葉を思い出しました。

「機関室は水没していたんじゃないか!このことに気が付けば、燃料ヴァルブも探せないことは、分かったはずなのに!何故、もっと早く思い出せなかったのか!」と、「いつもこうだ!大事なことを直ぐ思い出せない!」と、ボヤいてしまいました。

友人のボートに、もみくちゃにされながら戻り、機関室は水没して真っ暗で何も見えず、探せないので無理だったことを伝えて、私の役目は終わりました。

これで、やっと終わりましたが疲れすぎて、すぐに器材を片づけられません。

しばらくすると、座礁船を浅瀬から引っ張り出すタグボートが近づいてきました。

まだ、海上保安庁のダイバーは到着していません。

「えーっと・・・・ ! これって誰かがタグボートから座礁船までロープを結びに行かないといけないんですよね?」と、そんな事が頭をよぎりました。

誰の目を見ても私の仕事という感じで聞くのもつらくなるので、片づけていない器材を持ち出して、「私って、良い人でしょ!」と、言う感じで、黙って海に入りました。

タグボートから渡されたロープは、綱引きで使うほどの太さのロープでした。

タグボートから座礁船まで伸ばすロープが長くなればなるほど、ロープが潮に流されて、座礁船まで引っ張るのがとても大変なのです。

もう、ここまでくるとやけくそなのです。

「何が何でもやってやる。」と、綱引きロープをグングン引っ張っているつもりが、グングン流されて泣きそうでした。

気が遠くなるような距離の座礁船まで綱引きロープを引っ張りました。

やっとの思いで、座礁船にたどりつきよじ登り、倒れそうになりながらロープを座礁船のビットと呼ばれる柱に結び、急いで海に飛び込みオーケーサインを出しました。

タグボートが動き出すと、やがてロープがピーンと張り、座礁船が動き出すかと思った瞬間、座礁船のローブを結んであるピットという柱が壊れロープが反動で十数メートルも飛んでいきました。

「エッ? えっ? これってもう一度ロープの結び直しだよね?」と、聞くだけ野暮なので、自分からタグボートまで泳ぎだしていました。

今度は、ロープを座礁船の船首のビットに結ぶことになりました。

座礁船さらに流され、浅場に入っていました。

今にも横転するのではと思うほどの座礁船まで行くのに、波と風のせいで思うように進めず失神そうな距離を綱引きロープを持っていきました。

使命感だけで、とっくに体力の限界を超えていました。

そして傾いたボートによじ登りました。

ボートの右舷は完全に水没していて色んなものが浮いていました。

色んなものが歩く邪魔して横転しかけているボートの船首まで行くのはとても大変でした。

やっとロープをボートの先端に結びボートが横転する前に急いで海に飛び込みました。

波のもみくちゃにされながら友人のボートに戻ると、誰かが座礁船によじ登っていました。

タグボートの船員が座礁船まで、ロープにつかまって行ったのです。

「えっ? ロープの結び方は、完璧なのに何故?」と、友人に聞くと、私は、ロープをボートの右後方から船首に結んでしまったので、そのまま引っ張るとボートは転覆するので、ロープをボートの左後方から船首に結び直すために、船員が行ってくれたんだよ。」と、教えてくれました。

へとへとの私に変わって手直ししてくれました。

タグボートの船員は、作業着で海に入っていました。

「誰かがやらないといけないなら、自分がする。たとえ作業着でも海に飛び込む。」、とてもプロ意識を感じました。

オーケーサインをタグボートに出し、海に飛び込んだ船員を迎えに行きました。

そして、タグボートが座礁船を引っ張り始めると、座礁船が生き返ったように動き出しました。

しかし、浅瀬から出た座礁船は半分沈みかけています。

タグボートで引っ張っているから何とか浮いているだけです。

もう沈むまで時間が有りません。

このまま座礁船が沈むとロープでつながっているタグボートまで、巻き添えを受けます。

とりあえず一番近くの港まで曳航してロープを外した途端、座礁船は頭を少し水面から出しているだけで、沈みました。

とにかく、船長を無事に救助出来てホッとしました。

それにしても、私にこんなに体力が有るとは、信じられない日でした。

そして、「こんな緊急時に声をかけてもらえるほど信頼されているのかな。」と、思うと嬉しくもあり、とても貴重な体験をした1日でした。

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 2016年 10月 28日(金)    
 【  今日も夏のように暑い1日。  】 

 10月も末だというのにこの暑さ。





    
   珍しい7本角の水字貝。





晴   気温 31度   水温 28度   透視度 30m以上

今日は、J&Mダイバーズ様の最終日です。

天候に恵まれた3日間でした。

最終日の今日も、海の中とは思えないほど水が透き通っています。

シードアー号から下を見るとボートが空に浮かんでいるように見えます。

沖縄本島からボートでわずか15分の場所に、こんなにきれいな海が有るとは、想像できない方もたくさんいます。

海底の砂紋が日本庭園のようにきれいです。

潜って行く時もあまりにも海底がはっきり見えるので、ビギナーの方もストレスを感じる事がとても少ないです

沖の根では、今日もアカヒメジが群れていました。

流れがない時は、、水面近くまで群れが膨らむ事が有ります。

76歳のゲスト様と3日間ご一緒して、自分も76歳になった時に、ダイビングしているかな?と思った1日でした。


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 2016年 10月 27日(木)    
 【  「癒しの関」と呼ばれました。  】 

 J&Mダイバーズ様。



一瞬、サメかと思いました。



水納島は本当にきれいです。
晴   気温 31度   水温 28度   透視度 30m以上

今日も、夏日です。

ボートのテントの下がとても気持ちいいです。

毎日水納島を潜っていますが、見れる魚が毎日少しずつ違うので、とても楽しです。

カメがグライダーの様にヒレを伸ばして滑空する様に泳いでいました。

水が年も透き通っているので、カメが空を飛んでいるように見えます。

しばらくするとええ大きな影が見えました。

背びれがピント立ちサメかと思っていたら、近づいてきてサバヒーと分かるまで、ドキッとしました。

サンゴの下には、今でも沢山のスカシテンジクダイとキンメモドキが群れています。

ハナミノカサゴがユラユラと少しずつスカシテンジクダイとの距離を詰めて行きますが、すぐに逃げられてしまいました。


最年長の76歳のゲスト様が、「のんびり、そしてゆっくり潜る事が出来て癒された。癒しの関だね。」と、嬉しい言葉をかけて下さいました。

のんびり潜って頂けて、とても嬉しくなった1日でした。

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 2016年 10月 26日(水)    
 【  神戸からJ&Mダイバーズ様がお見えになりました。  】 

 今日のゲスト様。






ツムブリが舞っていました。






晴   気温 30度   水温 28度   透視度 30m以上

今日は、神戸からJ&Mダイバーズ様がお見えになりました。

多い時は、年に4回もお見えになります。

天気は昨日に続きとても良く、瀬底島では強い日差しがトンネルの天井から、差し込んでとてもきれいでした。

水納島では、ツムブリの群れが大名行列の様に続いていました。


沖の根に行くと、ハダカハオコゼがいます。

 白と茶色の2匹がいて、近くのスカシテンジクダイをじっと見ていました。


まだ夏の様な海を楽しんでいる1日でした。


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 2016年 10月 25日(火)    
 【  今日も真夏のように暑い1日。 】 

真夏の暑さで、海の中がとても気持ちいいです。


たっぷり潜って頂きました。
晴   気温 31度   水温 28度   透視度 15m

今日も夏日です。

水分が欲しくてたまりません。

本土では考えれないと思いますが、ウェットスーツを着ると汗だくで脱ぎたくなります。

今日は、体験ダイビングにご参加のゲスト様がお見えになりました。

ショップで、水圧の影響や対処法、水中での呼吸法や泳ぎ方等を勉強します。

足の立つ浅い所で、レギュレーターからの初めての呼吸です。

水に顔を付けたまま呼吸できるのは感動です。

万一海の中で、呼吸器が口から外れた場合の対処法の練習等も完璧にマスターされました。

水深2mほどの場所にミナミウシノシタが居て、びっくりです。

グルクンやキビナゴが群れて来たり、ツノダシが近づいて来たりしました。

ゲスト様から感謝されてとても嬉しくなった1日でした。


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 2016年 10月 24日(月)    
 【  真夏のように熱い1日  】 

 真夏の様な日差しで、日陰に逃げ込みたくなります。

白化現象も収まってきました。



晴   気温 30度   水温 28度   透視度 30m

今日は、好天に恵まれとても暑い1日になりました。

昨日の午後は、前線の通過に伴う激しい風雨に見舞われましたが、嘘のように良い天気になりました。

北東の我の予報でしたが、西からのうねりが少し残っていて水納島に行けるか心配でしたが、着いてみると意外に静かで透視度も相変わらず良い状態でした。

今日も、那覇からリップル様が水納島のダイビングを楽しみにお見えになりました。

アンカーロープに沿って潜って行くと、30m以上離れている根が早速目に入りました。


遠くの魚の群れもはっきりと見え、抜群の透視度です。

あちこちで白化現象が起きていますが、水納島や瀬底島のサンゴは、元気で白化は少ないです。

ヤシャハゼも水深14m前後と浅い所でたくさん見る事が出来ます。

ダイバーが近づいてもあまり引っ込みません。

ツバメウオの子供が今日も私たちの周りをウロチョロして楽しめた1日でした。


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 2016年 10月 23日(日)    
 【  水納島・瀬底島 2島ツアー  】 

ツバメウオがきれいでした。







ヨスジフエダイに囲まれたゲスト様。









ノコギリダイに見つめられました。


晴   気温 30度   水温 28度   透視度 30m以上

今日の天気予報を見ると、激しい風が吹く予報で、実際に梅雨時期のカーチベエーのようでした。

水納島に着くまでは少し揺れましたが、到着するととても静かでほっとしました。

やはり港からダイビングポイントが近いのは、有難いです。

海に入るとツバメウオの子供がいました。

のんびりした泳ぎは、とても優雅に見えます。

しかし、カスミアジが俊敏な動きで、スカシテンジクダイなどを追う姿を見ると、自然の厳しさを感じます。

水納島には、ヨスジフエダイがとても多いです。

真っ白な海底に膿の透き通ったブルー、そしてヨスジフエダイの黄色がとても映えます。

沖の根では、カスミアジがスカシテンジクダイの群れに突っ込み、パニック状態になっていましたが、今は落ち着きを取り戻しのんびりしていました。

浅場に戻ると、ノコギリダイが集まってきていました。

私が近づくと「全員そろって「よそ者が来た!」という顔をしています。

「ほぼ、毎日顔を合わしているのだから、そろそろ私を覚えてよ。何もしないし!」と、思った1日でした。

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 2016年 10月 22日(土)    
 【  まだまだ暖かな沖縄の海  】 

ボート左側の黒い部分は魚の塊です。


今日も抜群の透視度でした。

晴   気温 30度   水温 28度   透視度 30m以上

今日も、南風で気温が高く、夏日です。

もうすぐ11月ですが、水温が28度あり9月下旬の水温と同じです。

最近は、シードアー号の泊まっている桟橋に見順という魚がついも塊になっています

私よりも早くたくさんの釣り人がシードアー号の周りに集まっています。

平日も沢山の釣り人がいて、「この人たち、仕事は大丈夫なのかな?」と、余計な心配までしてしまいます。。

今日も遠路はるばる那覇からダイビングショップ様が、シードアー号に乗船する為にお見えになりました。

とにかく水納島が大好きな方々です。

港から15分で抜群に透視度の良い海に潜れるので、乗っている時間が短いから船酔いする方も安心です。

最近は、リーフの水深3m辺りでマダラトビエイを見かけます。

真っ白な砂地にポツンとサンゴが有り、ミツボシクロスズメダイがたくさん集まってポスターのようです。

チンアナゴもたくさんいて、チンアナゴを見ないようにするには、目を閉じるしかない位あちこちにいます。

突然ツムブリの群れが来たり、目が離せない1日でした。

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 2016年 10月 21日(金)    
 【  海ガメに NO! と言われた気がしました。 】 

✖されると気になります。







中学の時に習ったオールドブラックジョーという曲を思い出しました。

晴   気温 30度   水温 28度   透視度 30m以上

今日の水納島も昨日と同じように、とてもコンディションが良いです。

少しうねりが有りますがそれでもきれいです。

最近は少し流れが有り、アンカーロープにつかまって潜行していきます。

今日は、ハナヒゲウツボは別の場所に居ました。
 
幼魚と成魚を見ましたが、幼魚の方がはるかに大きく、黒色なので更に迫力を感じ貫禄が有りました。

幼魚は、私たちを一向に気にすることもなくどうどうと巣穴から体を出していましたが、成魚の方は、小さな体を巣穴から出したり引っ込めたりと神経質になっていました。

神経質と言えば、3ダイブ目で行った瀬底島のジョーフィッシュも神経質でした。

やはり体を出したり引っ込めたり、呼吸音で驚かさないようにするのに苦労しました。

遠くにある台風のうねりが心配でしたが、全く普段通りにダイビングが出来た1日でした。


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 2016年 10月 20日(木)    
 【  えっ! ドローンは飛ばしていません。 小さい時から弱肉強食の中で生きている。  】 

今日のゲスト様。





ヨスアカヒメジとヨスジフエダイの群れ。








30m以上離れているダイバーが見えます。


曇   気温 30度   水温 28度   透視度 30m以上

今日の水納島も、透視度30m以上で良好です。

曇り空ですが、水中でも遠くまで見渡せます。

ハナヒゲウツボは、次第に青が濃くなっているような気がしました。

ツムブリもたくさん群れていました。

今日のアカヒメジとヨスジフエダイの群れは一段と大きくなっています。

近づくと、フィッシュアイを使っても全体が入らないので、遠くから撮っています。

偶然、私のそばにまるでおもちゃの様な可愛い魚の赤ちゃん近づいてきました。

目が真ん丸で本当におもちゃのようです。

自然界の生き物たちは、こんな小さい時から、弱肉強食の世界で生きるのかと思うと。「頑張れっ!」と、応援したくなります。

さても今日の写真ですが、ドローンを飛ばしている訳ではありません。

何んと3.5mの自撮り棒をゲスト様が持ってこられました。

驚きの事ばかりで、「シャッターはスマホのボタンを押すだけ。」と、言うから凄いです。

無知な私は「セルフタイマーにして、その間に棒を伸ばして撮っているのかな。」と、思っていました。

自撮り棒につけたカメラり画像がスマホで確認できて、良いアングルに調整もできるので、ばっちりなのです。

いやいや、便利な世の中になりました。

そのうちにスマホで水中とボートで交信できるようになるのではと、思った1日でした。

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 2016年 10月 19日(水)    
 【  水納島の白化は危機を脱したようです。 】 

高水温に耐え、白化をしのいだテーブルサンゴ。







ヨアカヒメジとヨスジフエダイが重なり過ぎ。
晴   気温 30度   水温 28度   透視度 30m

台風の直撃がなかったものの、海の中がかき回されたおかげで、水温が少しずつ下がり始めました。

最近の北寄りの風が吹いているのも、関係しているように思えます。

大きなテーブルサンゴも白化せずに済みました。

ニセフウライチョウチヨウオが群れていました。

写真では4~5匹しか映っていませんが、10匹前後の群れでとても華やかでした。

水納島では、ヨスジフエダイとアカヒメジの大きな群れが見られます。

今日も群れが重なり合い、何が何だか分からなくなるほどの群れでした。

赤いイソバナもきれいに残っています。

このままずっと残ってくれたらと思いました。

瀬底島と水納島を潜った1日でした。

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 2016年 10月 18日(火)    
 【  目を離したすきに玄関を閉めたジョーフィッシュ  】 

お気に入りの場所なのがじっとして動きません。







日差しが差し込み幻想的です。

晴   気温 31度   水温 28度   透視度 30m

今日は、瀬底島でダイビングを楽しんでいます。

岩の上でコブシメの子供がじっとしていました。

まったく動く気配が有りません。

先日、ボートの上で物思いにふけっていた自分を思い出しました。

コブシメの写真を撮らせてもらった後、引っ込みがちのジョーフィッシュを見に行きました。

引っ込んだり、顔を出したりとても神経質です。

キョロキョロしながら周りの様子を見ています。

数センチずつ、ゆっくり近づきながらやがてマクロモードの距離まで近づきました。

※カーソルを写真に重ねると巣穴にふたをしています。
一枚写真を撮り、ピントが合っているか確認している数秒の間に、巣穴に蓋をしてしまいました。

蓋をする瞬間の写真が撮りたかったので、とても残念でした。

しかし、その後洞窟に行くと光が水面から差し込み、とても幻想的で、うっとりした1日でした。

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 2016年 10月 17日(月)    
 【  凄いナビゲーションテクニックをマスター。  】 

今日のゲスト様。




ナビゲーションSPコースのスタートです。





カマスのせいで気が散ります。

晴   気温 30度   水温 28度   透視度 30m

今日も、好天です。

30年来の30年来のゲスト様と愛知県のダイビングショップ「リバティー」のオーナー様の河合様がお見えになりました。

水納島は、昨日よりも海況が良く穏やかになっていました。

今日もツムブリの群れに囲まれました。

パンタ゜ルマハゼが、いましたがサンゴの隙間の奥に入りピントを合わせる事が出来ず撮れませんでした。

午後からは、ナビゲーションSPコースを受講されるゲスト様がお見えになりました。

講習を始めるとカマスの群れが来ました。

「講習中に、なんと気の散ることをしてくれるのかな!」と思いながらも、ついついカマスに目が行く自分が一番ダメ男だと思ってしまいました。

さて、アドヴァンスコースで実施するナビゲーションは、三角や四角ですが、実際のダイビングでは、あまり使う事はありません。

このSPコースでは、任意の角度の多角形のナビゲーションをしても、スタート地点に戻れるようになります。

スクーバセクスタントという道具を使います。

スクーバセクスタント(もともとは昔、飛行機のパイロットが自分の居る位置と戻る空港の位置が分かるように開発されたものです。)を使うと初めて潜る場所で、不規則な動きをしても、スタート地点に戻れる優れものなのです。

ダイビング後にスクーバセクスタントを見ると、正確な水中地図が出来上がります。

ゲスト様は、セルフダイバーへの一歩をスタートさせて1日でした。

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 2016年 10月 16日(日)    
 【  私が30年以上前の新人インストラクターだった頃のゲスト様。  】 

とても懐かしいゲスト様。



瀬底の地形は面白いです。






晴   気温 30度   水温 28度   透視度 30m

今日は、とても懐かしいゲスト様がお見えになりました。

30年以上前の私がまだ新人インストラクターだったころのゲスト様です。

お互い頭に白いものが増えましたが、あっ!私は白くなるものも減ってきましたが(笑)

とにかく、月日が経っても訪ねて来て下さるのはとても嬉しいです。

今日も、天気は良くて水納島に来ています。

ほら貝は、なんとアオヒトデを捕食中でした。

貝の動く速さとヒトデの動く速さは似たり寄ったりなのに、どうして貝に捕まるのか不思議です。

イトマキヒトデはホタテ貝を捕食するのに、アオヒトデは貝に捕食されるのも不思議です。

2ダイブ目は瀬底島に行きました。

リーフには、沢山のノコギリダイが群れていました。

トンネルを通ったり、アーチを抜けたり、楽しんだ1日でした。

【反省の夜】 ダイビングの話ではありません。

今日は、瀬底島民の運動会の日でした。
私は、この運動会の実行委員になっていましたが、ダイビングの仕事が有るので、夜の反省会に参加しました。

運動会に参加できなかったことを反省しました。

夕日を眺めながら、木の下での反省会は、とても涼しくて気持ちよかったです。

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 2016年 10月 15日(土)    
 【  海 ・ 空 ・ 太陽 ・小説の主人公になった気分  】 

水納島の海を存分に楽しんでください。





ボートの舳先で、何思う?




抜けるような青空。

晴   気温 30度   水温 28度   透視度 30m以上

久しぶりの好天です。

波浪注意報も消えて静かになりました。

水納島に着くとね海底が見えています。

泳いでいる魚もはっきり見えます。

私達には、見慣れている光景ですが、げすとさまは 驚きを隠せないようで、感激されています。

浅場のリーフのサンゴの色鮮やかさは、まるでポスターのようです。

そんな今日は、天気も良く遠くは、伊是名島や伊平屋島まで見えています。

伊平屋島は、鹿児島県の与論島と同じ緯度にあります。

空は久しぶりに青く、太陽は激しさを取り戻して強い日差しを送り込んできます。

抜けるような青空は、心が透き通っていく感じがします。

暑さに思わず転得したに逃げ込みたくなります。

強い日差しの下ねボートの舳先に座り、潜っているダイバーの泡歩見ていると「沖の根のサンゴを見ているのかな?」とか「ハナヒゲウツボは見れているのかな?」などいろいろと想像します。

気持ちがやさしくなるようなこの景色を見て色々と考え事をするのは、とても心に良い気がしました。

それも、ボートの舳先に座り考え事をすると思わず「オールドマン・バイ・ザ・シー」を思い出します。

思わず小説の主人公になったような気分の1日でした。

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