シードアーのダイビング日記  2012年 10月 
(ダイビングの話でない時も有りますが、本部とシードアーの最新情報を・・・)

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※グーグルクロムの場合、正しく見れない場合が有ります。

2012年 10月 31日(水)
 のーんびりと、マイペースのダイビング!
  お約束の様に姿を見せてくれます。






  
   クマノミの虜になってます。





  ノコギリダイに囲まれて!
  雨    気温 22度   水温 25度   透明度30m

天気予報は、波浪注意報が出ていましたが、海はべた凪の朝でした。

港の中は、昨日にましてミジュンの大群が集まって、シードアー号の下は魚で一杯です。

魚で渋滞と言う言葉がぴったりの状態です。

さて、海が静かなうちにまずは水納島でダイビングを始めました。
 港のミジュンの群れも凄かったですが、今日の水納島もグルクンだらけです。

 「東シナ海グルクン総会」でもあるのかなー?と言う程の凄い数です。

 あちこちから、グルクンの群れが通り過ぎて行きます。

 グルクンばかりでなくウメイロモドキも
  集まり、海の中はとても賑やかです。

流れは昨日よりも少なくとてもダイビングし易い海でした。

ハナヒゲウツボも、いつも通りにいてくれて、ゲスト様にお見せするのも苦労せずに済み、とても有難いです。

 自然の景観を楽しむのが好きなゲスト様は、一点をずっと見ている事もありました。

 洞窟の中をゆっくりと時間を掛けて、一つ一つ納得するように景色を眺めておられます。

 確かに水中に滞在できる時間は限られているのねあちこちを

見る為には、あまりゆっくりとはしていられません。

 ゲスト様は、自分が見たい景色をゆっくりと納得できるまで眺めていたいご希望が有るので、のーんびりとマイペースで潜って頂きました。

 当然私もゆっくりとしたペースになります。

普段、自動車で見る景色も自転車で走ると、色々なものが見え別の景色の様に見えてくる事が有ります。

 ノコギリダイの群れがリーフに集まり、アカヒメジも集まり、その下にはきれいなブルーのハナゴイがいて、黄色のヤマブキベラが私達の周りウロウロして、とても賑やかなリーフエッジでした。

安全停止が終わりゆっくりと水面に戻り始めると、水面ぎりぎりの所を沢山のカマスが集まっていました。

今日も魚の群れと沢山出会った1日でした。

※最近気温が下がってきました。
 暖ったかボア付きコートやフードベストを先着4名様に無料貸し出ししておりますのでご利用下さい。 
 
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2012年 10月 30日(火)
 グルクンが一杯の今日!

アシビーブルーさんとシードアーのゲスト様はお友達になりました。







 大名行列の様に続くグルクンの群れ!




  曇    気温 27度   水温 25度   透明度30m

久しぶりの曇り空です。

北風の予報なので、海が心配でしたがべた凪で水納島はとても静かでした。

私達で貸切の海となり、とても贅沢な時間を過ごしています。

水納島のビーチでは、修学旅行生達がマリンスポーツを楽しんでいます。
 大潮と言う事もあり、流れが有りましたが透明度は良く曇り空にもかかわらず30mは見えていました。

 浅瀬のリーフでは、デバスズメダイが周りの様子を伺いながらサンゴから出たり引っ込んだりを繰り返しています。

 デバスズメダイの負けずきれいなブルーのハナゴイも群れて、背ビレを広げると闘牛士の赤いマントを思わせます。

キビナゴも沢山群れているのでニジョウサバやツムブリも姿を現しました。

 しかし、一番すごい群れはグルクンです。

最近はグルクンの群れが多いですが、今日のグルクンの群れも大きな河の様にずっーと続いていました。

あまりの数に思わず口をポカンと開けて呆然となってしまいます。
 ハダカハオコゼは、流れが有るせいかイソバナにおらず、岩陰に隠れていました。

2匹いました。

チンアナゴは流れてくるプランクトンを食べるのに夢中で私達が近付いても、引っ込もうとしません。

目先の食事の方が優先なんだなあー。」と何だか自分を見ている様でした。

カメの姿は遠かったのですが、ゲスト様は甲羅を掃除しているカメより泳いでるカメが見たかったので、喜んでおられました。

 曇り空でしたが、水納島を貸し切り状態でダイビング出来、とても贅沢な時間を過ごせた1日でした。

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 2012年 10月 29日(月)
 本部の水中富士は、年齢何百年?

     本部の水中富士!










   サンゴの群生が見事です。
  晴    気温 27度   水温 25度   透明度20m

 本部の塩川沖に、サンゴの大きな群落が有ります。

塩川と言うのは、塩水の川が流れているがこの地名の由来です。

世界に2か所しかない内の一つで国の天然記念物にも指定されています。

その沖合にサンゴの大きな群落が有ります。

今日はここを潜ってきました。

 この場所は特にユビエダハマサンゴの群落が著く発達しています。

 大きな根が沖に向かって何本も連なっています。

 その根と根の間に大きなコブハマサンゴが有ります。

富士山の様な形をしたとてもきれいなサンゴです。

 サンゴの詳しい先生の話だと、このサンゴの年間の成長速度は5mm~10mmだそうです。

このサンゴと20年以上の付き合いになりますが、どこも痛むことなく成長しているのがとても嬉しいです。

20年いても年間の成長速度が5mmだと、20年前からわずか10センチ程度しか大きくなっていないので、大きくなった感じがあまりしません。

直径6m程あるこのサンゴがここまで育つには、何百年も掛かっていそうです。

 サンゴが沢山あるので、キホシスズメダイも大きな群れを作っています。

アカククリやヒレグロコショウダイ等が岩場に隠れています。

久しぶりのゲスト様も、湖の様に穏やかなので全く不安を感じないようです。

流れもなく静かな海で、サンゴを沢山見れてとても喜ばれた1日でした。

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 2012年 10月 28日(日)
 水納島・瀬底島 2島ツアー!!

      今日のゲスト様!


  
   すっかり回復した透明度。


  
    ドキドキしますね!
  晴    気温 29度   水温 26度   透明度30m

 今日も晴天です。

海も穏やかでとてもは気持ちのいい日となりました。

昨日よりも穏やかで、ダイビングポイントに着くと海底がはっきり見えています。

 ボートの上から海底が透き通って見えるのは水納島では、いつもの事で見慣れているのですが、でも透き通った海を見ると「すごくきれいだなあー!」と感激してしまいます。

 水が透き通ってきれいなのに、ここのサンゴはとても色が沢山あり、海の楽園の様です。

 サンゴが沢山あるので様々なチョウチョウウオが泳ぎ、更にカラフル度がアップしています。

まさに「南の海」と言う感じです。


今日も透明度が良く、水面に浮かぶボートもはっきり見えています。
 水納島とは対照的に瀬底島は、入り組んだ地形の楽しめる場所です。

写真の様なクレパスがあちこちに有り、色々な生物が生息しています。

最近では、サメも良く見る事が出来ます。

台風で海も中に運ばれた枯葉に擬態するカミソリウオも良く見かけます。
 トンネルの中では、ミナミハタンポも沢山群れています。

ライトの光を当てると光から逃げるようにキラキラと輝きながら集団で移動します。

イセエビは長い触角を忙しそうに動かし暗闇の中の様子をうかがっています。

トンネルの中をライトを照らしながら進むダイバーは探検家の様です。

体がやっと通り抜けられるような隙間をいくつか通り抜けるとホールの様な景色が出てきたり、とても楽しめる場所です。

水納島の癒しの島と瀬底島の冒険の島を楽しんだ1日でした。

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 2012年 10月 27日(土)
 見たい生き物が全て見れた1日でした!!

 海をこよなく愛するゲスト様!













  
    ムンクの「叫び」?











    今日もいました!
  晴    気温 29度   水温 26度   透明度30m

 天気が良いせいか、日差しが強く日陰を求める日が続きます。

海も一段と穏やかになり、水納島は輝いて見え、海の浮かぶ宝石のようです。

遠くのダイバーもはっきり見え透明度も良く30m以上あります。

 水納島のクジラ岩は、サンゴの大群生水域で、サンゴの楽園と言っても過言ではありません。

楽園と言ってもサンゴにとってはサンゴ同士の激しい生存競争の場でもあります。

リュウモンサンゴ等は他のサンゴに覆い

かぶさってしまいます。

 今日もハナヒゲウツボがいましたが、撮った写真を見てムンクの「叫び」の様な写真になっているのにびっくりでした。

アオウミガメは、サンゴに甲羅を擦りつけて甲羅の掃除をしていました。

この甲羅の掃除が始まるとカメは、掃除に夢中になる事が多く、近づいたダイバーを全く気にしない時が多いので、良い写真を撮る事が出来ます。
 この日も夢中になって体の向きを変えて甲羅の隅々まで掃除していました。

グルクンの大群も押し寄せてきました。

私は撮り損ねてしまいましたが、ゲスト様はイソマグロの写真をしっかり押さえていました。

その後、瀬底島に行きシャークウォッチングを始めました。
 まずは、ジョーフィッシュをも見に行きました。

 どれだけ多くのダイバーがこのジョーフィッシュを見に来ているのか、分かりませんが、まだ用心深いのは変わりなさそうでした。
 水路を泳いでいくと、昨日と同じようにゲスト様もびっくりするくらい巧妙に擬態しているカミソリウオが今日もいました。

ゲスト様に指さしてご案内したのです、それでも最初は「枯葉」と思われたそうです。

そして、いよいよサメの住処に行くと、今日もいました。

ゲスト様は、もっと小さいサメと思っていたようで、2m近くある大きなサメに少し驚かれたようです。

あまりサメの邪魔をしてまたどこかに行ってしまわない様に、あまり近づかずそーっと写真を撮ってダイビングを続けました。

天気にも海況にも生物にも全てに恵まれた幸運な1日でした。

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 2012年 10月 26日(金)
 こんな所に居たのですか!! こんなに上手に化けなくても!!

  透明度はすっかり回復しました。 







  ウミウシも出始めてきました。







君はここに居たのですか!ずいぶん捜しましたよ!
  晴    気温 28度   水温 26度   透明度30m

 今日は、気温がとても上がり暑いです。

水温も今日は26度になっています。

「1日でこんなに水温が変わるかなー?」と思う程の良い天気になりました。

水納島も穏やかで、透明度もすっかり回復しています。

以前メジャーを持ちこみ遠くの岩までの距離を計った事が有りますが、その40m離れている岩が、うっすら見えています。

今日潜った場所は、台風17号や21号後は初めてだったので台風の影響が気になっていました。

 そんな私の心配をよそに、いつも通りチンアナゴは沢山顔を出していました。

 ちょっと深場でも、アキアナゴも沢山いました。

ただとても神経質なのでアキアナゴは中々写真を撮らせてくれません。

ただ気になったのは、台風の影響で砂がどんどん集まってきて根が少しずつ埋まって来た事です。
 今日は、ウツボのボーちゃんが良く出入りする隙間が埋まっていたので、その隙間の砂を掻き出してきました。

その後、瀬底島に行くと、ジョーフィッシュが相変わらず目をキョロキョロさせながら回りの様子を伺っていました。

すぐ近くには、クロスジリュウグウウミウシがいました。
台風の置き土産は沢山あり、今日もペットボトルや空き缶など十個近く回収しました。

枯れ枝も多く海に運ばれ沈んでいます。

今日は、呆れるほど枯葉に化けたカミソリウオを見つけました。
 体に砂埃と言うか、小さな埃を沢山身にまとっています。

この形がカミソリウオと言う事を知らなければ、絶対に見落とす程見事に枯葉に化けています。

 白い砂ぼこりの様なものはいったいどのように体に付けるのか見みたいです。

そして、ずっと捜していたネムリブカがいました。

普段とは違う所に居たので今まで捜しても全く分からないはずでした。

今日は、岩の隙間と言う隙間を一つ一つ丁寧にざかして行きました。

サメにしてみればら折角見つけた静かな場所だろうから、そっと1枚だけ写真を撮らせてもらい、ボートに戻りました。

 潜るたびにBCのポケットに入るゴミは持ち帰るようにしているので、サメに会えたのも海からの恩返しかなと嬉しくなった1日でした。

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 2012年 10月 24日(水)
 色々と色んな生き物が見れた1日!!!
  今日の水納島! 



 グルクンの大群が! こんな感じかな!



  いつもの岩にカメが! こんな感じかな!
  晴    気温 28度   水温 25度   透明度25~30m

 今日は、北東の風です。

昨日はかなり強い風が吹き、海は大荒れでした。

その影響が少し残っていましたが水納島でダイビングを楽しむ事が出来ました。


今日は、船長専門だったので潜られたゲスト様のお話をまとめてみました。

※水中の写真は、今日の写真ではありません。
水納島は、流れが有りましたがグルクンが物凄い数集まっていました。

「美ら海ダイバース」の伊豆原インストラクターの話だと「一財産出来る程の数。」だそうです。

確かに最近はグルクンの数がとても増えていますが今日は群を抜いてい
たようです。

その為か、1mを上回る大きなイソマグロが徘徊していました。

写真を見せて頂きましたが、確かに大物です。
それだけではなく、水納島ではほぼ確実にハナヒゲウツボを見る事が出来ます。

今日は、いつもの場所から少し離れた所でダイビングをしましたが、それでもハナヒゲウツボが居ました。

その後、瀬底島に行き洞窟ポイントに潜りました。

ここでは私の大好きなツバメタナバタウオがいます。

それとマニアが好むヤミスズキです。
 イセエビも3匹ほど見れたそうです。

そして、3本目ではリベルテダイビングサービスの木村インストラクターが、岩に頭を突っ込んでいるカメを見つけました。

冬場になると、良くこの岩に出カメが休んでいます。

昨日の強風で今日のダイビングが、少し心配でしたが色々な生き物が見れてとても楽しめた1日でした。


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 2012年 10月 22日(月)
ジンベエザメの引っ越し。水納島のサンゴに感激のゲスト様!!
     
ジンベエザメを運搬用のイカダに降ろすところ。






最近の水納島です。




リーフのサンゴは、眩しい位に綺麗です。
  晴    気温 28度   水温 25度   透明度25~30m

 今日は、南東の風なのでとても暖かいです。

最近は北風が多く寒く感じる事もあったので、陽に当たれる様にテントを広げずにいましたが、今日は日差しも強くテントが無いと暑くて大変です。

 ボートのテントを広げているとちゅら海水族館の人たちがジンベエザメを運んできました。

水槽のジンベエザメも定期的に入れ替えをしているそうです。

大型のクレーン車でジンベエザメはゆっくりとトレーラーから持ち上げられました。

そしてゆっくり慎重にボート型をして運搬用の水槽に移されました。
無事に作業が済み、沖合の大きな生けすに移され、しばらくこのジンベエザメは休養です。

 さて、日差しが強く水納島は夏のような輝きを取り戻していました。

海に浮かぶ宝石の様です。
ゲスト様は、サンゴの綺麗な場所をリクエストされました。

この場所は、カメも良く見かけます。

甲羅を岩に擦りつけて甲羅の掃除をしています。

甲羅の白い筋の様な模様は、岩に擦
り付けた跡の様です。

「ゴシゴシゴシ」と音が聞こえて来そうなほど、一所懸命に擦っています。

この時は擦るのに夢中で、ダイバーが近寄ってもダイバーをまったく気にせず擦る事に夢中になっています。

 近寄れるからと言って、ウミガメに噛まれると大変な大けがをしますので手を出す様な事はしないで下さいね。

そしてリーフのサンゴは、激しい台風が来たのにダメージを受けることなくきれいなままでいてくれました。

沢山のゲスト様がこの場所に来られましたが、全ての方がこのサンゴを見て感激されました。

ぜひ一度見にお越しください。
 さて、ダイビングが終わりショップに戻ると、マグ(愛犬の名前)がテーブルの上で出迎えてくれました。

車が戻ってくると、とても嬉しくて尻尾をヘリコプターの様にぐるぐる回して出迎えてくれます。

 そして近づくとすぐお腹を出して甘えます。
とっても甘えん坊のマグで、可愛いいですよ。

皆さん方が可愛がってくれるので、とてもいい性格なのだと思います。

水納島のサンゴも見てほしいですが、マグも見てほしいと思った1日でした。

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 2012年 10月 21日(日)

 目立つ魚と目立たない魚!!

   
 バランス感覚抜群のハダカハオコゼ!

         まるで水族館の様です。
  晴    気温 28度   水温 25度   透明度25~30m

 今日も天気に恵まれコンディションはとても良くなりました。

水温こそ25度になりましたが、気温は平年並みの28度に戻りボートの上は、日差しが強く暑いです。

水納島も日が経つにつれ穏やかになり、透明度もどんどん良くなってきました。

昨日見る事が出来なかったハダカハオコゼが今日は、ブリーフィング通りの恰好でイソバナに乗っていました。

赤いイソバナに白いハダカハオコゼはとても色合いが良く、ゲスト様の人気を独り占めしています。

胸鰭を器用に使いイソバナに倒立している感じは、まるで体操選手です。

 地形の変化が好きなゲスト様のご希望で、瀬底島にも行きました。

長いトンネルの様な地形は、ゲスト様の希望通りの場所だったようでゆっくりと味わう様にダイビングされていました。
 アカマツカサに混じりホウセキキントキ等もいます。

とても目立つシチセンベラやニシキヤッコもいてレインボウカラーがとてもきれいです。
 水路がこの場所はとても多く、ゆっくり見て行くとカミソリウオも最近では良く見かけます。

 ハダカハオコゼやニシキヤッコと違い、全く枯葉に擬態しているこの目立たない魚は、枯葉の近くで見かけます。
このカミソリウオは、自分の姿が枯葉に似ている事を知っている訳ですから凄いですよね。

目立つ魚、目立た無い様にしている魚、色々な魚が見れた1日でした。

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 2012年 10月 20日(土)

 ご案内した生き物がいてくれるとホッとします!


     今日のゲスト様

    
    居てくれてホットしました!



    居てくれてほっとしました!
  晴    気温 27度   水温 25度   透明度25~30m

 今日は天気に恵まれました。

  水納島にも行けるようになり、皆さんとても嬉しそうです。

透明度も次第に回復して良くなってきました。


水納島ブルーが戻ってきました。
 ただ台風の後なので、ブリーフィングでご案内した生き物が居なくなってたりするので、困ってしまう事もありました。
 地形が大好きなゲスト様は瀬底島のラビリンスに潜られとても喜ばれていました。

 狭い水路いっぱいに広がるアカマツカサやハタンポの群れは見応えが有ります。
水納島では、ブリーフィングでご案内した生き物全てが居てくれてとてもホッとしました。

 ハナヒゲウツボは色がブルーから次第に薄くなってきている様に見えます。

雌に変わる途中なのでしようか?

遠くには小さいですが、ナポレオンの姿も見えました。

ゲスト様も大喜びです。

そしてカメが私達の方に泳いできました。

カメを追っかけた訳ではありません。

カメの方から私達に寄ってきました。

グライダーの様に水中を滑空するようにお泳いで行きました。

見れない生き物もいましたが、最後はとても満足できるダイビングが楽しめた1日でした。

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【豊年祭の慰労会】 ダイビングの話ではありません
夜は、10/14に行われた豊年祭の慰労会が有りました。

綱引きで南方の人たちが集まり、青年会のメンバーが弾く三線に合わせて皆踊り出しました。

山羊汁がふるまわれ
夜が更けて行きました。

 2012年 10月 19日(金)

 シードアー号が海に出ました、「潜れるなら是非!」と。


 カミソリウオが沢山!

  







 ヤイトハタが再び居ました。
  晴    気温 27度   水温 25度   透明度20~25m

 台風21号が去って、1夜開けました。

沖縄の東海上を抜けてくれたので、本島の西側は思ったより荒れていませんでした。

昨夜ゲスト様から「海が意外と静かなようですが、ボートがだめならビーチでもいいから潜りたいですが・・・」と電話を頂きました。

朝6時30分、瀬底大橋から見た海は、確かに思ったより静かでした。

今朝、9時30に分にボートを陸から海に戻すことになっていたので、「出航が普段より1時間程遅くなりまが、ボートダイフしましょう。」とお伝えすると、電話越しにゲストし様の喜ぶ感じが伝わってきました。

 海は多少波が有りましたが、ダイビングには差し支えありませんでした。

あちこちに台風で飛ばされた枯葉などが海に沈んでいるので、カミソリウオが枯葉に集まっていました。

まるでカミソリウオの集会の様です。
 台風でクマノミのイソギンチャクにも容赦なく大きな波が押し寄せているはずなのに、クマノミは普段通りいました。

 別のポイントでは、グルクンが沢山集まっていました。
 カマスの群れも普段と同じように沢山群れています。

 カマスの大きさが丸々と太っていて以前よりも少し大きくなった気がしました。

 トウアカクマノミも普段通りいました。

 漁礁の中を覗いていたゲスト様が、大きなヤイトハタを見つけました。

テングハギモドキの群れがいて、ノコギリダイの群れとカマスの群れが入り混じり、歩行者天国の様な混みあいでした。

 シャークウォッチングをしていた場所には、残念ながらサメが居ませんでしたが、まさか今日ボートでダイビングが出来ると思っていなかったゲスト様はとても喜ばれた1日でした。

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 2012年 10月 16日(火)

 台風21号はどこに? 潜れなくてもゲスト様と楽しく過ごしました。!! ※ダイビングの話ではありません!


 10/16 瀬底大橋から見た今日の海



  
   早速 1曲弾いちゃいました!

 誰かにライト(明るい)兄弟だなんて!
  曇・雨    気温 27度   

 瀬底大橋から見た海は、昨日よりも少し静かに見えます。

風速は17mとすでに強風域に入っているようですが、風向が北東の為か本部は、予報より見風は弱く波も低い様です。

とはいえ、迷走している台風なので、いつ本部方面に来るかわからないので油断はできません。

昨日陸揚げしたボートが、17号の時の様に船台ごとずれたりしない様にしっかりと固定作業をしました。

ゲスト様と色々相談して、海の状態もあまり良くないのでビーチダイブも中止にしました。


ゲスト様と夜、一緒に食事をする事になりました。

夕方の6時30分からですが時間が経つのが待ち遠しく、6時30分近くなるとそわそわして落ち着かなくなり、とうとうゲスト様に「まだ6時30分ではないですが、居酒屋に行きましょうか?」と、電話していました。
お店に入ると「お帰りなさーい!」とマナピーの声が。

「残波」も私達の帰りを待っていたようです。

早速生ビールを頼みました。

昼間のボートの台風対策で喉がカラカラです。

 このお店の「トロトロ軟骨」は、絶品です。

口の中に入れるだけ溶けて行きそうなほどに煮込まれて最高においしいです。

皆でがっつり食べてしまいました。

お腹が一息ついた所で、ギタータイムです。

ステージをお借りして早速一曲弾かせて頂きました。

ゲスト様もステージに上がり私は、伴奏に専念です。

やがて、マスターとコラボタイムが来ました。

マスターもかぐや姫が大好きで私と同じです。

でも私達にグループ名が付くとすれば「ライト明るい)兄弟」なんて声が聞こえてきました。

明るいのに越した事はない!

マスターとは一度も音合わせしていないのに、ばっちり曲が決まりゲスト様から拍手を頂きました。
 結局 「泡盛残波」は3本空き、ギターは何曲弾いたか分からない程、弾いてしまいました。

おだてられるとついその気になってしまうので、とても扱いやすいと言われます。

 そして最後にマスターの素晴らしい島唄を聞きました。

 「最後にラーメンを食べて帰りましょう。」とゲスト様と決めていましたが、とっくにラーメン屋さんが閉まっている時間になっていた1日でした。

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 2012年 10月 15日(月)

 今月もとうとうこの日がやってきました。!!  ※ダイビングの話ではありません!


 午前6時30分 瀬底大橋から見た今日の海
※ポインターを写真に乗せると普段の海が見れます



 満潮を待ち、午後5時にボートは、陸揚げしました。
  曇・雨    気温 27度   

 台風21号が沖縄近海で停滞して10日近くになります。

毎日台風の動きが気になっていたのですが、この10日間の間ほとんど動かずにいるので、いつも影響を受けていました。

昨日もボートは出航しましたが、さすがに今日の海を瀬底大橋から見ると「欠航。」の2文字しか浮かんできませんでした。

今日のゲスト様も、昨日のお母様方と又別のリピーター様がおられましたが、お母様方にとっても無理はさせられません。

風速17メートルの予報は正しく、瀬底大橋は風切り音が唸り声の様です。

そして、とうとう本格的に台風が接近しそうなのでボートを陸揚げする日が来てしまいました。

 せっかく10/1にボートを降ろしてあげたのに又、陸に上げなければいけません。

 まあ、又休暇と言う事でボートにはゆっくり休んでもらいます♪

 明日は、ゲスト様と相談して何をするか考えようと思います。

それにしても今年は本当に良く当たります。

「宝くじも買っておいた方が良いかな!」と思った1日でした。


本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 10月 14日(日)

 合計何歳のゲスト様かなー? 6年ぶりの瀬底大綱引きは南方の勝利に終わりました!!


この強風でも海は穏やかで多くのダイビング船が出ていました。









    
   地形の面白いのが瀬底島です。











    
     牛若丸と弁慶の戦い!










         勝った南方の綱を持って帰る人。

  曇・雨    気温 27度   水温26度    透明度20m

 今日は、北谷と宜野湾のダイビングショップ様がシードアー号をご利用に来られました。

 最近の強風で沖縄本島の殆どの場所でダイビングが出来なくなっているそうです。

 特に「ボートダイブは高波で殆どのダイビングポートが欠航している。」とっいおられました。

 幸い本部の海は、写真の様にとても穏やかで多くのダイビングポートが今日も出ていました。

海の中も多くのダイバーが居て、秋とはいえ夏の賑わいを見せています。

 今日もゲスト様にサメのお話をすると「ぜひ、見てみたいです。」と言うお返事を頂いたので、シャークウォッチングに行きました。

 10/9にサメに気が付いていら、サメはずっと同じ場所に居ます。

ネムリブカと言う様に、本当に寝てい
るのではと思う位全く同じ場所に居ます。

 ただ、横を通り過ぎる時は、いつも「ジロッ!」横目で見られているのがドキドキします。

 大人しいとはいえ、2m以上ありそうなのでどうしても用心してしまいます。

 サメがいたり、ナポレオンもいる瀬底島は本当に何と出会うか分からない楽しさが有ります。

 そして、今日来られたゲスト様は、平均年齢が70歳以上の方々です。

皆さんの合計は、700歳位なのかなー?

81歳の女性の方も居ます。

私よりも24歳も年上です。

年齢的に私は、この人の息子でもおかしくありません。

そんなせいか「お母さん!」と呼んでしまいました。

ともあれ、この皆様は私たちダイバーの、手本です。

「健康なら、81歳になってもダイビング出来ますよ。」と教えてくれていると思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


【6年に一度の瀬底大綱引き】 ※ダイビングの話ではありません。

今日、10/14は瀬底島の豊年祭の日です。

本当は9/30の旧暦のお盆に開催する予定でしたが、台風17号のせいで今日の開催となりました。

そんな今日も、台風21号の強風吹き天気も雨混じりと心配な天気でしたが、綱引きの時間になると雨も止み、雰囲気が盛り上がってきました。

綱引きは、瀬底島の北側住民は北方、南側住民は南方の2つに分かれて引き合います。

 綱引きに先立ち、弁慶と牛若丸の対決が有ります。

我々南方は(関口は南側なので南方なのです)は、牛若丸です。

北方は弁慶でお互い若者が担ぐ舞台の上で太刀や槍を振り、相手を威嚇します。

 そしていよいよ綱引きです。

審判員席の中央で北方の綱と南方の綱が杭で繋がりました。

 引き時間は10分と言う事でした。

そして5時20分になり、審判が旗を振り綱引きが始まりました。

最初は綱が、「ググッーー。」と伸びるので思わず勝ったと勘ちがいしてしまいます。

綱が伸び切りいよいよこれからが本番です。

一体何人で北方と南方の綱を引っ張っているのかと思いました。

勝負が動き始めたのは、7~8分経ったときです。

南方の方に綱が、ググッーと動き始めたかと思うと一気に南方に綱が滑るようにずれてきました。

あまりの勢いに尻もちをついた人もいました。

我々南方の勝ちが決まった瞬間でした。

踊る人や指笛を吹く人で南方は大騒ぎです。

北方の綱が切れたので、綱が一気に南方にすべり込んで来たのでした。

勝組みの綱を持って帰ると縁起がいいので、南方の綱を皆が持って帰ります。

私も南方の綱を持って帰ってきました。

長めに持ってきたので、欲しいゲスト様に先着順でお分けしたいと思います。
勝ち組の南方の綱が欲しい方は、お申し出ください。

もちろん無料です。

夜になり、琉球相撲大会が有りました。

関口は裏方で、トーナメント表の貼り付けなどをしていました。

小中学生の優勝商品は自転車です。

一般の部の優勝賞品は40インチのテレビです。

相撲に参加できない女子小中学生にもくじ引きで自転車等が当たり、大人も子供も全員で楽しんだ1夜でした。

瀬底に住んで本当に良かったと思っています。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 10月 13日(土)

 今日もシャークウォッチングてす!!


    今日は、私が早番です。



  
    サザナミフグの歯は、凄い!


   
     ペアで仲いいですね。

  曇・雨    気温 27度   水温26度    透明度20m

 今日来られたリピーターさんは、お子様がいらっしゃるのでいつもは午前はご主人、午後は奥様がダイビングに参加されています。

 今日は、午前は奥様が参加されました。

さて、10/9にサメを見つけてから、連日同じ場所にずっとサメが休んでいます。

「今日もいるかな?」と思い行ってみると、サメは今日もじっとしています!

近寄る事も出来そうですが、ネムリブカとはいえ大きなサメなので少しドキドキします。


 添い寝もできそうなくらいじっとしています。

「添いネムリブカ」なんて又くだらないおやじギャグが浮かんでしまいました。

自分でも「もっとまじめな事が浮かばず、何故そんな事ばかり浮かんでし

まうのかなー?」と考えてしまう時が有ります。

まあそう呼ばれても仕方ないこのサメは程じっとしています。。


サザナミフグと対峙しましたが、可愛い顔にホッとします。

ただ歯は、凄くしっかりしてこの歯に噛まれたら大変だと思いました。

カミソリウオはいつもペアでいます。

仲良く泳ぐ姿は、とても睦まじく暖かい気持ちになります。
そトウアカクマノミは卵をしっかりと世話していました。

水深が比較的浅い場所なのですが台風の影響もなかったようでほっとします。

漁礁のブロックは、台風のせいで広範囲に散りましたが、又大きなヤイト

ハタがいました。 

連日北東の風がとても強く、波浪注意報が出て、波高4mなどとてもダイビング出来そうもない予報の連日ですが、北東の風にはめっぽう強い本部は、ダイビングポイントもとても静かで本当に有難いと思った1日でした。
   
本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 10月 12日(金)

 やっぱり君はここがお気に入り何だてすね!!

 この場所はお気に入りなんだね!





  ツバメウオが接近してきます!

  曇    気温 27度   水温26度    透明度20m

 ハイ! 今日も風が強く波高し!

でもポイントに着けば、とても穏やかでホッとします。

波が高いと言っても、ボートに乗る時間はわずか15分程です。

そんな今日も、「ひょっとしてサメが居るかなー?」と柳の下のドジョウ狙いでした。

柳の下のドジョウ狙いは見事に的中し今日もサメはいました。

ここがどうやらお気に入りの場所になったようです。

こんな良い被写体を自分だけのものにしないのがシードアーです。

隣同士になった友達のダイビングボートにもサメが居る事を教えてあげました。

せっかく静かな場所を見つけたサメには大勢のダイバーが押し寄せ、とんでもない迷惑だったかもしれません
が、天気が悪くて沈み気味だったゲスト様もサメを間近で見れて、いきなりハイテンションになりました。

とてもラッキーです。

ここでは、数日前はナポレオンに出会っています。 

瀬底島をぐるっと回り次のポイントに行くと、ツバメウオがいます。

少し曇り空の時程、沢山のツバメウオが見られます。
そして泳いでいくとキラッと光るものがあちこちに見えてきます。

カマスの群れです。

それも数えきれないほどの大群がいつも見る事が出来ます。
 数えきれないほどここでカマスの写真を撮っていますが、それでもこのカマスの数を見るとつい写真を撮ってしまいます。

 カマスを見ると気持ちを抑えられない1日でした。
   
本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 10月 11日(木)

 本部は北東の風が強くてもダイビング出来ます!!

 ニシキアナゴも見る事が出来ます。






 毎年3月頃はコブシメが産卵にやってきます。

  曇    気温 27度   水温26度    透明度20m

 最近は風の音でいつも目が覚めます。

風が強いのでボートが出航出来るかどうかをゲスト様にご連絡するので午前6時20分に海のチェックに出かけています。

 毎日の予報が北東の風15m 波高4mと、ダイビングは全くできないような予報ですが、本部は北東の風には強く、本島が防波堤の役目をしてくれるので、実際の波高は1~2m前後で島影に入れば、波はほとんどありません。


ダイビングポイントもかなり潜れる場所は制限をうけますが、今日潜った場所では、ニシキアナゴが見れます。
神経質なので近寄るには少しテクニックが必要ですが、きれいな模様は私達を虜にします。 

ハナゴンベは、カメが休む岩に根付いています。

 
 2本目は波が波がほとんどない場所でダイビングしました。

ユビエダハマサンゴが多く、スズメダイやチョウチョウウオも多く生息しています。

冬になるとコブシメが集まり産卵にやってきます。

一つの根に5~6匹も集まり時々♀を奪い合う激しいシーンも見る事が有ります。

天気は決して良くありませんでしたが、海の好きなゲスト様はダイビング出来とても満足された1日でした。

   
本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 10月 10日(水)

 今はここが、住処なんだ! 今日は驚かないよ!!

 瀬底島では、こんな群れが見れます!






 1m位のヤイトハタがいました!

  曇    気温 27度   水温26度    透明度20~30m

 今日も海の状態は、昨日と変わらず北風が強く吹いています。

水納島にはしばらく行けないですが、瀬底島では今日もドキドキする事が有りました。

 昨日もこの場所ではテングハギモドキの大群がいました。

この場所では、こんな天気の悪い日には、とんでもない数のテングハギモドキが群れる事が有ります。

 今日も魚達の囲まれ、いつの間にか私達の周りをぐるぐると回り始めました。

  その事だけでも今日のダイビングは、十分でしたが、又サメを見に行こうと言う事になりました。

そんなうまい具合にサメがいるとは思えないのですが、今日もやはりいました。

この場所がどうやら別邸の様です。
 今日は、「サメがいるかもしれない。」と分かっていたのでびっくりしませんでしたが、サメがいてくれてゲスト様も写真が撮れ大喜びです。

2m以上の大きな魚を見る機会がほとんどないので、手を伸ばせば届く程の距離でサメが見れて今日もアドレナリンが全開です。

また、別の場所ではやはり大きなヤイトハタがいました。

ずんぐりとした体で1mもあるヤイトハタも貫禄十分です。

何かを食べようとして口を閉じる「バフッ!」と言う音が聞こえた時はびっくりしました。

ここ数日強い北風が吹いているのでしばらく瀬底島でのダイビングが続いていますが、
全く飽きる事のないダイビングが出来、本当に嬉しく思った1日でした。
   
本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 10月 9日(火)

 気持ちがまったく無防備だったのでびっくり! 若いってやっぱりいいなあ!


 男性のゲスト様は来年70歳には見えないですよね。















 手を伸ばせば届く距離にこのサメが!




















 今日は4曲ほど歌わしてもらいました。




  晴    気温 27度   水温26度    透明度30m

 とうとう冬型の気圧配置は、本気を出し始めました。

まだ10月なのに、11月の様な風が吹いています。

それでもゲスト様は今日も潜れるのがとても最高の様です。


ゲスト様は時々テレビにも出ておられる有名なドクターです。

女性のゲスト様には「何とお孫さんまでいます。」と言ってもなかなか信じてもらえないですが、そして男性のゲスト様は来年70歳です。

髪の毛の量は私は、遥かに負けて、顔のシワの数は、遥かに私が勝っています。

本当のアンチエイジングは、凄い効果です。

私も冬に赤坂に行かなければと思いました。
 さて、海の話ですが、透明度はご覧の通りとても良くなっています。

 風が強いのでこの場所に来るまでは少し波が有りますが、ここはとても静かでダイビングし易かったです。

 中層を飛行機の様に泳ぐゲスト様は「とても気持ちいい。」と、言っておられました。
 クレパスに入ったりホールの様な広場が有ったり広い空間はダイビングをさらに楽しくさせてくれます。

普段入るこのクレパスには、サメが居る事は滅多にありません。

そんな訳で私は心の準備も何もしない無防備状態でクレパスに入っていきました。

幅3m程の細いクレパスです。

「後ろからゲスト様が来ているかな?」と、後ろを振り向くと私のすぐ横に2m超のサメがじっと私を見ていました。

「ネムリブカ!」って確認出来る前に「サメ!」と脳に指令が伝達され、ネムリブカと分かるまでのコンマ何秒の間は、思考停止状態でした。

「居るかもしれない!」と分かっていれば慌てる事もありませんが、手を伸ばせば届く位の距離に2m超のサメはとてもワイルドでした。

ネムリブカと分かった後は、呼吸音を静かにして刺激しない様に写真を撮らせてもらいました。

水納島には行けませんでしたが、それ以上に刺激の有った1日でしてた。
  
本部でダイビング!   GO  DIVE!


【ダイビングの話ではありません。】
夕方6時30分 いよいよアフターダイブの始まりです。

いつもの三線居酒屋で、もずくのテンプラを食べたり、ビールを飲んだりログブックを付けるのもとても楽しくなります。

ゲスト様は、忙しい方なので一年に潜れる本数が10本程度と限られてしまうのです、それでも170ダイブのログが記されています。

本当にダイビングの好きな方々なのです。

この居酒屋のマスターは三線のプロミュージシャンなので当然ながら素晴らしい演奏を聞かせてくれます。

毎年、冬になると関東の沖縄料理屋から呼ばれてライブに行かれます。

今日のゲスト様も、広尾の居酒屋でマスターの演奏を楽しまれていました。

親切なマスターは、私がギターが大好きなのを知っているので、私がステージに上がる事を許してくれます。

二十歳の頃は、勉強もせずギターを持って渋谷辺りのライブハウスで弾き語りなどもしていました。

なのでギターを見ると体がうずいてしまうのです。

時間はどんどん過ぎて、島酒の豊かな味わいと三線の音色、マスターの情緒ある唄声、そして海の好きな仲間たちと飲む酒に酔いながら、楽しい一日は更けていきました。

 2012年 10月 8日(月)

 瀬底島のワイルドなポイント!!

 今日のゲストの皆様!

 
  確かに目は口ほどにものを言ってます!


    8年ぶりにケイミーと!

  晴    気温 27度   水温26度    透明度15~30m

 最近続いている荒天が好天するとは考えて居ませんが、それでもダイビング好きな人たちが今日も集まりました。

 時化る事が分かっていたので、ゲスト様の事を考えて瀬底島の静かな場所に行きました。

 この場所に着くまでは、少し波が有りボートが波を切るたびに水しぶきが飛んできましたが、瀬底島に着くと湖の様に静かです。

 最近は荒天でほぼ毎日このトンネルの場所に来ていますが、透明度はどんどん良くなっています。
 クレパスの隙間にスミレヤッコがいました。

色合いがきれいなので好きな魚の一つです。

正面から写真を上手く撮る事が出来たので写真を見てみると、「私を見つめている。」様な顔をしていました。

「目は口程にものを言う。」と言う諺は本当だと思いました。
 トンネルの中は、相変わらずイセエビがいたりハタンポが群れていたりします。

 狭い水中トンネルを抜けるのは、水中でフィールドアスレチックに参加しているような気分です。

 海底を蹴り上げるとたちまち
海底に沈殿している埃などが舞い上がるので、中性浮力に気を付けながら潜らないといけないので、ダイビングも上手くなります。
浅場に行った時、リーフの上でとても大きい魚が他の魚を食べていました。

尾びれの形が似つかわしく無いのですが、体の形や大きさ、色々な条件を当てはめるとナポレオンとしか答えが進んでいきません。 

皆とてもわくわくしてしまいました。

透明度もあまり期待していなかったのですが、30m位見えていてとても楽しめたダイビングでした。

夜は、8年ぶりに前職場で一緒だったケイミーと合流して、OWダイバーになられたゲスト様の卒業飲み会でした。

 8年の時間の隔たりもあっという間に埋まり、時間を忘れるひと時を過ごした1日でした。

   
本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 10月 7日(日)

 福岡からのゲスト様とご一緒に!「ハーモニー」の皆様はとても調和のとれた皆様でした!

 福岡のダイビングショップ「ハーモニーの皆様!









 トンネルの中は、アカマツカサパラダイス!
  晴    気温 27度   水温26度    透明度15~30mm

 今日は、福岡からダイビングショップ「ハーモニー」の皆様が来られました。

天気はずーっと北風、ひんやりと言う状況が続いていますが、澄み切った青空はとても気持ちいいです。

 1本目は水納島のクジラ岩に行きました。

 本部近辺には、いえじま・水納島・瀬底島と島が3つありますが、その中でここはサンゴが一番きれいな場所だと思います。

 台風17号の猛烈な時化にもあまりの影響を受けることなく、サンゴもいつも通り沢山ありました。
 夜になるとサンゴ同士が勢力争いの為に戦いを始めますが、そんな様子も知ることが出来ます。

 サンゴの種類がとても多いので、様々なチョウチョウウオを見る事が出来ます。

瀬底島では、トンネルの場所に行きました。

いつも通り沢山のアカマツカサが゛出迎えてくれました。

トンネルの中ではミナミハタンポがライトに照らし出されてキラキラと輝いて見えます。

トンネルの天井近くでは大きなイセエビが触角を広げていました。

 アオギハゼや私の大好きなツバメタナバタウオも見る事が出来ます。

私は見る事が出来ませんでしたが、ゲスト様は大きなイソマグロを見たそうです。

 ダイビングショップ「ハーモニー」の皆様は、名前の通りとても調和のとれた皆様でパディーシステムもしっかりされ、スタッフの方とそして何とスタッフのお母様までご一緒に参加されているとてもアットホームな皆さまでした。

次回は天気の良い時にもっと色々な場所をご案内しいと思った日でした。

  
  本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 10月 6日(土)

北風吹いても何のその!

   水面のボートまで30mです。







  ハナヒゲ兄弟



      
   戻ってきたカエルアンコウ!
  晴    気温 27度   水温26度    透明度30m

北風が吹いていますが、水納島に向かいました。 

波は多少ありますが、ダイブマスターのお二人には全く問題ありません。

透明度は、どんどん良くなっています。

今日は、ブリーフィングで説明した通りの生き物が説明した通りの仕草をしてくれて、カメさんに感謝状を贈りたい気持ちでした。

甲羅をきれいに掃除するアオウミガメは全く私達を気にとめません。
ゆっくり見る事が出来ました。

ハナヒゲウツボも、何と2匹も出て居てくれました。

「出るのは1匹でいいから、コンスタントに居てほしいなあー。」なんてぜいたくな気分になってしまいました。

浅場のサンゴは、強烈な台風にも耐え、見事に残っていました。

と言うより「しっかり耐えていました。」と言った方が正しいかもしれません。

テングカワハギにしても、波高12mの波が来たらこの水深5メートルのリーフには居られないはずなのに、しっか
り戻っていました。

そして嬉しい話は、私は気が付かなかったのですが、オオモンカエルアンコウがもどってきました。

2ヶ月くらいの長旅から戻ってきたのです。

いつも潜ると居て当然のカエルアンコウで、そして見ては「全く黒い塊にしか見えず、オイルボールみたいな魚だなあー。」なんてひどい事を言われ、しかし、姿を消すと、途端にさびしくなってしまいました。

今、君の有難さが身に沁みています。

「もう2度とオイルボーなんて言わないから(オイルボールと言ったのは私じゃなか)どこにも行かないで。」

と、お願いした1日でした。

  
  本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 10月 5日(金)

カメハウスは、完全に様変わりしていました。

    
  水面のボートまで30mです。











  コバンザメがちょんまげの様でした。








「ちょっとおー!狭いだろーっ!」と言ってる様な目つきですよね。
  晴    気温 27度   水温26度    透明度25~30m

 すっかり秋めいてきた沖縄です。

昨日から西高東低の気圧配置のお陰で、北風がずっと吹き続け毎日「水納島に行けるかなー?」と心配な日が続いています。

そんな心配を背負いながらボートを走らせると「あっ!今日も大丈夫。」と安心しました。

波は多少ありますが、透明度は確実に戻ってきてやっと30m近くの透明度になりました。

心配な事は、設置してある水中ブイのロープが台風で傷んでいないか?

又、台風で埋まってしまった場所が無いか等色々とあります。
今日潜った所はそれほど大きな変化が無くホッとしました。

いつも通りヨスジフエダイも沢山いて普段通りの生活をしている様に見えます。

昨日のハダカハオコゼもそうですが、このヨスジフエダイも猛烈な波高12m
の波の中、ここに居たとは思えないのですが、一体どの様に波に対応しているのか不思議でなりません。

2本目はクジラ岩に行きました。

ここでの心配事は、見事なサンゴの群生が台風で壊されていないかです。

私の心配をよそに、ここのサンゴは相変わらず見事になのでホッとしました。

クジラ岩でもう一つの心配事は、去年の5月の台風で壊され埋まってしまったカメハウスがどうなったかです。

私の期待は、「台風が来て埋まってしまったカメハウスの砂がどこかに飛ばされて元に戻っていればいいなあー。」と言う事です。

残念ながら埋まったカメハウスはもとに戻ってませんでした。

もうカメが入れるスペースは有りません。

所がこの狭い空間と言うか水間にネムリブカとマダラエイが入っていました。
最初はネムリブカに気を取られていたのでマダラエイに気が付かなかったのですが、良くこの狭いスペースに「サメとエイが!」と感心しました。

カメハウスが、台風で壊される前もカメだけでなく良くサメも入っていたのでやはりお気に入りの場所の様です。

 サメをビックリさせるつもりもないので、呼吸音は出来る限り静かに近づいて行ったのですが、サメが動き出しました。

そしてマダラエイに「狭いなあー、もっと向こうに行ってくれないかなー!」と言ってるような目つきでエイを見ていました。

今はサメハウスとなってしまいましたが、今度ゲスト様が居ない時に、サメはハウスの砂を掻き出して、もとのカメハウスに戻そうと思っています。

そうすると、きっと水納島の主のカメも戻ってきてくれると思うのです。

甲羅が1m以上あるとっても大きなアカウミガメです。

人の力なんて自然の前では無力ですが、「人の手で戻せる所は戻せたらなあー。」と、思った1日でした。
  
  本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 10月 4日(木)

水納島は、少しずつ回復してきました。 


 瀬底大橋から見た今日の海!


  水納島のハダカハオコゼ!



   瀬底のジョー!
  晴    気温 27度   水温26度    透明度20~25m

冬型の西高東低の気圧配置のせいか、北風の多い日が続いています。

ただ、天気はとても良く空気も乾燥している感じで、景色がとても澄んで見えます。

毎日瀬底大橋を通りますが、今日の瀬底大橋から見た海は昨日よりも白波が無く、一段と穏やかに見えました。
海早速水納島に行くと、思ったよりも静かで、透明度も昨日の水納島よりも一段と回復しています。

ボートを留めているのは水深12mの場所ですが、この前の台風では波高12mと言うとんでもない波高です。

今いる所の水深と同じ高さの波がこ
の場所に押し寄せていたかと思うと自然の力の凄さに驚くばかりです。

「その時の海の中ってどんな事になっているのかなー?」と、思わず考えてしまいました。

さて、いつもの根には、ハダカハオコゼが2匹。

一番流されやすそうな体型なのに「良く波高12mに耐えて頑張ったね!」と褒めてあげたいです。

そして次に行った場所でも、台風前と同じようにハナヒゲウツボがいてくれました。

台風が来ると、ハゼなど海底に生息する生物たちの巣穴が塞がり、居場所を変えたりする事が多いのですが、このハナヒゲウツボはガイドとして本当に有難いです。
そして3本目で回った瀬底島でも、台風前と同じようにジョーフィッシュが居てくれました。

朝も一度この場所に回ってきたのですが、透明度があまり良く無かったので水納島に行きましたが、3本目では朝よりも透明度が回復していました。

私達にしてみれば、あまり良く無い透明度でしたが、ゲスト様はボートに上がると「とっても綺麗だったです。」と喜ばれた1日でした。
  
  本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 10月 3日(水)

水納島は、透明度は少し回復していました!! 





  水納島の南側はサンゴが沢山あります。
  晴    気温 27度   水温26度    透明度20m

ゲスト様のダイビングも今日が最終日です。

せっかく本部に来てくれたのに、台風の影響で良い場所をお見せできなかったので今日は水納島に行きました。

水納島も台風の影響が大きく残り、定期船の待合所のガラスが割れたり、海の家の建物が全壊したり大変だったようです。

そんな水納島も台風が去って4日経ちました。
海の中は、昨日よりも透明度は良く、20m位見えています。

これでも普段の透明度の半分位なのですが、ゲスト様にとってはせっかく来た本部なので喜んでいただけました。

水納島の北側は波が高いので南側のダイビングです。
水納島の南側は、沖に向かって長いなが点在しています。

その根の周りにはユビエダハマサンゴが群生して、根の周りには大きなアザミサンゴも見かけます。

水面休息中に大きなウミガメが呼吸しに水面に上がってきました。

水納島はウミガメも良く産卵する島です。
大きなアカウミガメもいて、ダイバーを全く恐れないカメもいます。

目の前まで大きなウミガメが来て、私達を覗き込むように見て方向を変え泳いで行ったかと思うと、又舞い戻って来て顔をまじまじと見られた事が有ります。

(写真は2008年の写真です。)
特に水納島の南側に居るカメは大きいです。

サンゴが多いので、スミツキトノサマダイやトゲチョウチョウウオ、セグロチョウチョウウオ等の色彩の豊かな魚が見れます。

キホシスズメダイが群れを作って泳いでいたり、海の中もいつも通りに戻ろうとしている様に思えた1日でした。
  
  本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 10月 2日(火)

ダイビング出来て、本当に良かったです!! 


 




  塩川沖の水中富士!
 曇 晴    気温 27度   水温26度    透明度10~15m

今日からやっと現役復帰です。

シードアー号も本来の仕事に戻る事が出来ました。

中国大陸に高気圧が有るので北風が吹き、とても涼しい感じがします。

ゲスト様にとっては、ダイビングが出来るかどうか落ち着かない日々でしたが、ダイビングが出来ると分かるととても嬉しそうです。

海はまだ波とウネリが多少残っているので今日は無理せず静かな場所でダイビングを楽しみました。
瀬底島でダイビングを始めると、やはり透明度は普段の半分以下とあまり良く有りませかんでした。

しかし、こんな時に良くテングハギモドキの大群が現れるので期待していました。

予想は的中し相当なテングハギモド
キの群れがいました。

私達の周りをぐるぐる回ったりしています。

又、本部の塩川と言う場所の沖には、大きなコブハマサンゴが有ります。

富士山の様な綺麗な形をしています。

このサンゴは、1年で5mm~1cm程度しか成長しないそうです。

直径5~6m有るこのサンゴがここまで育つには、何百年も掛かっている事になります。

そしてこの場所はユビエダハマサンゴもたくさん生息しています。

サンゴの間をテングカワハギが泳いでいました。

アカククリもいたり台風開けでも魚達は減ることなく普段通りの生活をしているように思えました。
「早く天気が回復する事と言いなあー。」とゲスト様とともに願った1日でした。

※電話線、携帯電話の電波状態などが復旧しました。
  長らくご迷惑をおかけしました。
   
  本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 10月 1日(月)

 又、停電と電波障害!! ※ダイビングの話ではありません!


 海に戻ったシードアー号!
 曇 晴    気温 27度   潜れません

 台風が去りましたが、停電が続いています。

また、瀬底島の中で携帯が繋がりにくくなっています。

瀬底島から出ると電波状態が良くなりますが、とても不安定です。

又、固定電話も雑音が入り聞き取りにくい状態が続いています。

その為か、インターネットやメールが使えない時が有ります。

メールでは、返信できない場合がございますので、お急ぎの方は
090-68650773又は0980-47-4837にご連絡ください。

明日はボートを出す予定なので今朝ボートを海に戻しました。

しかし台風17号はここ数年の中で一番凄い台風でした。

瀬底小学校の体育館の瓦が半分以上飛ばされ、本部の渡久地港ではボートが転覆し、電信柱も倒され、屋根が飛ぶ被害は数えきれません。

シードアーは、雨どいが飛ばされるのとフェンスが倒されるだけで済み、軽度の被害で済んだ事を、本当に有難く思います。

台風の片付けは、大変ですが気持ちを切り替え明日からの仕事に打ち込もうと思った1日でした。

被害に遭われた方々の1日も早い復帰をお祈りしております。

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