シードアーのダイビング日記  2011年 3月 
(ダイビングの話でない時も有りますが、本部とシードアーの最新情報を・・・)

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※グーグルクロムの場合、正しく見れない場合が有ります。

 2011年 3月31日(木)

 本部町ダイビング協会主催、海底清掃!


 一気に海底清掃をしますよー!
※ファイブオーシャンさんはカメラマンをしたので映っていませんが、もちろん一緒に活動しました。


 この時期にシーガルとは、若さなのか?


 晴     気温20度      水温21度   透明度 15m
  

 今日、お世話させて頂くのは、普段からダイビングで利用させて頂いているゴリラチョップの海底です。

 2月16は、ゴリラチョップのビーチや階段そして駐車場周りの草刈りや、ゴミ拾いをしました。

3/5のサンゴの日は、土曜日という事も有りダイビング協会の各ショップ様もゲストの皆さんがおりましたので、今日の海底清掃となりました。

 北風の吹く冬場は、本部半島の北側はかなりゴミが集積しますが、ゴリラチョップのビーチは、南に向いているので、思ったよりもゴミは少ない状態です。

夏になると南風が吹いてきて遠い海からの色々な贈り物がビーチや海底に届きます。

 海底のゴミで、一番多いのはやはりコンビニやスーパー等の白いビニール袋です。

ただ、ここ数年ビニール袋が有料なったせいか、以前より少なくなって感じがします。

今日潜った中で、気になったのはダイバーの落としたタンクのテープです。

海底に落ちているタンクのテープは間違いなくダイバーが落としたものです。

タンクのテープは、剝した後タンクに貼らずに必ずメッシュバックのポケットに入れたり、車の中に入れたりしましよう。

そして、フィンストラップり切れはしも拾いました。

釣り針と重りなども多いです。

釣り人は、引っかかった針を潜って取る事が出来ないので仕方ないと思いますが、「私たちダイバー糸等を見つけたら拾うといいなあ。」と思います。

今日は、協会としての海底清掃ですが、私は潜るたびに「1ダイブ1ピックアップ運動」をもう10年以上続けています。
 
1回潜るたびにBCDのポケットに入るゴミを1つ拾うというものです。

これならまったく負担がなく、毎回出来ます。

皆さんも、1ダイブ1ピックアップ運動をしませんか。

そして、今日は2ダイブ潜り、気になるゴミは拾いました。

清掃が終わり、エキジットすると何と!シーガルだったスタッフがいました。

名前は言えませんが「アクアボボさんの静ちゃんです。」あーーーーー言ってしまいました。

寒さを感じないのは、若さ・・・? 暑がり・・・? 失礼なのですが、鈍感? いずれにせよ皆の称賛を浴びていました。

そんな素敵で元気なインストラクターにお会いしたい方は、是非アクアポポさんに行ってみてください。

そんなわけでオジサンたちは、海をきれいにした後ビーチから戻った1日でした。


※本部町ダイビング協会では、東日本大震災で被災された方々を支援するために義援金箱を設置しており、協会会員ショップに置かれています。
シードアーは売上の一部も寄付させて頂いておりますが、1コイン(100円)で結構ですので皆様方もご負担がない程度にお気持ちをご協力よろしくお願い申しい上げます。
集められた義援金は、本部町ダイビング協会から日本赤十字沖縄支社に送られます。

本部町ダイビング協会 加盟店 五十音順
 アクアポポ・アシビーブルー・エムエムシー・シードアー・セリシャス・ファイブオーシャン・マザーアース

                          
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 2011年 3月27日(日)

 コブシメの♀を巡るバトルは今日も続いていました!


 シークレットサービスの様に♀の側にいるオス


 私も敵に見えたのかメスを守ろうとしているようでした。


 いつ見ても、通って行きたくなります。。


 曇     気温16度      水温21度   透明度 20m
  

 「今日のゲスト様に、コブシメの産卵シーンが見れたり、コブシメ同士のバトルが見れますよ。」と、お伝えすると、ぜひ見たいという事になりました。

 生き物の事だから、100%はありえないのですが、最近はずっーとコブシメが産卵しているので今日も見れるのではと思いました。

 そして、いつものサンゴのところに行くと「あれ? いないっ!」少し焦る自分がいました。

いつものサンゴは卵が満杯でもうこれ以上卵を産めないくらい卵だらけになっています。
 「もしかしたら、他のサンゴに移ったのかなー?」と思い、他のサンゴを見渡しました。

 すると、昨日と同じように少し離れたサンゴの上でフワフワ浮いている物体が4つぐらいかすんで見えました。

静かにそーっと近づいていくと昨日見たTHE オスという風格十分のコブシメです。

 今日もメスを狙って他のオスがメスを遠巻きに見ていました。

 メスを見守るTHE オスのコブシメは、他の小さなオスコブシメが♀に近づくと、メスとの間に入り、思いっきり威嚇の表情を小オスコブシメに浴びせていました。

 オスは自分の体で♀に見える部分は、なめらかな優しい体色をしていますが、敵対するオスから見える部分は体にとげを出したり体色も、どぎつい色になっていました。

 メスは、そんなオス同士のやり取りが気になっているのかなかなか産卵しません。

でも、一回り大きなTHE オスという風格十分のオスが、側に来ると安心したのか、産卵を始めました。

一旦産卵が始まると、ためらう事無く産卵が続きました。

その後、ダイビングポイントを変えて洞窟ポイントに行きました。

ここは水族館の様にアカマツカサがじっとしています。

ライトを持って入るときらきらとハタンポの群れが映し出されてとてもきれいです。

港に戻ると、アシビーブルーのオーナーの山田さんから水納島の沖合でクジラと出会えたという話を聞き
、「次回はクジラに出会えるといいなあー。」と思った1日でした。

※本部町ダイビング協会では、東日本大震災で被災された方々を支援するために義援金箱を設置しており、協会会員ショップに置かれています。
シードアーは売上の一部も寄付させて頂いておりますが、1コイン(100円)で結構ですので皆様方もご負担がない程度にお気持ちをご協力よろしくお願い申しい上げます。
集められた義援金は、本部町ダイビング協会から日本赤十字沖縄支社に送られます。

本部町ダイビング協会 加盟店 五十音順
 アクアポポ・アシビーブルー・エムエムシー・シードアー・セリシャス・ファイブオーシャン・マザーアース

                          
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 2011年 3月26日(土)

 海の中は、新しい命が増えていました。


 ケショウフグは目が゜印象的でした。


 ボートの下はウミシダが寄り添いきれいでした。


 カマスたちがじっとしています。


 曇     気温17度      水温21度   透明度 20m
  

 昨日は別の場所でダイビングをされたゲスト様が今日は来られました。

昨日のダイビングでは、港からダイビングポイントまで1時間前後かかり波も有ったのでとても大変だったようです。

そこで本部ならダイビングポイントまで大体20分前後(近い所は10分です。)と近く、船酔いの心配も少ないというのも、本部に来られた1つの理由だそうです。

海に入るとも、ボートのすぐ下にいろんな色のウミシダがありとてもきれいでした。

そして水深を増して行くとケショウフグがいました。

目の周りの模様がとても可愛く見えます。
更に海底の砂地をそっーと見てみるとニシキアナゴが今日も顔を出していました。

結構神経質で、私たちの特に排気音が気になる様です。

排気はゆっくりとしながら近づけば、かなり近づく事が出来ます。

昨日のコブシメポイントに行くと、今日は何と1匹のメスにオスが7匹近く集まっていました。

しかし昨日いた他のオスより一回り大きいTHE オスが周りの小オスを近づけようとしませんでした。

これだけ周りにオスが集まっていると、THEオスも周りの小オスが気になるのか人間にかまっていられない感じで、かなり近づく事が出来ました。

気温は17度で風が少しあり船上は、少し寒いですが、海の中はかなり熱い1日でした。

※本部町ダイビング協会では、東日本大震災で被災された方々を支援するために義援金箱を設置しており、協会会員ショップに置かれています。
シードアーは売上の一部も寄付させて頂いておりますが、1コイン(100円)で結構ですので皆様方もご負担がない程度にお気持ちをご協力よろしくお願い申しい上げます。
集められた義援金は、本部町ダイビング協会から日本赤十字沖縄支社に送られます。

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 2011年 3月25日(金)

 海の中は、新しい命が増えていました。


12歳のアドヴァンスドダイバーのアオキ君とお母様


 コブシメが産卵していました。


 トウアカクマノミと一緒に!


 曇     気温17度      水温21度   透明度 20m
  

 今日は、曇り空で天気を心配されていたゲスト様ですが、海はとても静かで良いコンディションでした。

半年ぶりという事も有り、ハンドシグナルや、マスククリアーや上手な潜行の仕方など一つ一つ復習していきました。

 お兄ちゃんのアオキ君は、12歳ですがれっきとしたPADIアドヴァンスドダイバーです。

海に入ると、ここにはサンゴが沢山あります。

今はコブシメが良く産卵しているので「今日も産卵が見れたらいいなあ。」と思いながら遠くのサンゴを見ていると、サンゴの上をフワフワと浮かぶ物体が3つありましとた。

「コブシメがいたー。」とゲスト様に教え少しコブシメと距離を取りながら見ていると、メスが産卵を始めました。
 産卵が始まるとコブシメは、産卵に集中しているのか、近寄っても全く逃げようとしません。

 メスの側には、倍くらいの大きなオスが産卵を見守っています。

 オスは体格がとても大きくTHE ,オスという風格があります。
そして、コブシメが去った後サンゴを覗いてみると、真っ白な卵が沢山産み付けられていました。

純白でとてもきれいでまるで海ウサギを小さくしたようです。

水面休息中にアオキ君が「泳いでいいですか。」というので「いいですよ!」と返事を返すといきなりウェットスーツを脱ぎだしたの思わず「どうしたの?」と聞くと、「泳ぐのにウェットスーツが邪魔だから脱ぎます。」
とアオキ君。

お母さんはボートコートを着て丸くなっているのに、裸で泳ぐなんて、思わず止めてしまいました。

ウェットスーツを着て泳いで頂きました。

その後トウアカクマノミを見たりしました。

風が多少強い1日でしたが、ゲスト様はコブシメの産卵シーンが見れてとても喜ばれた1日でした。

※本部町ダイビング協会では、東日本大震災で被災された方々を支援するために義援金箱を設置しており、協会会員ショップに置かれています。
シードアーは売上の一部も寄付させて頂いておりますが、1コイン(100円)で結構ですので皆様方もご負担がない程度にお気持ちをご協力よろしくお願い申しい上げます。
集められた義援金は、本部町ダイビング協会から日本赤十字沖縄支社に送られます。

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 2011年 3月24日(木)

 OMSBシュノーケリングディレクター検定コース終了しました!


 検定も難なく終わり、マグと一緒に記念撮影!


 ボート事業の優良事業所指定通知書


 曇     気温17度      水温21度   
  

 今日は、OMSBシュノーケリングディレクターコースの最終日です。

このOMSBシュノーケリングインストラクター制度が出来た経緯についてご説明します。

平成13年度から沖縄での水難事故の23%近くがシュノーケリングによる事故なのです。

ちょっとシュノーケリングを経験した人が、「シュノーケリングは簡単でこれなら専門知識がなくても大丈夫。」と、過信し自分はシュノーケリングが出来るからと言って全くの未経験者を誘って海に行ったり。

 「シュノーケリングだったら簡単だし、この辺の海は少し知っているから資格は必要ないからシュノーケリングガイドのバイトをやろう。」とゲストを集め海に行き、トラブルが発生した時に対処法を知らず事故になる事が多い結果が出ました。

沖縄県警が事故分析をして、シュノーケリングの事故を減らす為に、きちんとして指導を受けたシュノーケリングインストラクターを養成する事と、ゲストの皆さんにシュノーケリングで事故に遭わないようにする為にシュノーケリング安全マニュアルという小冊子を作りました。

そして今回検定を受けに来られた方々は、シュノーケリングインストラクターを育て、認定する方々なのです。

潜水業の優良事業所指定通知書
 水難事故を減らそうと毎年頑張っていますが、ダイビングショップやマリンショップの努力だけでは事故は減りそうも有りません。

私のいる瀬底島でも、暖かくなるとシュノーケリングを楽しむ方が沢山いますが、そのほとんどの方はライフジャケットを持たず、
潮の流れも分からずに泳いでいる方が多いです。

その様な状態でシュノーケリングされている方は、今まで事故がおきなかったのは、たまたまお起こらなかっただけです。

これから沖縄は海のシーズンを迎えますが是非安全に気を配り楽しい思い出を作ってお帰り下さい。

OMSBではシュノーケリングスクールも開催して、修了者にはSカードが発行されます。
そして今日、本部警察署から優良事業所の指定通知書が届いた連絡がありました。

来年3月31日まで潜水業とボート事業の優良事業所として指定を今年も受ける事が出来ました。

これでマル優マークを今年もホームページに貼れます。

H24年3月31日まで有効     マル優マークには必ず有効期限を記載する義務があります。

今年も瀬底中学校のスノーケリング安全授業や自分にできる事を精一杯やっていこうと思った1日でした。
※本部町ダイビング協会では、東日本大震災で被災された方々を支援するために義援金箱を設置しており、協会会員ショップに置かれています。
シードアーは売上の一部も寄付させて頂いておりますが、1コイン(100円)で結構ですので皆様方もご負担がない程度にお気持ちをご協力よろしくお願い申しい上げます。
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 2011年 3月23日(水)

 OMSBシュノーケリングディレクター検定コースを開催しました!


 まるで水棲動物のように潜行していきます!


 久しぶりの水泳は、やりがい十分だったようです。



  深い海底に落としたマスクを裸眼で何んなく捜しました。
 曇     気温17度      水温21度   透明度 15m
  

 今日から、OMSBシュノーケリングディレクターコースの開催です。

そんな今日に限って、今朝は風の音で目が覚めました。
「今日は、検定をしなければいけないのに、海は大丈夫かなー?」と心配になり、早速着替えて海まで行きました。

午前7時前の海はとても穏やかで誰もいなくて気持ちいい海で安心しました。

そして今日のOMSBシュノーケリングディレクターコースは開催する事になりました。

OMSBは、「沖縄の海を守りたい。」と思想に基づいて、設立された財団法人で、沖縄県マリンレジャーセーフティービューローと言い、その頭文字をとってOMSBとなって"おむすび"と呼ばれています。

またOMSBは、マリン関係の優良事業所の認定もしており、シードアーも優良事業所に指定されています。

ここ数年沖縄では、シュノーケリングがとても盛んになり、その手軽さゆえ一般の方々も簡単に楽しめる事から、シュノーケリングの事故が多発してきています。

シュノーケリングの事故を防止する目的で、シュノーケリングインストラクター制度がOMSBにより作られました。

関口は、2005年からOMSBのシュノーケリング名誉ディレクターとして、任命されています。

今日から明日まで、シュノーケリングディレクターになられる方の検定をさせて頂いております。

とは言え、参加されている方々はダイビングインストラクターとして、すごい経験をお持ちの方々ばかりです。

そんなベテランの方々ばかりなのですが、とりあえず規則は規則なので、しっかり検定コースを受けて頂きました。

今日の午前中の検定種目は、泳力と潜水能力です。

400mの泳力検定やマスクを水深5m以上の海底に落とし、スキンダイブでマスクを水中で捜しその後、装着したり、水深8メートル以上の海底にウェイトを落としそのウェイトを取りに行ったりします。

 久しぶりに良い運動の様でしたが、さすがにベテランの方々は海底の落とし物を取りに行くのも、アシカやイルカが潜るように、何事もなかったのように拾い水面に戻ってきました。

 マスクを落とし、裸眼でマスクを捜しに行くのは水中のマスクがぽやけてなかなか見つけにくいのですが、ベテランのこの方々は魚眼なのか分かりませんが、マスクがはっきり見えているかのように何なく探し出しました。

そして午後からは、学科講習です。

海から上がり冷えた体が温まり昼食を食べた後の学科講習ほど眠気を誘うものはありません。

ここでも、ベテランはすごいのです。

「あれ!」ベテランの眼は開いているのですが、瞬間的に眠っているようにも見えるのです。

「さすが!ベテランは隙を作らない!」と思いそして、話しかけてみると話が通じるのがベテランの凄さです。

しかし、あのどこを見ているか分からない眼の焦点は、寝ていたはずなのですが・・・・?

でも「私ならきっといびきをかいてしまうな。」と思ってしまいました。

そんなベテランの方々と検定とは言いながら、良い緊張感?で今日のコースが終わった1日でした。

※本部町ダイビング協会では、東日本大震災で被災された方々を支援するために義援金箱を設置しており、協会会員ショップに置かれています。
シードアーは売上の一部も寄付させて頂いておりますが、1コイン(100円)で結構ですので皆様方もご負担がない程度にお気持ちをご協力よろしくお願い申しい上げます。
集められた義援金は、本部町ダイビング協会から日本赤十字沖縄支社に送られます。

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 2011年 3月21日(月)

 水納島はダイビング日和でした!


あまりに急な出現でした。


 モアイ像の様に上を見上げていました。


 黒い塊の様ですが、口を開けているのが分かると思います。
 晴     気温25度      水温21度   透明度 30m
  

 今日は、昨日よりも海は静かになり遠くにホエールウォッチングのボートが集まっているのもよく見えます。

 海の中に入るとやはりクジラの声が聞こえてきました。

水納島は、昨日よりも透明度が良くなっていました。

海底の砂地が急に影になったので、水面を見上げるとおおきなトビエイが頭上を通り過ぎて行きました。

急な出来事の為、カメラの準備が間に合わず遠くからの1枚になってしまいました。

 水深を徐々に深くしていくとヒレナガネジリンボウがいました。

 神経質なので細心の注意を払って近づこうと思ったのですが、一向に引っ込みそうな素振を見せず、結局30~40センチくらいまで近づく事が出来ました。

  周りを見渡すと、一面にチンアナゴが海底からツクシの様に体を出していました。

流れてくるプランクトンを一所懸命に食べています。

近づくと、引っ込みますが、他のチンアナゴが私達を気にせず流れてくるプランクトンを食べているのを見ると引っ込んでいたチンアナゴも「人間が近づいても大丈夫なのか!」と安心した様子でまた、スーッと体が海底から出してきます。

水深の少し深い場所では、カエルアンコウが2匹いました。

30㎝近くありそうな大きなカエルアンコウです。

しかし黒い体は、写真を撮った後で見ても、どこが顔でどこが尻尾なのかとても分かりにくいです。

ただの黒い塊にしか見えないのは、究極の擬態かもしれませんね。

こんな真っ黒の塊がエスカ(額に付いている疑似餌の様な物)を振っていたら小魚は騙されて寄ってきてしまいますよね。

どうしてこんな風に進化したのかとても不思議に思った1日でした。


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 2011年 3月20日(日)

 シードアーの周りでも募金活動の輪が確実に広がっています!


 久しぶりのダイビングですがとてもリラックスされていました。


 トンネルを抜けるのは少しドキドキします。


育心会から、本部町役場に義援金を寄付させて頂きました。
 晴     気温20度      水温21度   透明度 25~30m
  

 南風で今日は暖かくなりました。

今日のゲスト様は久しぶりのダイビングなので、水納島の浅い所に行きダイビングの勘を取り戻しました。

潜行ロープ沿いにダイビングを始めると、周りにはヤマブキベラやオジサンやオグロトラギス、クマノミまでもが寄ってきました。

久しぶりのダイビングも早速魚たちが集まってきて緊張が一気にほぐれて行くようです。
沖の根に行くと、キンギョハナダイがオレンジ色がとてもきれいです。

そして、ハナミノカサゴが鰭を広げて優雅に泳いでいます。

水面を見上げると、今日もグルクンの群れが流れていました。

  ゲスト様はすっかりダイビングの勘を取り戻された様で、ゆったりと滑るように水の中を泳がれていました。

その後瀬底島に行き、洞窟に行きました。
洞窟の中ではゴシキエビが狭い穴の中に隠れようとしていましたが、大きなヒゲが邪魔してうまく隠れられないようです。
 その後安全停止の為、根の上に行くと、見事なサンゴの群生があります。

 一面サンゴだらけです。

 数種類のクマノミを見たり、スミツキトノサマダイやミスジチョウチョウウオや、スズメダイも沢山います。
  瀬底島は、地形が面白い場所や魚が沢山いる場所等があります。

この見事なサンゴがいつまでも残るように努力しようと思った1日でした。

そして、夜は瀬底小中学校の生徒の為に活動するPTAの有志が集る「育心会」の親睦会がありました。

育心会は、各部活動の父母会とは別に少人数の瀬底小中学校の生徒に野球やバレーのボール、スポーツドリンクなど、部費でまかなえない時に生徒の為に色々と寄付する支援クループです。

今日の親睦会では、各PTAから寄せられた義援金が本部町役場の方に手渡させれました。

金額的にはわずかかもしれませんが、心のこもった義援金なのは間違いありません。

これから、夏にかけてゲスト様が増えれば、シードアーもそれだけ売上の中から義援金を寄付できるので、早くシーズンが来てほしいと思いました。

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 2011年 3月19日(土)

 少しずつですが、前に進んでいます!


 募金箱に寄付してくださいました。


 とても色鮮やかで形の整ったサンゴです。


 今日もグルクンの大群が流れて行きました。
 晴     気温20度      水温21度   透明度 25~30m
  

 今日は、募金箱に名護のフィールダイブのお客様の石黒様と宮本様が募金にご協力したくださいました。

 お2人それぞれ紙幣を寄付して下さり、ささやかな募金活動なのですがとても有難く思いました。
本当にありがとうございました。

この時期は、もともとゲストの方も少ない時期なで、今回の震災でどこのダイビングショップもキャンセルが相次ぎ募金活動も思うようにはかどりませんが、それでも少しずつですが、皆様のおかげで着実に前に進んでいます。

「本部町ダイビング協会として、早く被災地に送れればいいなあ。」と思いました。

 さて、海はとても穏やかになり、今日は水納島で2ダイブ、瀬底島で1ダイブしてきました。
水納島は、真っ白な砂地に根が点在するポイントやサンゴの大群落があるポイントなどがあります。

 今日潜った場所はとてもきれいな赤いサンゴが手のひらを広げた様に大きく広がっています。

ここまで育つには随分時間が掛ったはずですが、きれいな姿を見ているとそんな事を忘れてしまいます。

  別の場所にも赤いサンゴがあり、そこには白いハダカハオコゼが胸鰭をまるで前足の様に広げてサンゴにつかまっていました。

サンゴとサンゴの間に挟まっているような格好です。

 しばらく泳いでいるとオニヒドデがいたのですが、足2本だけでした。
オニヒトデの生命力の強さは、話には聞いていましたが、足2本だけのオニヒトデを見たのは初めてでした。

 裏返してみると、口の様な部分は、はっきり見えなかったのですが、確かに生きています。

この生命力の強さには感心してしまいます。
  瀬底島では、ミナミハコフグの幼魚を見ていると、何やら大きな物が泳いでいるのが見えました。

 沖の方から、まるで新幹線がホームを駆け抜けて行くような速さで今日もグルクンの群れが通り過ぎて行きました。

 群れはずっーとずっーとつながっていて、なかなか途切れません。

だんだん夏が近づいてくる気がした1日でした。

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シードアーは売上の一部も寄付させて頂いておりますが、1コイン(100円)で結構ですので皆様方もご負担がない程度にお気持ちをご協力よろしくお願い申しい上げます。
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 2011年 3月18日(金)

 一所懸命仕事をしなければ!


 海に浮かぶ宝石の様な水納島


 手のひらより大きなトウカムリ貝


 ネムリブカが急いで泳いでいました。
 晴     気温20度      水温21度   透明度 25~30m
  

 今日は、北東の風のち東の風8m、波高1m、と穏やかな天気になりました。

昨日まで、ボートのステアリングの油圧系統の修理が終わりシードアー号は今日から又海に出ています。

昨日までの荒れ模様の天気も収まり水納島は比較的穏やかになっていました。

強い日差しを受ける水納島は、海外のリゾートの島を思わせます。
海の中に入ると、イワシの仲間の大群が通り過ぎて行きました。

 その群れの大きさは海面を覆うほどでした。

更に深度を深くしていくと、トウカムリ貝か゛いました。

トウカムリは砂の中のブンブクと言うウニの仲間を食べています。

  その後、久しぶりに水納島のクジラ岩に行くと、相変わらず見事なサンゴの群生を見る事が出来ました。

 この時期は、コブシメが産卵をしているシーンを良く観察できます。
 今日もコブシメが数匹、サンゴの隙間に産卵していました。

 コブシメの産卵が終わった後、サンゴを覗いてみると産みたての真っ白な卵が沢山ありました。

しばらくすると新しい命が沢山誕生します。
  瀬底島では、ミナミハコフグの幼魚を見ていると、何やら大きな物が泳いでいるのが見えました。

ネムリブカでした。

圧倒的なスピードで泳いでいたのでとても追いつけません。

遠くから1枚写真を撮るだげで終わってしまいました。

 さて、もう春です。

被災地の方々に少しでもいい春が迎えられるようそして、少しでも多くの義援金を送れるように一所懸命仕事をしなければと思った1日でした。
※本部町ダイビング協会では、東日本大震災で被災された方々を支援するために義援金箱を設置しており、協会会員ショップに置かれています。
シードアーは売上の一部も寄付させて頂いておりますが、1コイン(100円)で結構ですので皆様方もご負担がない程度にお気持ちをご協力よろしくお願い申しい上げます。
集められた義援金は、本部町ダイビング協会から日本赤十字沖縄支社に送られます。

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本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2011年 3月14日(月)

 地震で被災された皆様、どうか希望を持って頑張ってください!

晴     気温20度      水温21度   透明度 25m
  

 今日のダイビングは、水納島と瀬底島です。
 今日出会った生き物と風景です。
                                                  

瀬底島

瀬底島

水納島
 

水納島

瀬底島

瀬底島

募金活動を始めました。

売り上げの一部も募金させて頂いております。

シードアーに来られた皆様、ご協力よろしくお願い申し上げます。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2011年 3月13日(日)

 地震で被災された皆様、どうか希望を持って頑張ってください!


 

 

 晴     気温20度      水温21度   透明度 25m
  

 今日も、コメントは控え今日撮った写真のみの掲載とさせていただきます。

 


 
 
多くの方のご無事をお祈り申し上げます。

募金活動を始めました。

シードアーに来られた皆様、ご協力よろしくお願い申し上げます。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2011年 3月11日(金)

 地震で被災された皆様、どうか希望を持って頑張ってください!


 





 晴     気温20度      水温21度   透明度 30m
  

 今日の日記は、コメントは控え写真のみの掲載とさせていただきます。

 


 


多くの方のご無事をお祈り申し上げます。

募金活動を始めたいと思います。

シードアーに来られた皆様、ご協力よろしくお願い申し上げます。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2011年 3月10日(木)

 昨日見た映画「グランプールは正夢!」!


 ジャックマイヨールと潜水競技に参加した中村先生(左)








 
 晴     気温20度      水温21度   透明度 30m
  

 風は、今日はさらに静かになりボートダイブが待ち遠しい日となりました。

そんな朝、中村先生がシードアーに来られました。

中村先生は、ブルーオリンピックでジャックマイヨールと潜水競技参加した事があるそうです。

昨日の夜、ノーチラスさんでジャックマイヨールの「グランブルー」を見た翌日に中村先生が来るなんて、余りの偶然に驚いてしまいました。

中村先生は、1970年ごろのオニヒトデ駆除の様子を雑誌社から取材され、出来上がったその本を私に持ってきてくれました。

今では、とても優しい素敵なお爺ちゃんですが、若かりし日は相当の海人だったようです。
そして、今日のゲスト様は記念公園でお仕事をされている素敵な女性の方です。

 地形の面白い所とウミウシが見たいというので、このリクエストは瀬底島がピッタシ当てはまっています。

 昨日も潜りましたが、ラビリンスはトンネルなども有り、ハタンポにライト
 を当てるときらきらしてとてもきれいです。

 そしてウミウシ探しのダイビングでは、まず、ウミウシではありませんがニシキアナゴを撮りに行きました。

なかなか近付けないはずのニシキアナゴに1m足らずまで見事に近づかれました。

きっと良い写真が撮れているはずです。
 ウミウシ探しを続けているうちにカメに出会いました。

 私たちに気が付いていないのか分かりませんが、とってもゆっくりゆっくり泳いでいました。

 ゲストのご希望のウミウシも5~6種写真を撮る事が出来ました。
 ダイビングも終わりに近づき安全停止をしようと浅場に行くとコブシメが眼を細めていました。

まだ子供なので逃げようとはしません。

おかげでゲストの方も素敵なコブシメの顔が撮れたご様子です。

今日もダイビングを楽しんでいたこの生活を続けているうちに「自分も中村先生の様な言おじいちゃんになれたらいいなあ!」と思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2011年 3月 9日(水)

 とても気持ちの良い朝のダイビング!


  誰も居ないクレパスは、とても神秘的です。


 ゲストの後ろにカマスの群れ!


 海の男が集まると当然話は海の話!
 晴     気温17度      水温21度   透明度 15m
  

 日、1日と天気が回復してとても嬉しくなります。

今日は、ゲスト様待望のボートダイブです。

地形の変化のあるところに行きたいというリクエストを頂き、ラビリンスと言うポイントに行ってきました。

30mほどのクレパスを進んでいくと、天井が岩で覆われ、アカマツカサ達が、何十匹も微動だにせずじっとしています。

上を見上げると光が差し込んできてまるでシャワーの様です。

 そして、次のポイントに行ました。

 透明度は、1本目に比べるとあまりよくありませんが、その事がかえってインパクトが増しました。

水中を泳いでいると、何かぼんやり塊が見えてくるのです。

「何かいるっ!」と確信して近づいて

て行くと、水面近くに数十匹のツバメウオがいました。

 成魚は成魚で群れを成している様で、幼魚は幼魚でまとまっていました。
成魚と幼魚では形が違いので、同じ種類とは思っていないのかもしれないですね。
  そして、又進んて行くとぼんやり何かのまとまりが見えてきました。

よく見るとカマスの群れです。

凄い数の群れがいつもここにはいます。


カマスは、幼魚も成魚の似たような形の為か、大小入り混じって群れを作っています。
カマスをバックにゲストの写真を撮り、振り返ると又カマスが群れています。

上をみるとツバメウオもやってきて、そのうちニセカンランハギの群れやグルクンも混ざってまるでホコ天の様です。

 夕方からは、友達のダイビングショップノーチラスにお邪魔して、宴会が始まりました。

シーカヤックでは沖縄でも第一人者の「テラワークス」の諸喜田さんや、「美ら海ダイバース」の伊豆原さんたちとジャックマイヨールの映画「グランブルー」を見ながら、飲みながら、しゃべりながら、夜が更けた1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2011年 3月 8日(火)

 とても気持ちの良い朝のダイビング!


   朝一番、誰も居ない海








 ボラが泳いで行きました。










 明日は風も静かになり良い天気になりそうです。
 晴     気温17度      水温21度   透明度 15m
  

 風か゛昨日はとても強く今日のダイビングをどうしようか心配でした。

今朝は風の音で目が覚めました。

とりあえず、眠い目をこすりながら海をみてみると、昨日までの゜時化が゜まだ残っていました。

無理せず、ビーチに行くととても静かでまるで湖の様でした。

ゲストと共に海に入り、泳いで行くとボラたちが顔を海底の突っ込みながら餌を取っていました。

全員そろって顔を海底に突っ込み、全員(ボラ相手に全員と言うのもおかしいですね。)一斉に水面に向かって泳いでいきます。
いつもボラたちは顔を全員で砂地に突っ込んでいると思えば、全員そろって一斉に水面に向かって泳いでいきます。

どのような意味があるのかとても興味がわきます。

ゲストの方は相変わらずフワフワととても気持ちよさそうに海に浮かんでいました。っていました。
私もカメラを向けられると思わずピースをしてしまいますが、カメラを向けられた時は一番自然な感じがします。

しばらく泳いでいるとコブシメがいました。

近くにサンゴがあったので、おそらく産卵していたようです。

左 シマキンチャクフグ  右 ノコギリハギ
 そして、シマキンチャクフグとノコギリハギが一緒にいました。

どう見ても同じ仲間の様に見えてしまいます。

だからシマキンチャクフグもノコギリハギもお互い仲間だと思って一緒にいるのかなー?
と考えてしまいます。
ミドリリュウグウウミウシは相変わらず沢山見る事が出来ました。

そばでは、体験ダイビングのグループがいて、ロクセンスズメダイやオヤビッチャに囲まれていました。

ダイブが終わりビーチに戻ると、沢山のダイビングショップの車が来ていました。

親しい友人のインストラクターたちと話をしたり楽しい時間が過ぎて行きました。

今日のビーチダイブは2ダイブ終わりでした。

その後、那覇の県庁まで行きダイビングの安全に関する県の事業の一つ「美ら海構築事業」のワーキンググループ会議に出席してきました。

ダイビング中の事故など減らす事を目的として、ダイビングガイドやゲストの方々に色々な安全のためのガイドラインを作成しようというものです。

3時間の会議にかなり熱も入りました。

那覇から本部に戻る時に見た海は、陽射しが水面に降りてきてとてもきれいでした。
思わず車を止めてしまいました。

「明日はよい天気になるなあー!」
なんだか明日がとても待ち遠しくなりました。

今日はその後。瀬底小中学校のPTAで作ったバンドの練習がありました。

3/25が本番で、今日から体育館のステージを使っての練習です。

楽器を全く触った事のないお父さんも居ますが、1月からの練習でかなりまとまってきました。

練習が終わった夜10時、空には沢山の星があり、明日ゲスト様の喜ぶ顔が浮かんできた1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2011年 3月 5日(土)

 久しぶりの水納島は、夏の様な透明度になっていました!

   
   水遠くからボートがはっきり見えてました。
 

 チンアナゴ間に混ざっていました!


 100匹近い群れで泳いでいました。
 晴     気温20度      水温21度   透明度 30m
  

 暖かく、風も風速7mダイブ静かになり天気にも恵まれ絶好のダイビング日和となりました。

水納島に着き、「水納島ブルー」と呼ぶ人もいますが、海に入ると透き通ったブルーが待っていてくれました。

30m離れてもボートがはっきりと見えていました。
潜行ライン沿いに降りてく来たダイバーもはっきりと見えます。

 ところどころに春の印の緑色の藻が海底に残っていますが、しばらく誰も潜っていなかったのか、きれいに砂紋が残っていました。

海底に着いた藻が流れなどちぎれて小さくなったのを魚たちがおいしそうに食べてい
ました。

緑の藻の間から、ヒレナガネジリンボウが周りをきょろきょろしながら様子を伺っています。

私が近づいても、チンアナゴはなかなか引っ込まないので、ヒレナガネジリンボウもチンアナゴを見習ってかなかなか引っ込みませんでした。
 チンアナゴは相当近づいても、頭一つを海底から出してキョロキョロしていました。


顔を良く見ると「昔懐かしい"ウナギイヌ"にそっくりだなあ。」と思いませんか!

 周りには、何十匹と言うチンアナゴが林の様に海底から、体を乗り出して流れてくる
餌を食べていました。

その後瀬底島に行くと、瀬底島のラビリンスもとても透明度が良かったです。

しばらく泳いでいると黄色い魚に一団がリーフ沿いを泳いできました。

側に近づいていくと、ツノダシの群れでした。

カメラに収まりきらない群れで、100匹以上は居そうです。

まるでシンクロナイズとスイミングの様に見事にそろった動きをしていました。

天気にも恵まれ、透明度にも恵まれ、クジラの声を聞きながらダイビングを楽しんだ1日でした。

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 2011年 3月 4日(金)

 海の中は、「新緑」すでに春になっていました。


 水温が底をつき上がり始めると緑に覆われます。
 



 何百匹のカマス!





  パシフィックビーナス号 26,594トン 183.4m
 本部新港に寄港していました。

 曇     気温17度      水温21度   透明度 15m
  

 今日も風が強いでずか、瀬底島は相変わらず静かでダイビングが楽しめました。

水温も底をつき、次第に気温の方が高い日が多くなってくると海の中も新緑の季節を迎えます。

普段沖縄はサンゴ礁域なので、緑に覆われる事がほとんどないので、海底が緑一色になるのがとても新鮮に感じます。

春の息吹と言うか、「本当に春なんだなあー。」と、感じます。
ゲストの方に「昨日も大きなカメが見れたのですよ。」と、ご案内しました。

するとゲストの方から、「ぜひ 見たいです。」という返事が返ってきたので、カメを見に行きました。

昨日と多少ポーズが違いましたが、甲羅が1m以上あるので、本当にびっくりされていました
 どのくらい大きいか、あまり力を入れないで説明したので、「そこそこ大きいカメ」と思ったらしく、ゲストの方は興奮気味でした。

また、カマスの群れは昨日よりも群れがまとまって大きくなっていました。

私たちが潜っていても、「全く気にせず。」と言うか、「そんなの関係無い!」と言うか囲まれてしまう事も有ります。
そして、センネンダイを見た時はとてもうれしくなりました。

沖縄に来て20年になり、マンタもナポレオンもジンベエザメ(野生です。)等、数こそ多くはありませかんが、一通り見てきました。

しかし、このセンネンダイだけは見た記憶がなかったのです。
 思わず興奮してしまったのですが、そしたら何とこっちに向かって来るではありませんか。

余りの興奮でカメラをマクロモードにしている事も忘れ、シャッターを切りその後、慌ててマクロモードを解除したのですがその時は既に、遠くへ行ってしまい上の様な写真になってしまいました。

今日は、ゲストもカメで興奮していましたが、私はセンネンダイで興奮してしまいました。

ボートに上がると、大きな豪華客船のパシフィックビーナス号が本部港に停泊していました。

何台もの観光バスが、近づいて行くのを見て「きっと水族館に行くのだなあー。」と思いました。

水族館のマンタやジンベエザメは確かにすごいですし、感動します。

「水族館で魚を見て感動するなら、海の中に実際に潜ればもっと感動出来ますよ。」と思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2011年 3月 3日(木)

 カメは相変わらず大きかったです。


 アシビーブルーの山田さんと調査ダイブ実施しました。
 
 今日も寝ていました。
   画面に入りきれないほどのツバメウオがいました。
 曇     気温17度      水温21度   透明度 15m
  

 今、本部新港が拡張工事の為埋め立て工事が進んでいます。

その為、埋め立てられる水域に住んでいるクマノミなどの移動計画をしています。

水中の生き物に無断で手を出すことはできないので、本部町漁業協同組合の方や、沖縄県水産課の方々にご相談して、クマノミ移動計画を実施するために活動している最中です。

今日は、埋め立てられる水域に水域に住んでいるクマノミをどこに移すか、その引っ越し先をアシビーブルーの山田さんと一緒に探してきました。

台風が来て海が荒れても大丈夫な場所などを考え8か所が候補に上がりました。

この移動の目的などを申請書に記入して本部町漁業協同組合の方々の了承を得られれば、クマノミの引っ越しが決まります。

 時間のかかる作業ですが、一歩一歩確実に前に進んでいます。

そして午後からは、ボートダイビングで、瀬底島に行きました。

甲羅が1m以上ある巨ガメは今日も同じ場所で寝ていました。

あまりの大きさにゲストもタジタジです。


 
2ダイブ目はトウアカクマノミを見に行きました。
 子供たちも増えて大きなファミリーになっていました。

天気が悪い時に限って、ツバメウオが「これでもかーっ!」と言うくらい群れています。

普段はカマスの群れがとても多いのですが、今日ばかりは「主役は私だ!」と言わんばかりの大群です。

ぱっと見ただけでも、100匹近い群れになっていました。

流れに向かって優雅に泳ぐ様は、お正月の凧揚げ大会の様です。

 楽しいと時間の経つのがとても速く感じてしまい。もっと潜っていたいと思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

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