シードアーのダイビング日記  2011年 1月 
(ダイビングの話でない時も有りますが、本部とシードアーの最新情報を・・・)

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※グーグルクロムの場合、正しく見れない場合が有ります。

 2011年 1月30日(日)

  地元の方々に、地元の海の中を紹介しました。 


 瀬底小中学校の体育館で。


 瀬底島の第2ブイのサンゴの大群落


水納島に現れたトビエイの群れ


 



戦後沖縄で使われていたB円と言う紙幣です。

 曇     気温 14度      
  
 今日は、瀬底島にある瀬底小中学校の学習発表会です。

毎年シードアーは、この学習発表会で地元の方々に地元の海の中の写真を展示して紹介しています。

地元の方々の多くは、海で遊ぶ事もないので海の中がどれだけきれいなのか、知らない方が多いのです。

水納島の主のカメさん

 瀬底島は魚影が濃いです。
 展示している写真の一部をご覧ください。

撮った写真を振り返ってみると、「本部近辺の海もとても面白いなあ。」とつくづく感じてしまいます。

大きなイソマグロもいたりします

 産卵間近のコブシメ
  いつもいつもこの写真の様な生き物が見れる分けではありませんが、水中の透明度は、平均して30メートル近くあり本当にきれいな海です。

水納島は瀬底区に入ります。

 冬はクジラのシーズンです。
 島の人たちは、熱心にこの写真を見てくれました。

自分たちの住んでいる島の周りの海がこんなに自然豊かだという事を喜んでいるようにも思えました。

関口の展示の横に、島のオジーの展示コーナーも有り、その中に終戦後アメリカ統治になっていた時に、沖縄で使われていたB円と言う紙幣がありました。

関口の同世代の人は、この紙幣を使っていたそうです。

色々な歴史の波にのまれながらも、こうした豊かな自然の残る沖縄を、これからも大切にしたいと思った1日でした。


 本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2011年 1月28日(金)

  天気は悪かったけれど、最高のダイビングでした! 

 港の水がとてもきれい!












 大きかったですよ!

















 寝ちゃって起きないカメさん!

 雨と曇     気温 17度   水温 20度    透明度30m     
  
 今日は、天気が悪いです。

せっかく東京から戻ったのにこんな天気かー!

ゲストのみなさんの気持ちが良く分かります。

せっかく本土から来たのに~。こんな天気で~という気持ちが。

しかし、港の水はいつになく透き通っていて気分は少しずつ上向きになりました。
静かな場所でのダイビングがいいと思い、瀬底島に行くとやはり抜群の透明度に更にテンションは上がっていきます。

耳を澄ませば、クジラの声も聞こえてきます。

この時期になるとクジラの声が聞こえるのは当たり前の様になってきます。
リーフの亀裂に入っていくと、見応え充分の大きなイセエビが、触角を右へ左へと忙しそうに動かしていました。

暗闇の中でも、周りの気配を探っているのがよく分かります。

ボート近くに戻るとボートを係留するための水中ブイに網が絡まっていました。

絡まっていた網を持って帰りました。

私は、1ダイブ1ピックアップ運動というものをいつも実践しています。

海に潜りBCDのポケットに入りそうなゴミがあれば、持ち帰るという運動です。

ダイビング中、私がゴミを一つ拾うのを見てくれたゲストの方が、同じようにゴミを一つ持ち帰ってくれると、とてもうれしくなります。

海のゴミは私たちしか拾えないので、ついつい拾ってしまいます。
すると、網の中に白いものがいました。

よく見るとカエルアンコウでした。

網に絡まっているのではなく、網が住み家かになっているようでした。

「網が家なの!どうしよう?」と考えて
しまいましたが、カエルアンコウさんには、別の場所に引っ越して頂くと事にして、網はやはり回収しました。

 ゲストのみなさんも小指の爪ほどの大きさのカエルアンコウに大喜びです。

しかしカメラは、網にピントが合ってしまいボケてしまいました。

 その後別の場所に行くと、今度はウミガメです。

寝ているようでした。

起こさないようにそーーっと近づきました。

私の排気音も全く気にならないほど、熟睡しているようです。

頭を岩の中に突っ込んでお尻を出しています。

甲羅は1mほどある大きなカメです。

ゲストの方もこんなに大きなかめに驚いていました。

今日は、天気が悪く下がり気味のテンションでしたが、ダイビングの終わりはハイテンションになっていました。

期待以上の海に感激した1日でした。

 本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2011年 1月27日(木)

  あれは低気圧? そして沖縄に戻りました! 

 高度1万mからでも、地上がくっきり!

 快晴です。


 下の巨大な渦は、ひょっとして!
 写真右は東京方面 左は沖縄方面


 ずーっと雲が続き、そのまま那覇空港に到着!
 晴れ(東京) のち雨(沖縄)   気温 8度→17度     
  
 今日は、いよいよ那覇に戻る日です。

ちょうど1週間でした。

晴天に恵まれ傘を必要としなかったのもとても幸運でした。

気温はとても低いのですが、風が無いせいか温かく感じます。

ただ、吐く息だげでなく鼻息まで白くなり、映画で馬の鼻息が白くなるのを見たことを思い出し、ずっーとやってしまいました。

 空港に向かうのでリムジンバスに乗るとベイブリッジが見たり、自分が高校生のころ釣りをした港が見えたり、懐かしい思い出が次から次へとよみがえってきました。

又、1年経つ間に更に多くの高い建物が出来てとても驚きです。

飛行機は13時発でしたが、私の乗る飛行機が遅れたため出発は13時30分となりました。

 出発時刻になり飛行機は抜群の加速で一気に空へと上がって行きました。

地上の景色はみるみる小さくなり、「スカイツリーが見えないかな?」と探しましたが、私の方からは見えませんでした。

 地上の天気は、そのまま上空でも引き継がれとても良い天気で、高度1万mくらいになっても地上の景色がはっきり見えました。

 江ノ島が見え、小田原が見え、芦ノ湖が見え「富士山もきっと見えるぞ!」ととても期待しましたがも富士山は私の反対側の窓から見えたようです。

その後、知多半島が見え、紀伊半島の付け根が見えなんだか地図の上を飛んでいるようです。

そして、2時間近くたった時、窓の下に雲が渦を巻いてしまいした。

「低気圧だ!これから先は寒冷前線の雲で何も見えなくなるぞ!」と思いました。

その予想は的中し、窓の下は雲海でびっしりです。

10分前までは海に浮かぶ船も見る事が出来たのに、もう真っ白な雲に覆われ海も陸も見ることはできません。

それからは、那覇に着くまでの1時間、ずっと雲の上を飛ぶ事になりまとた。

那覇空港が近づき高度を下げていくと、飛行機は雲にすっぽり包まれていました。

ボートを操縦している時、大雨や濃霧で20メートル先が見えない時があります。

車は霧が掛ってもゆっくり走れば交差点とかわかりますが、車と違って道路の無い海では突然、他のボートが目の前に現れたりすることがあります。

飛行機の主翼の先端が見えません。

「800キロの速度で飛びながら、ほとんど前方が見えないのに前方の安全を確認しながら飛行機を操縦するパイロットはやはり只者ではない。」と思わず感心してしまいました。

3時間の空の旅でしたが、地図の上を飛んでいる感じを味わえたり、低気圧の渦を見る事が出来たり、パイロットの凄さを見をもって感じたりした1日でした。

明日からは、きちんと海の話を書いていきますね。

 本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2011年 1月26日(水)

  立派なホテルは緊張するので苦手です!

      
 恵比寿のウェスティンホテルはとっても立派でした。


 350名のインストラクターが日本中から集まりました。


 優秀なショップの表彰式もありました。
 晴れ      気温8度     東京 恵比寿です。
  
 1/21に東京に出てきて、今日で6日目です。

やっと寒さにも少し慣れてきた感じです。

外は寒いのですが、電車の中は暖房が効いているので、外にいる格好のまま電車に乗ると汗をかいてしまいました。

まだその加減がうまくできません。

そして今日、目指す恵比寿駅を降りて今日のPADIのシンポジウムの会場のウェスティンホテルへと急ぎました。

ホテルが近づくと次第に緊張感がみなぎってきます。

「慣れていないのです。」このような立派なホテルは!

やはり自分たちの正装は、ウエットスーツだな!と思いました。

どこかの体育館でシンポジウムをしてくれた方が気軽で本当に気が安らぐのですが、頑張るしかありません。

 ホテルに入ると、ピシッとしたホテルマンの方がいて、一気に緊張の度合いが高まります。

緊張して右足と右手が一緒に動かないように気をつけるから余計にぎこちなくなります。

 しかし、会場に着くと昔懐かしい同期のインストラクターの仲間や、私もPADIインストラクターの中でも、かなり古い方なのですが、私よりもさらに古い40年近くインストラクターをしている化石の様な(表現が不適切でした。ご免なさい。)インストラクターの方々と出会え、まるでダイビングインストラクター博物館の様でもありました。

私の同期のインストラクターも数がめっきり減り、お互い元気な顔を見ると、「久しぶりですねー。元気で何よりです。」と言いながらも「よしっ!、まだあんたには負けないよ。」と思ってしまいました。

 シンポジウムでは、「不況の中でのダイビングビジネス」や「ダイビング事故」を防ぐことなどを題材にして、とても有意義な時間が過ごせました。

 きちんした講習を受講したゲストが、自分で事故回避した事例など有りました。

薄利多売の2泊3日のダイビング講習では、あり得ないように思えました。

その後、懇親会があり周りを見るとマリンダイビングの方や月刊ダイバーの方々、メーカーの方々なと多くの方がお見えになられている事に気が付きました。

懇親会も進むにつれ、気が付くと沖縄のインストラクターが集まるテーブルにいました。

普段は、ウエットスーツでしか会った事がないのですが、今日は皆さんも正装です。

中には、私の様に緊張のせいか少しぎこちないインストラクターもいて、とても親近感が湧き、側に行ってしまいました。

色々な話をする中、楽しい時間が過ぎ化石の様な大先輩や若葉の様にフレッシュな
インストラクターとも色々と話す事が出来、とても充実した1日でした。

 恵比寿でドリンキング!   GO  DRINK!


 2011年 1月21日(金)

  今日は、船長に専念しました。


 湖のように静かな海です。


「私も潜りたいっ!」

 クジラが出ないか、眺めていました。

 曇       気温14度    水温20度     透明度30m 
  
 今日は、東京に出張の日、夕方飛行機に乗ります。

そんな都合もあり、海に潜る事が出来ないので船長に専念する日となりました。

ゲストは、いつもシードアー号をご利用頂いている恩納村のダイビングショップ様です。

風はまだ残っていましたが、ダイビングポイントにつくと海はべた凪でまるで湖のようです。

 如何にもオフシーズンという感じで、広い海にシードアー号が一艘ポツンと浮かんでいるだけでした。

 エントリーの準備ができ、ダイバーは、次々と海に飛び込んでいきます。

「ダイビングしたいっ!」と言葉が喉元まで出てきました。

…が、ぐっと飲み込んで水中に消えていくダイバーを見送りました。

水面では、サバヒーの様な魚がバシャバシャと背びれで水を切っていました。

時々、ボートの真横まで来ました。

50~60㎝ほどありそうです。

遠くにホエールウォッチング船が2~3隻、止まっているのが見えました。

「きっと、クジラがいるんだ!」双眼鏡で探したのですが残念ながら見ることはできませんでした。

 しかし、ダイバーのみなさんが上がってくると「クジラの声がしてましたよ。」と私に教えてくれました。

最近は、本部からも毎日ホェールウオッチング船が出ているので、やっぱりという感じでした。

キンチャクガニもいたそうです。

ゲストの皆さんは、一昨日海が大荒れしたので今日のダイビングはあまり期待できないと思っていたようですが、湖の様な静かな海を自分たちだけで楽しめて、思わぬプレゼントの様だったようです。

 さて、ダイビングも終わり私は那覇空港へと向かいました。

年に一度の出張です。

その様な訳で、今日1/21~1/27までダイビングはお休みさせて頂きます。

1/28より平常通り営業しますのでよろしくお願い申し上げます。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2011年 1月18日(火)

  久しぶりの水納島でした!


 水面はまだ、少し波が残っていました。





 曇       気温14度    水温20度     透明度25m 
  
昨日は伊是名島辺りでも、白い雪の様なものが降ったらしいですが、今日の天気は打って変って穏やかになりました。

はじめは水納島に行こうか考えましたが、港を出ると思ったよりも波が静かで水納島でダイビングできる事がわかりました。

 水納島の水面はまだ多少波がありましたが、水中は水納島ブルーの透き通った海を見る事が出来ました。
 
昨日までの波の影響で、海底にはきれいに砂紋が出来ていました。

チンアナゴや夜叉ハゼの巣穴も埋まってしまったせいか、今日は数が少なかったです。

遠くを見ると何か白いものが漂っているのが見えました。

最初は、「ビニール袋かな?」と思ったのですが、パタパタと何かが泳いでいるのが分かりました。

よく見るとマダラトビエイでした。

 悠然と泳いで静かになった海を楽しんでいるように思えました。

 さて、耳を澄ますとクジラの声が聞こえてきます。

今日は、一段と大きな声がしています。

1ダイブ目が終わり、伊江島と水納島の中間の「中の瀬」という場所でクジラが出ていました。

 ホエールウォッチング船も2隻集まっていました。

 2ダイブ目のポイントでは、アカヒメジやヨスジフエダイの黄色がとてもきれいでした。

鮮やかな黄色が海の中ではとても目立ちます。

昨日までは、とても寒く「ここは本当に沖縄かなー?」何て思いましたが、海の中に潜ると色鮮やかな魚が沢山いて、やっぱり沖縄だなあーと思った1日でした。


本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2011年 1月17日(月)

  やっぱり潜るとチャンスは色々とありました!


 ご近所のペンション「ちゅら島」から虹が!




直径12.5センチの5インチ艦砲弾でした。
※私のナイフの全長は26㎝です。
 





 コブシメの卵は純白の絹のような色をしてとてもきれいです。




 全長1センチの子供です。
 ※角度が悪くすみません。
やっぱりただのゴミにしか見えないかなー?

 雨と曇と晴が混ざってます。  気温14度  水温21度   透明度10m 
  
 今日の天気は、曇ったり晴れたり雨が降ったりはっきりしない天気です。

ただ、朝起きてみるとゲスト様がよくお世話になる近所のペンション「ちゅら島」から虹が出ていて、とてもきれいでした。

 朝は、まあまあの天気だったのでシードアー号の船底掃除をする予定でしたが、どうしてもダイビングしたくなり、同じ海でも港からダイビングポイントに急遽変更しました。

 潜水目的の一つは、先日「ちゅら島ダイバーズ」の伊豆原さんから不発弾の報告を頂いたので、その場所の確認作業です。

 発見された方向にコンパスを合わせ、予定深度につくとやはり砲弾がありました。

この場所をビーチから潜るのは初めてで、ビーチから150mほど沖合の場所なのにピンポイントで着いた自分のスキルに思わず満足してしまいました。

又、「美ら海ダイバーズ」の伊豆原さんの指示がとても正確なのに、感心しました。

直径は、12.5センチあり、戦時中の5インチ艦砲弾のようです。

先日も、沖縄南部の市街地で同じ砲弾が発見され、処理されたばかりです。

まだこの辺には、有るかもしれないので、皆さんも左写真の様な物をダイビング中に見かけましたら、是非スタッフにご連絡ください。

又、絶対に手を触れないようにしてください。

産卵の瞬間!
その後、リーフ沿いに戻っていくと、ユビエダハマサンゴが沢山見えてきました。

 そろそろ、コブシメが産卵すると思い、その写真を撮るのがもう一つの目的でした。

 ただ、生き物相手なのでそんなに上手く出会えない事の方が多いのですが、今日は運が味方してくれ
ました。

 フワフワと飛行船のようにサンゴの上で浮かんでいる物体を発見した時に、思わず「やっぱり いたあー!」とドキドキしました。

 コブシメがペアでいました。

サンゴの側にいたので、産卵するとすぐわかりました。

コブシメを刺激しないように、まったくコブシメには興味がないふりをし、ほったらかしにしてしばらく待っているとコブシメも安心したのか、サンゴに近づいて行きました。

心の中で「産卵するぞ!」と思った瞬間、卵管をサンゴの間に差し込み産卵しました。

 その後も、コブシメはペアでサンゴに卵をずっと産み付けていました。
まいまし
た。

 産卵の写真を撮りホッと一息つくと、「クゥ~♪ クゥ~♪」という音が聞こえてきました。

 私の空腹のサインではありません。

クジラの声でした。

確かに、今はクジラがよく見れる時期です。

そろそろ、エキジットする時刻になったのでビーチに戻り始め水深が2m前後になった時に、水中にタツノオトシゴの子供が漂っていました。

 全長1㎝程度の子供です。

波に揺られていたので最初はゴミかと思ったのですが、よく見るとタツノオトシゴの子供でした。

 左写真は角度が悪いのでただのゴミのように映っていますが、タツノオトシゴなのです。

 フワフワ漂っているのと、全長1センチ程度と小さいので、とにかくピントが合いません。

 コンデジの機動性を持ってしても、波間に揺れる小さな被写体をなかなか捉えることが難しかったです。

・・・がとりあえず1枚。

 ボートの清掃をほったらかしにして潜ってしまってわけですが、天気が少しでも回復すると潜りたいと思うのは、「ダイバーとして仕方ないよねー。」と思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2011年 1月16日(日)

  瀬底大橋から見たレインボーブリッジ!


 伊江島フェリーも波で大変そう!
白いフェリーと白波の区別が・・・

 海が荒れても虹がかかるとなぜかうれしいでした。
 雨と曇    気温12度      潜っていません。
  
 予報通り、今日はこの冬1番の寒さとなりました。

朝寝ていても、「風の音の強さでダイビングができるかどうか。」わかってしまいます。

 まだ沖縄は、日の出が午前7時ごろなのです。

そうは言うものの、とりあえず起きて窓の外を見ると、絨毯のような雨雲のせいで、まだ薄暗く周りの状態がはっきりわからないのですが、それでも必死に風になびいているサトウキビを見ていると「サトウキビってすごいなあー!」と感心してしまいました。

 当然、今日もダイビングはできません。

明るくなり、瀬底大橋を渡っていると、伊江島から戻ってくる伊江島フェリーと白波の区別がつかないくらい海が荒れてしまいした。

 今日は16日祭りと言って、沖縄ではお墓のお正月だそうです。

祖先を敬う日で、お墓参りなどで各地から戻ってこられる方が多く、瀬底島も今日は親戚兄弟が集まったりして、とても人が多くなっています。

 瀬底大橋を又渡っているときに、橋に車が沢山止まっていました。

どうしたんだろうと見てみると伊江島から本部の備瀬崎に虹がかかっていました。

まさにレインボーブリッジでした。

海はとても荒れていましたが、なぜかとてもうれしくなりました。

さて、こんな海況なので、ダイビング日記は1/18になりそうです。

明日1/17は港で潜ってボートの船底についた藻やフジツボを落とす作業をしたいと思います。ダイビング日記をつけたいと思います。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2011年 1月15日(土)

  せっかくの土曜日ですが、さすがに今日は中止です。でも桜祭りが今日からスタート!

 強風でサトウキビもタジタジ!

   
 今日から祭りが始まります!。


 マグの家の前で一休みですか!
 雨と曇    気温17度      潜っていません。
  
今朝はとても静かで、風も吹いておらずとても目覚めの良い朝でした。

・・・が、今日は、風速18m、波高5mの予報です。

時間の経過と共に、風が強くなりだしました。

せっかくの土曜日ですが、今日はダイビングは中止です。

サトウキビもだんだん風に押されて、しなり始めました。

「鹿児島でも雪が降っているのだから、仕方ないかな!」と気持ちを切り替え「あっ!そうだ、今日から桜祭りが始まる!」のを思い出しました。

今日から2/6(日)まで23日間です。

主なイベントは次のようになっています。

1/15 ミス桜発表会  nuchiライブ

1/16 沖縄そば美味食い大会  本部八重桜花団演舞

1/22・23・29・30  地元芸能演舞

また、桜祭りだけでなく海洋博記念公園でも色々な催しがこの時期にはあります。

①1/29~2/27  美ら海花祭り

②2/5 ~2/13  沖縄国際洋蘭博覧会

③2/11~2/13  ツバキ展

本部の伊豆味では!

1月~2月     本部特産タンカン狩り

今帰仁では。
1/21~2/6   今帰仁グスク桜祭り

名護では!
1/29~30   名護さくら祭り

とイベントが続々登場です。

海では、ホエールウォッチングも始まりダイビング中にさっそくクジラ見たとの情報も入っています。

 今日、明日と荒天が続きそうですが、ゆっくりと沖縄の郷土芸能に浸るのもいいかもしれませんね。

 昨日のお茶の水博士もお祭りに行ったかなー?と思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2011年 1月14日(金)

  海ぶどうの研究しているお茶の水博士と共に!






実験所には草刈りの手伝いに来ることも時々あります。
























まずは、静かな瀬底ビーチでお茶の水博士のリフレッシュダイブ








 いよいよ、作業開始です。現場はこのスロープの前方150メールと沖合!





合成写真ですが、取水管はこんな感じです。


今回は、水中での作業に専念するのと、多少波があったので水中カメラは持ち込みませんでした。
 曇り    気温19度      水温21度   透明度 15m
  
 シーズンオフとい言葉が当てはまるようにしばらくダイビングが無く、普段できない時間の掛る仕事をここ数日していました。

 シードアーは瀬底島にありますが、今日はその瀬底島の琉球大学熱帯生物圏研究センターに「海ぶどう」の研究に来らた東京大学の先生方からの依頼で作査ダイビングとなりました。

依頼内容は比較的簡単で瀬底実験所の水槽の海水の取水口付近の水を採取する事です。

依頼内容をお聞きした時、「それだけの作業なら、実験所にダイビングできる方も沢山おられるので、わざわざ私を雇うより、その方々と潜れば経費も節約できますよ。」とお話ししたのですが、プロに頼みたいという事で参加することになりました。

 ・・・・が、私一人ならまったく問題ないのですが先生方も「同行したい。」と言う事です。

 最初に依頼があった時は、電話でお話しただけなので「東大の先生? どんな人だろう? きっと年輩の方だろうなー。」と先生方のイメージが勝手にどんどん膨らんでしまい、最終的には鉄腕アトムの「お茶の水博士」のような方を想像してしまいました。

 「お茶の水博士と一緒に潜るにはどうしよう?お腹が出ているのかなー?」等と考えてしまいました。

「きっと年輩だから保温をしっかりしなければいけないし、ダイビングのブランクも有るようなので、まずはリフレッシュコースをしよう。」と考えがまとまりました。

実際にお会いしてみると、想像以上にお若く学生時代は水泳で都の代表になった事もあるそうで自分の考え過ぎに苦笑いしてしまいました。

 さて、当日作業現場を下見すると、波立っています。
先生方と海を見ながら作業をどうするか、話し合いの時間が続きました。

1時間後、もう一度現場に戻り海況をチェックして、波が今よりも高く無ければ実施する事にしました。

そして1時間後、実施が決まりました。

まずは波の無い穏やかな瀬底ビーチに行き、そこでリフレッシュダイブでからです。

 長くて白い砂の瀬底ビーチは人影も少なく、作業する現場と違い波もなくいかにも沖縄のビーチという感じがして、私もとても大好きなビーチです。

沖には水納島と伊江島が見え、とても素晴らしい景観でした。

思ったより先生方は、勘を取り戻すのが早くマスククリアーやレギュレーターのリカバリーなども難なくこなされました。

 水中を泳いだり、色々と練習をして先生方も勘をすっかり取り戻され「私たちはもう大丈夫です。」という事で、作業現場の海に戻ると波はさらに静かになっていました。

海水を採取する容器は、作業性などを考慮して私が持つことにしました。
・・・・その時、「あっ!空の樹脂容器だ。」と気づき容器の浮力の事をどうしようか考えましたが、お茶の水博士達がうまく潜行できない場合を考え、予備ウェイトを持ってきていたので、「ほっ!」としました。

現場海域は、実験所のボートを下ろすスロープの前方約150メートル沖合です。

波は穏やかになりましたが、それでもまだ波はあるのでサーフエントリーの要領でフィンを陸上で付けて頂き、パディー同士肩を組んで海に入って行きました。

予想していたより透明度はよく、水深1メートル前後の浅場でもミドリイシや、ユビエダハマサンゴや等が沢山生息していました。

 海底には、水の取水管を埋めた跡のコンクリートが滑走路のように沖に向かって続いています。

 どんどん滑走路を進んでいくと、取水管を埋めたコンクリートのに代わり大きなマットの様なものが敷き詰められていました。

やがてそのマットも無くなりただの砂地になって全てが地面に隠れてしまいました。

「あれ? 何も無い! 取水口はどこなんだ?」 と周りを見渡すと、10mほど先に直径60~70㎝、高さ1メートルほどの煙突の様なものが海底から立っているのが見えました。

 煙突の先端には笠の様なものが付けられて砂やゴミが吸い込まれないようにしてありました。

 これが取水口でした。

さあ、これからが作業です。

ところが、不用意に動くと海底の砂を巻き上げてしまい、本来採取すべき澄んだ水質が採取できなくなります。

この時「あっ、やっぱりこれは私の仕事だ!」と思いました。

お茶の水博士に水の採取を任せると、フィンなどの動きで海底の色々なものが舞い上がり採取容器の中には、ご飯にかける「ふり掛け」のごとく、色々なものが入りそうです。

 お茶の水博士に、微動だにしないようにお願いし、取水管には私が近づきました。

 埃一つ立てないで着底し、息一つ乱さないで作業をする技は、長年ヤシャハゼやヒレナガネジリンボウやジョーフィッシュなどで鍛えられたものです。

 一番気をつけたのは、BCDのポケットから容器を取り出す時に、空の容器は中に空気が入っている為、水面に飛び出して行かないように注意する事でした。

 4本の採取容器に全て水を採取した後は、ホッとしました。

先生方も取水管に近づき色々と調べられていました。

取水管先端の笠の内側にはハナミノカサゴが隠れていました。

その後先生方に「戻りますか? 少しこの辺りを潜りますか?」とお訊ねすると「潜りましよう。」という事になり、ファンダイビングを楽しみました。

コブハマサンゴの大きいものもあり、クマノミや色々な魚と出会う事も出来ました。

無事に作業が終わり、シャワーを浴びた後、先生方から「次回も宜しくお願いします。」と頼まれました。

私は「おいしい海ぶどうを作ってください。」とお願いしました。

水の採取を終えたファンダイブの時、学者さんの目が少年の様に輝いていたのがとても印象的な1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2011年 1月11日(火)

  抜群の透明度!


 今日も気持ち良い透明度でした。


 ウミウシが増えてきました。


 確かにタヌキのような感じがします。

 曇り    気温17度      水温21度   透明度 30m
  
 今朝はサトウキビがザワワ、ザワワと風になびいています。

曇りの天気で週間天気予報では、ずっと☁とか☂マークが続いています。

風が強いので多少波立っていて潜る場所も制限を受けています。

そんな事もあり、「この場所の透明度はどうかなー?」と、初めは心配しますがボートの上から海底が見えて「アッ 今日も大丈夫だ。」と安心します。

そして潜ってみると視界30メートルの世界が待っていてくれました。

 水面を見上げると相変わらずグルクンが天の川のようにずっーーーとつながっています。

 この光景を見るだけでも満足してしまいます。
 また、岩肌や海底をゆっくり見ていくとウミウシも種類が増えてきています。

ユキヤマウミウシやタヌキイロウミウシの他にも色々と見ることができました。

 さらに深度を深くしていくと、チンアナゴに混ざってニシキアナゴを見ることができます。

ニシキアナゴは神経質なので、ゆっくりと時間を掛けて近づいていくとよい写真が撮れます。

ただ、その周りにヤシャハゼやヒレナガネジリンボウも居たりして、ついつい気持ちがそっちに行かないよう気をつけなければいけませんでした。

 そして水深を上げて行き13~15メートルくらいになるとロクセンヤッコやニシキヤッコ、タテジマキンチャクダイなどにも会えます。

今日はタキゲンロクダイなどもいました。

ボートのラダーから降りているロープにつかまって安全停止をしていると、グルクンの群れがまた天の川のように群れています。

一昨日は、そのグルクンを狙ってイソマグロもいたことを思い出しました。

安全停止の3分間もあっという間に終わりました。

風が強く、沖縄といっても決して温かくなかったですが、ダイビングが終わった後のゲストの顔は、笑顔でとても温かく思えた1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2011年 1月 9日(日)

  感謝されたゲスト様に感謝しました!

 初ファンダイブだったのですが、とても上手でした。


瀬底のクレバスには色々な生き物がいます。

感謝される事はとっても嬉しい事でした。
 晴→雨    気温17度      水温21度   透明度 30m
  
 今日も、昨日からの静かな海が続いています。

天気予報では、午後から雨になり、風が次第に強くなる予報なので、今日は午前中のダイビングで終了する事にしました。

 そんな今日お見えになったゲスト様は、講習が終わった後の初ファンダイビングと言う事でした。

 初ファンダイビングにシードアーを選んで頂けとても光栄です。

オジサンがやっているダイビングショップだから安心して頂いたのかもしれません。

「なんたってオジサンって裏を返せばそれだけベテランと言う事だし。」なんて勝手に思ってしまいました。

そんな訳でゲストの期待にお応えしなければいけないので、気合が入ります。

ゲスト様は、都内のダイビングショップ様で講習を受けられてきました。

きちっとした講習受けて来られたのが分かり、「講習をしたショップさんは、とても良いダイビングショップさんだなあ。」と思いました。

初ボートエントリー後の潜行もとてもスムーズに行きました。

エアーの消費が早いのが、唯一課題だそうでした。

海の中は、他のダイビングチームが小さく見え昨日と同じように30メートル先まで見えています。

 ロクセンヤッコやタテジマキンチャクダイ、ニシキヤッコやハナゴイ、そしてアカマツカサやミナミハタンポ、フタスジタマガシラ、ヘラヤガラやギチベラ、カミソリウオ、グルクン、クマノミ、ハマクマノミ、ハナビラクマノミ、クレナイニセスズメや、アオギハゼ等がいましたが、紹介し始めたら止まらなくなります。

 余り沢山ご紹介しても、何が何だか分からなくなってしまうので、代表的なものを紹介させて頂きました。

1ダイブ後は、ゲスト様の言うとおりゲスト様はエアーの消費がとても速かったのですが、色々とお話をしてアドバイスさせて頂くと、2ダイブ目は何と私達とあまり変わらなくなりました。

 ゲスト様も、水中で自分のエアーの減りが極端に変った事に気がつかれ、握手したりハイタッチしたり、バディーの方ととても嬉しそうに喜んでおられました。

 ダイビングが終わり、ログを付けた時にゲストの方から本当にうれしいコメントを頂きました。

 ゲストの方の感謝の気持ちは、そのまま私達のやりがいにつながります。

ゲスト様に感謝の気持ちでいっぱいになった1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2011年 1月 8日(土)

  久しぶりのダイビングも、気がつけば3ダイブ!

   
久しぶりのダイビングは、心が洗われます。





グルクンがとてもきれいでした。

 曇→晴    気温17度      水温21度   透明度 30m
  
 さて、今日は風の音も静かで、サトウキビも揺れていません。

海を見ると昨日からの北のうねりが多少は残っていますが、まあまあのダイビング日和となりそうです。

 天気予報も、曇りのち晴れと嬉しい予報を出してくれています。

天気が良いと当然ですが、海の中も良く見渡せて30メートル先も見えます。

そして今日もダイビングポイントに着くと、ボートの上から海底がはっきりと見えています。

 久しぶりゲスト様も。透明度の良い海を見るととても安心されるのか、ブランクを一向に感じさせませんでした。
瀬底島は、クマノミの種類が豊富で6種類全てを見る事が出来ます。

ゲスト様も、1種類ごとに大事にカメラにクマノミの姿をおさめておられました。

デジカメはシャッターを押してもタイムラグが有るので、タイミングを合わせるのが難しい様です。
 ですがこの時期はゲストの数が少ないのでクマノミがイソギンチャクから出て来るのをのんびり待ちながら、シャッターを切っておられました。

また、細いクレバスを入って行くとアミメアカヤギり群生が有り、ライトを当てると宝石の様に見えます。

赤や黄色のヤギが一面に生い茂り、神秘的な感じがします。

クレバスを出て
水面を見上げると、何か大きな魚が群れていました。

写真を撮りたくて、息を潜め静かに静かそして、少しずつ少しずつ気が遠くなるようなゆっくりとしたスピードで近づこうとするのですが、警戒されて近寄る事が出来ません。

すぐに距離を開けられてしまうのです。

見た感じは、サワラの様に思えました。

視線を水中に戻すと水中では、相変わらずグルクンが沢山泳いでいました。

まるで大名行列です。

久しぶりのゲスト様は、疲れたご様子も無く結局3ダイブされました。

ダイビングでリフレッシュされたゲスト様の笑顔がとても印象に残った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2011年 1月 6日(木)

  良好でない天気予報でしたが・・・! 充分楽しむ事が出来ました。


幼魚は可愛いですねー!


まるで煙を吐くジェット機のようでした。

 有難い被写体です。

 曇→☂    気温17度      水温21度   透明度 20m
  
 昨日の天気予報が気になっていましたが、とうとう当たりそうです。

港は雨は降っていませんが、「もう我慢できない!」と言いそうな真っ黒な雨雲が港の上空に差し掛かって来ました。

この雨雲を見てゲストの方は、「私はビギナーなので大丈夫かな?皆さんに迷惑を掛けないかな?」と心配そうでした。

・・・・が、「シードアーは当日乗船されたゲストの中で一番ビギナーの方にダイビングポイントを合わせるので大丈夫ですよ!誰でも最初はビギナーだし!」と、ご案内するとほっとされたご様子でした。

さて、風や波を避けた静かな場所なのですが、ハナノミカサゴの幼魚がとても優雅に泳いでいました。

ミナミハタタテダイの子供も目が透き通っていてとてもきれいでした。
  ここは、波も無く穏やかでビギナーの方が安心して潜れる場所ですが、サンゴが沢山あり魚も沢山見れるのでベテランの方で楽しめます。

 ボラの群れが水面から急降下して、掃除機の様に海底に頭を突っ込み砂ごと餌を取っていました。

その様子をカメラに収めよう
としていたら、急にダッシュして水面に向かって急上昇して行きました。

 慌ててボラをカメラで追ったのですが、流し撮りも間に合わずピントが合いませんでした。

ボラの鰓から出る飲み込んだ白い砂がまるでジェット機の煙の様に見えました。

 ここには結構大きなミズタマサンゴも有ります。

よーく覗いてみるとバブルコーラルシュリンプがいました。

フワフワとした羽毛布団に包まれているようでとても気持ちよさそうに見えました。

ダイビングが終わるとボートの上は雨でしたが、ビギナーのゲスト様の顔は、笑顔が溢れていてとてもいい1日に思えました。 

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 2011年 1月 5日(水)

  水納島は更に透明度が良かったです!


 波がおさまり水納島へ!


 グルクンのホコ天の様です。

 とても居心地がよさそうです。

 晴    気温16度      水温21度   透明度 40m以上
  
 今朝は、とても静かな朝でした。

昨日まで、風の音で目が覚める事が多かったのですが、今日は本当に静かで窓の外のサトウキビも全く揺れずにピタリと止まったままです。

 視線をサトウキビから水納島方面に向けるととても穏やかな水納島が見えています。

リーフエッジにも波が立っていません。

今日は、水納島に行けそうです。

そしてボートを水納島に向けて走らせました。

本当に大荒れの年末年始で、心もくじけそうになっていただけにも水納島に向かう時はワクワクしてしまいました。
  今年初の水納島でのダイビングの始まりです。

海の中に入って周りを見渡すと、何と40m先の岩まで見えています。

視力の良い人だともっと先まで見えているかもしれません。

抜ける様なブルーに思わず夏の風
景がかぶさってしまいました。

でもよく考えてみると、冬でも水納島や伊江島には幾度も行っていたので、「冬でもこれが普段の海なんだ!」と、改めて思い返しました。

周りには、無数と言っていいくらいのグルクンが群れていて、ホコ天の様です。 

また、根の周りにはノコギリダイやキンギョハナダイも沢山群れています。魚だらけなのです。 

そんな魚の群れの中に、ハダカハオコゼが赤いサンゴの上で休んでいました。

 新年なので紅白の色合いがとてもおめでたい感じがします。
そして、視線を上に向けると又もグルクンが「これでもかっ!」と言うくらいに群れています。  

サラサゴンベも赤いサンゴの上で休んでいたり、紅白の色が沢山あり新年早々とてもおめでたい水納島だなあと思った1日でした。

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 2011年 1月 4日(火)

  多くのダイバーが今日も本部に!

  今日も随分先まで見えていました。

このトウアカクマノミはカメラにもアタックしてくるのでピント合わせが大変です。


 今年も宜しくお願い申しい上げます。

 曇    気温16度      水温21度   透明度 20m
  
 毎日天気図と睨めっこ状態です。

こんなに天気がぐずつく新正月も珍しい気がします。

今日の風向きだと沖縄の中南部の西海岸ではダイビングは殆ど無理な状態です。

本部では、北風が強くてもダイビングが出来るので、ここに集まっている沖縄中部や那覇のダイビングショップの沢山の車を見ると、今も多くのダイバーが本土から来ているのが分かります。

 さて、今潜っているトウアカクマノミのポイントは、普段透明度が悪い事が多いのですが、この強い風が吹いているのに、透明度はとても良くゲストの方も喜んでおられます。

 そのトウアカクマノミですが、イソギンチャクから1メートル以内に近づくと猛ダッシュして、私達を追い払おうとします。

そんな訳で、カメラに接近してくるのでピントが合わないのです。
レンズにアタックしてくるので、マクロモードとか言う次元ではないのです。
 トウアカクマノミのすぐ近くに、直径3m、高さ2m位の根が有り、ミツボシクロスズメやイシモチの仲間などが沢山集まっています。

夏になると、スカシテンジクが沢山群れ、オニダルマオコゼが多い時は10匹も集まってきます。
  ボートの上は風が強いので、体感温度は人と感じてしまいますが、それでもダイビングに来られる方を見ていると、「本当に海の好きな人は沢山んいるんだなあー!」と、感心してしまいます。

 こんな海の好きな人たちに愛される海は幸せだと思いました。

さて、新年になり皆様に顔をきちんとお見せして、ご挨拶したいと思います。

 「今年も。
 よろしく。、おねがい。 申し上げます。

と、水中でご挨拶させて頂きました。

「レギを外して挨拶しなさい!」と言われそうですが、怖がりなのでご勘弁を!

 それでは、皆さん今年も良い年にしましよう。
宜しくお願い申し上げます。

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 2011年 1月 3日(月)

  曇り空で透明度もきっと悪いと思っていたのに、透明度が抜群です。

     
 今日も30メートル先のボートが見えていました。
 引っ込まないので撮り易いですよ。

 曇    気温16度      水温21度   透明度 30m
  

 毎日曇り空が続いていますが、こんな天気の時は意外とクジラと遭遇する事が多いのです。

 さて、ポイントに到着してダイビングが始まりました。

エントリーしてボートからアンカーまで約18mです。

今日もアンカーからボートがはっきり見えていて、写真では見えにくいかもしれませんが、何と全長15mあるボートの後部まではっきり見えています。

曇り空のせいで透明度が良くない様な気がするのですが、実際にアンカーロープの長さやボートの長さを利用して透明度をおおよそ測る事が出来ます。

実際には透視度に近いかもしれませんが今日も30m見えていました。
 私は見る事が出来なかったのですが、潜り始めてすぐに亀がいたそうです。

その他にもニシキアナゴは、ばっちり見る事が出来ました。

 また、ヒレナガネジリンボウも意外に多く、ニシキアナゴの近くにいたりして、どっちを撮ろうか迷ってしまう
時が有ります。

 そして、そのまた近くにヤシャハゼもいたりして、一体こんなに沢山被写体が集まっていると、まるで昔懐かしい三色パン
(今は、有るの分からないのですが、関口が子供の頃、ジャムパンとクリームパンとアンパンが一つになったパンが有ったのです。)の様で、一度に三つ美味しいダイビングとでも言いますか!

何ともカメラをお持ちの方には、たまらない場所です。

その後2ダイブ目は、カミソリウオに出遭った方もいて、今日は何とも写真の撮り甲斐のある日と思った1日でした。

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 2011年 1月 2日(日)

  初日の出は今日でした。


 今年の初日の出は、今日でした。
  全身ほぼ透明なのでした。
 
 塩川沖にある本部の水中富士!
 曇    気温16度      水温21度   透明度 30m
  

 新年2日目の今日は、風が収まって来ました。

今日は、太陽が出て来て今年の初日の出と言うか初太陽を拝みました。

大荒れに荒れた年末年始だったので、太陽の有難さが身にしみる1日となりました。

 海は、透明度がとても良くアンカーの位置からボートの後端がはっきりと見えています。

おおよそ30メートルの距離になります。

昨日まで、ビーチでしか潜れなかったゲスト様は皆さん喜んでおられます。
 水温は、21度になってきました。

そのせいがウミウシが多くなってきた様な気がします。

 また、イソギンチャクにエビが着いていたのですが、ほとんど透明なのです。
初めは脱殻か何かかなー?と思いましたが、指をそっーと差し出すと逃げて行くのです。 

正体を突き止めたいと思います。

塩川沖の水中富士は相変わらず見事な風貌でした。

何百年も生きているようです。

 昨日まで荒天で潜れなかったせいか、今日のゲスト様は3ダイブされました。

これから波が静かになれば、水納島や伊江島に行く途中でクジラに会う事も出来ます。

 いよいよ、冬の楽しみな時期になってきた1日でした。

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 2011年 1月 1日(土)

  明けまして、おめでとうございます。!


 24年前に講習をさせて頂いた高尾さん。

 ハマクマノミはとてものんびりしていました。

   
今年も成田さんでお守りを頂いてきました。
 曇    気温12度      水温21度   透明度 6~7m
  

 明けましてねおめでとう、ございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。

昨年から続いた荒れ模様の海は今年まで引きづってしまいましたが、「無理してボートを出さなくてもビーチダイブでもいいです。」と言うゲスト様とご一緒しました。

 今日のゲスト様は、何と関口が24年も前に講習をさせて頂いたゲスト様です。

お持ちの昔のログを拝見すると、確かに24年前の私のサインが書かれていました。

2011年は、とても懐かしい方と初潜りとなりました。

海は多少、波が有りました深度が深くなるにつれ安定してダイビングし易い環境となりました。

 ハマクマノミやヨメヒメジやロクセンスズメダイなどは「水面の波は私達には関係ないです。」と言う様にのんびりしているように見えました。
 私達の他にも、スノーケリングしているチームやダイビングを楽しんでいるチームもいました。

1/1の天気予報では波高5メートルと言う予報のせいか、普段より人影が少ない感じでした。

 40分の潜水でしたが、ゲスト様は新着のドライスーツもチェックもでき、初潜りもでき、目的は達成されたようでした。
 その後、成田山に初詣に行きました。

元日に初詣には仕事柄なかなか行けないのです。

その元日に初詣に行ってみると、大勢の人たちが居てびっくりしました。

普段は、初詣は1/3以降に行く事が多いので、1/1の初詣がこんなに込んでいるとは本当にびっくりしました。

 今年も、ダイビングだけでなく安全にボートの航行も出来るよう「海上安全お守り」を有難く頂いてきました。

 今年もシードアーは、決して派手ではありませんが地道にダイビング業を歩んで行こうと思います。

 本年もどうぞ、宜しくまお願い申し上げます。

シードアー 関口正樹・由美・マグ

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