シードアーのダイビング日記  2009年 11月 
(ダイビングの話でない時も有りますが、本部とシードアーの最新情報を・・・)

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※グーグルクロムの場合、正しく見れない場合が有ります。

 2009年 11月 29日(日)

 探し求めていたニシキアナゴがいました。 


 やっぱりいました。


 抜群の透明度にゲストも感激です。
晴    気温25度     水温 24.5度   透明度 30m以上  

 先日、ゲストの方が「ニシキアナゴを見てみたい。」といわれ、「それならば見に行きましょう。」と云ったものの、肝心のニシキアナゴは姿を潜めていました。
 こんな時はガイドとして一番つら時です。
 「おかしいな?いるはずなのに!」と思いながら、又、今日潜って見ました。
ここのニシキアナゴは神経質でなかなか近づかせてくれないので、遠くからチンアナゴでない事を確かめなければいけません。
 
潜り始めて5分後、遠くにチンアナゴかニシキアナゴかまだ分りませんが姿を確認しました。
そして息を潜め少しずつ近付いていくと、きれいな金色のストライプが見えました。
 「いたあー! やっぱりいたあ!」とても嬉しくなりました。
それも3匹もまとまっていました。
  さて、この写真は何だと思いてますか?
「郵便局のポスト?」 それとも「貯金箱?」ポインターを上に乗せて見て下さい。

 驚きですよね。

これで良く周りが見えると思いますよね。

生き物をそばでいろいろ観察すると普段見慣れている根のでも意外な発見があります。
 
  今日は、瀬底島でダイビングをしましたが、とても透明度が良かったです。

昨晩から風が強く風の音が寝ていてもとても気になり、今日の事が心配でしたが、予想以上に良い透明度ととても見たかった生き物や新たな発見がありとても面白い1日でした。

追伸: 秋山さん、ニシキアナゴがやっぱりいました。お見せできなくて申し訳ございませーんでした。

 本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 11月 28日(土)

 アフターダイブに行く価値がある食堂、そして沖縄の北国小学校!

晴    気温25度      
  今日は、土曜日ですがゲストが不在の為、家族サービスデーとなりました。
さて、今日は国頭の辺戸岬にある金剛石林山が以前からとても気になっており、行く事にしました。
 
 沖縄のカルストは熱帯性カルストと呼ばれ岩の表面がとがっているのが特徴です。
 熱帯性カルストの北限がこの辺戸岬の金剛石林山だそうです。

これに対し山口県の秋芳台の様な温帯性カルストはに岩の表面がなだらかになっているそうです。

 石林山の頂上に立つと天気すが良い時は、与論島や更に遠くの島々まで見えるそうです。

 頂上はとても気持ちが良く、はるか下に辺戸岬に停まる車が小さく見えました。

金剛石林山のホームページを捜すとクー割引クーポンがありますよ。

金剛石林山から車で5分ほど行くと芽打バンダという観光名所があります。

 金剛石林山と同じように、眺めがいい場所で、断崖絶壁から海が見渡せます。
ただ余りの断崖の高さに足がすくみます。

 さてさて、そこから車を1分ほど走らせると何と!沖縄に「北国小学校」という学校を見つけました。

 ただ、ただ驚きでした。
「なぜ北国なのだろう!」と考えてしまいました。そしてひょっとしたらこれは、この場所は国頭郡「クニガミグン」です。

その国頭郡の北の方にあるから北国頭郡の小学校という事で「キタグニ」と呼ぶのではという事に気がついた時は、ミリオネアで高額クイズを解いた気持ちになっりました。
 ポインターを写真に載せて下さい。

さて、ここからは食事の話です。

以前、瀬底の人に辺土名にとんでもない食堂があると聞いたのを思い出しました。

妻と子供は、辺戸岬のレストランで食べたかったようですが、妻と子供の制止を振り切り独断でそこに行く事にしました。

 辺戸岬から辺土名までは車で15分ほどです。

距離は結構ありますが信号が一つもないので早く着くのがうれしいです。

さて、行った事のない「波止場食堂」を捜す訳ですが、名前からして漁港のそばではと思い、漁港にまずは行ってみると、人が6~7人入れば一杯になる様な小さな食堂がありました。

飾り気のない看板には「波止場食堂」と書いあります。
この場所なのかなー?と少し不安になりながら店に入ると、2人の地元の人がいて何か食べています。

・・・・・ここだあー!この量!信じられないほどのどんぶりからの具の盛り上がり方!
心の中で思わず「やったあー! 見つけた!」と叫んでしまいました。
 さーて、そうなると何を頼むかが楽しみです。
確か瀬底の人から教わった時に「トンカツがひどい!」という言葉を思い出しました。
妻は肉そば、子供たちはカツ丼、ソーキそばを頼みました。

トンカツがまず出てきました。「なんだ、これはー!」写真では、分かりにくいですがトンカツが3段重ねになっていました。普通トンカツは1枚だけですがここのトンカツは3枚重ねなのです。
 じゃあご飯を一杯お代わりしようと思ってもトンカツ3枚食べるだけでお腹が一杯になります。
味の方の、やわらかくそして十分な厚さのある肉で最高です。

そして、妻の頼んだ肉そばは、どんぶりの上が肉だらけです。
しかもその肉の柔らかい事、しっかりと味がしみ込んで最高の味です。
当然妻は食べきれないので、私が手伝う事になりました。

息子の頼んだカツドンは、又カツの量がひどい!
かき氷の氷の様にトンカツが落ちないようにバランス良くどんぶりの上に乗せられています。
 
食べるのも大変だけど、これは作って運ぶ時に抜群のバランス感覚が必要だと思いました。

息子は身長183センチと私よりも大きな高校球児ですが、その息子もたまらずカツ丼を残してしまいました。

 結局関口もトンカツを数切れ残してしまいました。

しかしこのような店は、無駄が出ないようにパックを用意してくれています。
残ったカツ丼とトンカツをパックに詰め、持ち帰りにしましたが、動けないほど満腹になってしまいました。
 
そのあと、腹ごなしにパークゴルフをやったのですが、その日はとうとう晩御飯を食べる気になりませんでした。

恐るべし「波止場食堂」ウミンチュー胃袋を支え続けて来たおばあの顔が笑顔が忘れられない1日でした。

 辺土名で食事!   GO  EATING!


 2009年 11月 26日(木)

暖かいし、最高の天気とダイビング! 


バブルコーラルにはオランウータンがいました。


口を伸ばして、あくびをしているようです。

とっても近寄る事が出来ますよ。
晴    気温25度     水温 24.5度   透明度 30m以上  

 日差しが眩しい朝です。
シードアーから見える水納島も輝いて見えます。
サトウキビの緑もより一層濃く見えます。

天気がいいと当然海の中も明るくなり、遠くまで見渡す事が出来るので透明度も良くなります。

水納島が近付くにつれて徐々に水深も浅くなります。

それと同時に、走っているボートの上からでも海底が見え始めてきますが、それでもまだ水深は30メートル近くあります。

ゲストもボートから身を乗り出して澄み切った海を覗きこんでいます。

ポイントに着き、ダイビングを始めると想像通りの素晴らしい透明度でした。
  夏の喧騒が終わり水面を走り回るボートの音もなく、この時期の静かな水納島は、私たちが沖縄に移住しようと決めた時の、のどかな空気が流れていました。

 ウツボーのボーちゃんに出会えたり、ヤシャハゼの写真を撮りたい方には、今はゲストの数も少なく自分のダイビングの時間を楽しんで頂けます。

 どこまでも透き通った海は、とても穏やかな気持ちにさせてくれます。
 
 ギチベラを見ていたら、口を出すのではと思い、カメラを構えて待っていました。

すると、下あごが大きく開き何と口が飛び出してきました。

ギチベラの動きも緩慢で寝ぼけているようにも思えます。

人間が部屋でごろごろして寝転がって「あ~、あ~っ」と大きくあくびをした感じなのでしょうか。

そんな光景を見ていたら、「魚もあくびってするのかなー?」と考えてしまいました。

確かにダイビングしているとクリーニングしてもらっている訳でもないのに時々魚が大きく口を開けているのを見かける事があります。

 あくびしている人をみると、あくびする事がありますが、この前はマグ(関口家の家族の犬です。)があくびしているのを見たら、あくびがうつってしまいました。「あー 自分は犬並だ。」と思ってしまいました。

さすがにギチベラのあくびを見てもうつる事がなかったので少しホッとしました。
本当にのどかなダイビングを楽しめた1日でした。

 本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 11月 24日(火)

 とりあえず目的の1つを達成!


トウアカクマノミだけが見ていなかったのでとても嬉しいです。



カマスに囲まれてツバメウオとをツーシヨット!
雨・曇・晴 混在  気温23度   水温 24.5度  透明度 30m 潜水地 水納島・瀬底島

 今日はどんな天気かと言うと、晴れたり、曇ったり、雨が降ったり一言では言い表せない1日となりました。

 さて、今回ゲスト様は、トウアカクマノミ等の写真を撮りたいというご希望を持っておられました。

以前、沖縄の離島に行かれた時にトウアカクマノミの場所に行ったら何とトウアカクマノミがいなかったというハプニングがあり、未だに見た事が無いそうでした。

 普段濁りやすいトウアカクマノミのポイントも今日はとても済んでいて透明度もとても良い状態です。
 ボートがポイントに着くと海底が澄み切ってはっきりと見えています。
  目指すトウアカクマノミに着くと早速、ゲストのカメラが動き始めました。

 ご夫妻でそれぞれカメラを持たれて写真を撮られています。

 アヤコショウダイの写真も虎の様な模様が来年の干支の寅に会わせ年賀状で使えそうな気がします。
  午後になると、海は更に落ち着いてきたので、水納島に行きダイビングを楽しみました。

ヤシャハゼやヒレナガネジリンボウもそっと時間をかけて寄ればかなり接近しても逃げないので、とても良い写真が撮れます。

 ガーデンイールも同様で、皆で思い思いの写真が撮れました。

沖の根にはウツボーのウーちゃん(勝手に私がそう呼んでいるだけですが、ボーちゃんより一回り小さいです。)
らしきウツボがいました。

ボーちゃんとはソックリさんがいて、以前ボーちゃんと思い撫でてあげようと手を出したら、「カプッ。」と咬まれてしまいました。

それからというものウーちゃんらしいと思っても手を出さないでいたのですが、今日「おいで!おいで!」をしたらどんどん出てきました。

 「これはウーちゃんです。」そして以前の様に顎の下を撫でてあげました。

ゲストの方々はこの後もナンヨウハギの写真を撮られたり、透明度30メートル以上の海を楽しまれました。

そしてダイビング後、ゲストの方からログに「2日間有難うございました。また今度は見たい生き物を見にリベンジに来ます。」と嬉しいコメントを頂いた1日でした。

 本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 11月 23日(月)

 マグちゃんに会いに来ました!


マグのこんな仕草が気に入られたようです。
ポインターを写真の上に載せて下さい。


とっても楽しみでーす!


 あっ! 行っちゃう!
 曇   気温23度     水温 24.5度   透明度 25m

 連休も最終日で殆どのゲスト様は今日は帰路に着かれるのでダイビングされませんが、そんな今日、「マグちゃんに会いに来ました。」とゲストの方が来られました。

 シードアーは初めてですが、マグの仕草の可愛らしさがとても気に入られてシードアーに来られました。

マグのおかげなのでマグのごちそうをグレードアップしようかなと思ってしまいました。
確かに、マグはゲストの方が来られると尻尾を扇風機の「強」ぐらいぐるぐると尻尾を振ります。
ついも思う事ですが、そんなに尻尾を振りまわすとヘリコプターの様に飛んで行ってしまうのではと思ってしまいます。
 天気は、今更言うまでもなく今日も良くありません。

 ・・・が今日のゲスト様にはそんなことは関係ないようで、これからのダイビングが楽しみでたまらないご様子です。

 まずは、クマノミコースを回り5種類のクマノミを見て頂いておりました。

ドラム缶位の小さい岩の真上を通った時に、岩のすぐ真横に亀がいました
  あまりの突然と余りの至近距離に全く何をしていいのか分からず、ゲストを振り返るとたまたまゲストの皆さんは全く別の物を見ていて亀に気が付きません。

音を出してゲスト様を呼ぶと亀は更に慌てて逃げようとすると思ったので、まずは亀の視界から外れて必死に身振りでゲストに伝えていたら、亀が動き出してしまいました。

亀の逃げるのが早いかゲスト様の気がつくのが早いかここからが亀とゲスト様の競争でした。

 でもゲストの方もやっとカメに気がついてもらえて写真も何枚か撮られたようなのでほっとしました。

 海の中は、いつ何が起こるか分からないからいつも心の準備をしていようと思っているのですが、まだまだ私は未熟者のようでした。

 その後は、あまり逃げも隠れもしないツマジロオコゼやキンチャクガニなどを納得するまで写真を撮られていました。

 クレバスの中のアカマツカサ達はじっとしていてゲスト様にとっては、クレバスのインパクトとアカマツカサの絵がとても気に入られたご様子でした。

 そして今日3本目のダイビングが終わった時に、ゲスト様に「シードアーに来られたのは、本当はダイビングが1番で2番目がマグに会いに来たのですよね。」と聞き返した1日でした。

 本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 11月 22日(日)

 天気は曇り、でもこれからダイビングが出来ると思うと気持ちは晴!


 さあ潜るぞーっ!


 撮るものが沢山で時間が足りない!

 曇   気温23度     水温 24.5度   透明度 30m

 天気が、今日も良くありのません。

ここまでぐずついた天気が続くと、これが当たり前に感じて、次第に悪天候への抵抗感が薄らいできました。

 更に、この悪天候にもかかわらずゲストの晴れ晴れとした笑顔を見ている、「悪天候でせっかく来てくれたゲスト様に申し訳ない。という気持ちの私たちまでが、晴れ晴れした気持ちになります。

その他、北井さんやノンちゃん、そして金ちゃんや仲間のヨっちゃんもとても晴れ晴れしています。

気分を代えて港を出航し今日は水納島へと向かいました。

東京からお越しの土岐様は62歳で年齢と同じ62ダイブ目の節目を今日迎えられました。
水納島では、相変わらず色とりどりの魚が出迎えてくれます。

 スカシテンジクダイに囲まれた根に身を潜めるハナミノカサゴなどをゲストの方々はずっと写真を撮っておられました。

又いつものサメ穴でサメを見て頂いたり、大名列の様に続くグルクンの群れを見たりは、視点を一点に定めていると色々な生き物を見落としそうになります。
 また、ガーデンイールをじっとダイバーたちがカメラで良いアングルを捜し何枚もシャッターを切っていました。

 ここのガーデンイールは、ダイバーが近付いてもすぐに身を隠す事がないのでとても写真が撮りやすいのでゲストの方も、かなり良い写真が撮れたようです。

 結局皆さんは、曇り空であいにくの天気でしたが、3ダイブされ満足しきったようでした。

 本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 11月 21日(土)

 とても荒天になりましたが、こんなに楽しめました。


 富士山の様なコブハマサンゴ
この大きさになるまでは何百年も掛るそうです。


 サンゴの上には熱帯魚が沢山います。
 雨   気温23度     水温 24.5度   透明度 20m

 中国大陸から大きな大陸性高気圧が南下してくると、とても強い北風が吹きそれに伴い前線が発生したりして海が荒れる事があります。

 毎年11月は比較的穏やかな日が多いです。
ちなみに去年はダイビングした日の76%が晴でした。・・・が今年はの晴れの割合は26%しかありません。

今年は本土は冷夏だとお聞きしていますが、沖縄は今になって冷夏ならぬ冷秋になりそうです。

そんな状態なのでやはり今日も風が強くとても水納島にも行けませんでしたが、本部にはとてもすごい富士山の様なサンゴがあります。
私ちが生まれるはるか昔から生き続けているコブハマサンゴです。

 最初はゲストの方も荒天で気持ちが、残念な感じに見受けられましたが、このサンゴには驚かれていました。

 この場所は、サンゴの生育状況が手とも良く、約10年前の沖縄全域のサンゴの白化現象が起きた時でも、あまり影響を受けることなく現在まで元気な姿を残してくれています。
 当然サンゴのそばには色鮮やかな熱帯魚が乱舞してまさに沖縄という感じが楽しめました。

ポイントまで港から10分前後と近い為、ボート酔いする事もないのがとてもゲストの皆様はには有難いようでした。

昨日から来られている、新潟のダイビングショップ「パレード」のオーナーの深沢さんのダイビングも今日で終わりとなります。

とても朗らかで優しい深沢さんや、ゲストの皆さんも荒天にもかかわらずダイビングした後のとても素敵な笑顔が心に残った1日でした。

 本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 11月 20日(金)

 水納島はとても面白かったですよ。


 20日間も同じ場所に居ます。


どこにオニダルマオコゼがいるかよーく見て下さい。
 ポインターを写真に乗せるとオニダルマオコゼがだけが残ります。上を向いています。

 曇   気温23度     水温 25度   透明度 30m

 今日は、天気は曇りですが海は昨日よりも更に穏やかになりました。

ゲストのご希望もあり水納島に行きました。

水納島は、周囲4.5キロのクロワッサンの様な形をした小さな島です。

島には背の高い建築物もなく、海にぽっかりと浮かんだいるようにも見えるとてもきれいな宝箱の様な島です。

シードアー号で港から約15分で、ダイビングポイントも8か所ほどあります。
真っ白な砂地が広がり、キンギョハナダイやガーデンイールが沢山見れます。

今日は、カエルアンコウをゲストと見に行きました。

また、サメ穴等もあり、ほぼ確実にサメを見る事が出来ます。

オニダルマオコゼはその風貌からして、ただでさえ見分けが行きにくいのに今日は見事に岩と同化していてゲストの方々もなかなか分かりませんでした。。

 又その他に、サンゴの大群落もあり水納島は砂地のダイビングポイントと言うイメージがありますが、ここに潜ると殆どのゲストの方がサンゴの圧倒的な多さに驚かれます。

 今日はも、のんびりと3ダイブを水納島で過ごした1日でした。


 本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 11月 19日(木)

 あ・あ・あ・・・・カツオ群れが・・・速すぎる!


 瀬底島ではクマノミ6種類が見れます。


少し波はありましたが、水納島に来ました。
 晴   気温23度     水温 25度   透明度 30m

 今日はやっと晴れてくれました。
予報では「曇」なのに晴れてとてもうれしいです。

今日は北谷からゲスト様が来られました。
連日の荒天で、どこに行けるかとてもご不安があったようですが、瀬底島は湖の様に静かです。

トンネルをくぐったりしながらハナヒゲウツボの子供もいました。
本当にまだ生まれたばかり小さなウツボでしたが、親と同じように海底から顔を出していました。

とても入り組んでいるこの場所の事を考えると「大昔の酸性雨が石灰質で出来た岩盤を長い年月をかけて溶かしたのかなー?」色々な想像が頭をよぎります。

その後、ゲストの要望もあり、水納島に行ってみました。
波は、想像していたより弱く「これならダイビング出来ます。」とゲストの方からご返事を頂いたので
のダイビングを楽しみました。

 速すぎる! カメラで追えない!
2ダイブした後の昼食はとても美味しいです。

 ゲストの方たちは、「ウチナー弁当は、爆発的な量がある!」と言って喜んでおられます。
 全部食べる事は出来るけれど、食べ過ぎで潜りたくないからと、控え目にされました。

 その後の3本目は、泳いでる私の後からカツオが矢の様な速度で追い越して行きます。
あまりの速さにカメラを準備する時間があ
りません。

一番、良いチャンスを逃がしてしまい、結局遠くを泳ぐ数匹の群れしか写せませんでした。
それにしても何という速さでしよう。

バショウカジキが時速100キロ前後と言われています。

でもこのカツオも、私にはとても速く見えました。
「この密度の濃い水中をあんなに速い速度で泳ぐなんて、筋肉の塊なんだろうな!」
と、泳ぎながら考えてしまいました。

海が昨日まで、荒れ模様だっただけに今日潜れて本当にほっとした1日でした。

 本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 11月 17日(火)

 風速16メートル 波高5メートルの今日は、ダイビングを中止してレギのオーバーホールとスーツの修理に追われました。!


瀬底大橋から見た海は荒れていました。


台風の様に強い風が吹いていました。
 雨と曇   気温22度     水温 25度   透明度 ダイビングが中止

 風の音で今日は目が覚めました。
時計を見ると午前6時です。


毎年こんなに風が強くなる事はなかったような気がします。

やはり異常気象なのでしょうか?

「ビュ~ッ!」という風の音の強さで海に出れるか分かるのでこの風の音を聞いただけで「今日は厳しいな!」と感じました。

念の為、車を走らせ瀬底大橋に行くとまだ薄暗いので、本部の街は明かりがついていました。

 伊江島と備瀬崎の方からとても強い風が吹きつけてきます。
既に瀬底大橋の下は大荒れです。
これから近づく満潮時間の時はも更に波が高くなりそうです。

 ゲストの方々にボートダイビングの中止の案内をしなければなりません。
残念そうなゲストの顔が浮かんできますが、連絡すると気持ち良く了解して下さいました。

結局ビーチも荒れていたので今日は全くフリーになってしまいました。

 昨日のログを付けたり、レギのOHをしたり、スーツの修理をしたり、普段出来ない家の手伝いをしたりコーヒーを飲みながら何だかアットホーム日となりました。

 ホームページを更新しようと思ったら、プロバイダーから「只今サーバーの回線障害が起こり一部の方のホームページが閲覧出来なくなっております。」と連絡が来ました。
そしてその一部の方に該当してしまいホームページが全く更新できなくなってしまいました。

「まあ、こんな日も有るよね!まだ夏でなく比較的にゆとりのあるこの時期で良かったなあ。」と思った1日でした。

明日も荒れそうです。でも・・・・10/19からは海よ!静かになってね!お願い!お願い!と念じた1日でした。

 本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 11月 16日(月)

 色々な魚に巡り合え今日も楽しめました。


 60センチ以上ありました。 でかい!


 面白い地形が楽しめます。


 きれいな光景は心をひきます。
 晴と曇   気温25度     水温 25度   透明度 30m以上  瀬底島・水納島

 ずずっーーと毎日波浪注意報が出ています。

しかし、天気は良く昨日よりも暖かいです。
だからと言って水着でこの時期潜る人はいないと思うのですが、何と今日の方々は水着で潜っちゃうのでした。

 海に出れば風が強く冷えるはずなのに、全くなんともないこの人はただ者ではない感じでした。

まあしかし、潜ってみると60センチ以上もある大きなケショウフグが目の前でホバーリングしていました。

ホンソメワケベラにクリーニングしてもらっている訳でもないし、ひたすら上を向いています。
つられて上を見ても何もいません。

そしてそっーと(本当にそっーとですよ近づくと50センチくらいまで近づけました。

潜っていきなりこんなシーンを見せられると寒さも当然忘れてしまいますよね。

地形が複雑なこの場所は水着ダイバーのお気に入りになったようです。

水着ダイバーは、2ダイブ目は「サメを見たい!」というので水納島に行き、サメ穴を紹介しました。

水納島は、瀬底島より風が強く波も少しありました。
でも水着ダイバーは「そんなの関係なーい!」と全く気にもかけず水着でダイビングを楽しんでいきます。

11/8にも、サメ穴に行ってサメを見ましたが、今日もちゃんといてくれました。
そしてお目当てのサメが見れてとても喜んでおられました。

グルクントルネードに囲まれました。

 ををを・・引っ込まない!
 風が強くなり、波が高くなり始めたので水納島から今度は又瀬底島に行きました。

でも水着ダイバーは3本目も水着で潜ります。(決してチャレンジというような感じではなく、本当に水着でダイビングを楽しんでいます。)

3本目は、グルクンに囲まれてしまいました。
今までグルクンに囲まれること気あまりなかったのでびっくりです。

そして、ジョーフィッシュが顔を覗かせていたので又そっーと近づいて行きました。

本当に今日は人を人と思わないというか、人が来ても全く逃げない魚たちと巡り合えてとても楽しめました。

ダイビングの終わりに水深を上げていった時、ウミシダを住処としているスズメダイがいました。
黄色とブルーのコントラストが本当にきれいで感激しました。

やっぱり海は面白いなあー!つくづく感じた1日でした。

 本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 11月 15日(日)

 私たちは、絶対に潜りたかったので嬉しいです。


 私たちは潜れたら嬉しいです!


 久しぶり海にはこんなウミウシも・・
 曇  気温26度    水温  24度   透明度 30m以上     瀬底島

昨夜、ゲストの方から「今、海がとても荒れているようですが、明日のダイビングは大丈夫でしょうか?」と問い合わせがありました。

 今朝になって耳を澄ますと、昨日よりは風の音は静かですが、ゲストの心配そうなご様子もありさっ早速車を走らせて、海のチェックです。

「今日は大丈夫です。」と早速ゲストの方に連絡させて頂きました。
ゲスト様からは「予定通りにショップに行きまーす。」と嬉しそうなお返事を頂きました。

 まだ、多少波が高いですが、ダイビングポイントに着くと意外と静かで楽しめました。

 風は北風なので少し冷たいですが、ゲストの顔はとても素敵な笑顔でした。
 無理はしないので、瀬底島の周りを楽しみました。

透明度は思ったより良く、30m位見えていました。
期待していなかったのでゲストの方もびっくりです。

オニダルマオコゼ団地は、スカシテンジクがすっかり姿が見えなくなったので1匹もいませんでしたが、キンギョハナダイが沢山群れていました。

ツバメウオの群れを見たり、海がまだ荒れているからあまり楽しめないと思っていたら予想以上に楽しめて、ゲストの方もとても喜んで頂けました。

さて、最近思うのは、「ゲストの方からマグは元気ですか?」とマグをとても気に掛けて下さいます。
今日もゲストの方が来ると、狂ったように飛び跳ねて近くまで来たらすぐにお腹を撫でてと仰向けにひっくり返ります。

この仕草がゲストの方々にとても何気がある様です。

以前、来られたゲストの方は、「マグに会いに来ました。」と云ってくれました。

当然嬉しいのですが、「えっ! ダイビングがメインですよね!」と聞き返すと「もちろんそうですがでもマグにも会いに来ました。」と 聞かされ、「あのー・・・ 私に会いに来るというのは・・・?」と小さい声で聞くと「あっ ああ・・・ もちろんです。」と思い出したように返事が・・・

マグが可愛くなっていくのも、きっと皆さんがすごく可愛がってくれるからです。
今後ともマグともども宜しくお願い申し上げます。

 本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 11月 14日(土)

 何故! 土曜日も荒れるかねー?


 今朝7時 瀬底大橋から海を眺めると・・・
 あっ! 荒れてる・・・ 
  晴  気温25度    水温  25度   

 風の音がとても気になる朝でした。

 早速、車を走らせ瀬底大橋の上から海の下見です。
天気は少し良くなってきましたが、海は相変わらず風が強く波が高い状態です。

 あ・・・・ どうしよう? 今日はせっかくの土曜日なのに!

 仕事はしたいし、無理はしたくないし、結局ゲストの方に海の状態を説明し、ボートを出したとしても、行ける所は限られていて海が荒れている為、透明度も期待できない事を、話させて頂きました。

 結局、今日は久しぶりに子供たちと遊びに行きました。

 出かける時は必ず瀬底大橋を通らないといけないのですが、帰りは少し波が落ち着いているように見えました。

 明日のゲストの方たちは、ダイビングが出来るといいなあー。と思った1日でした。

 本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 11月 9日(月)

 巡視艇の手入れの仕上げの日!


 今日はプロペラの手入れです。


 今年の3月まで、パトロールでこの艇にお世話になっていました。(2009年3月まで県警の海上安全指導員をしていた時の写真です。右側 関口です。)
  晴  気温26度    水温  26度   透明度 30センチ(渡久地港内の為)

 先日、普段から本部町水難事故防止推進協議会で大変お世話になっている、巡視艇の艇長から「巡視艇の船底の様子を見てほしいのですが・・」と連絡があり、とりあえず船底の様子を見る為に11/5に巡視艇が泊まっている港へ行きました。

 シードアー号が泊まっている港は、大雨が降ると濁り水が流れ込んできて透明度が悪くなる事がありますが、この港は雨が降らなくてもいつも濁っています。

 漁港でもある為、港は魚のにおいがします。
水もそんな匂いがするのではと思いながらも、せっせと支度をし海に入る準備をしました。
 今日は買ったばかりのドライスーツを着ますが、新品のドライスーツの初卸の日にこの港に潜ることになったドライスーツは、きっと働き者になるに違いないと思いました。

 水に入り目を凝らしましたが、とにかく透明度が悪く手を伸ばすと指先が見えません。

 そんな状態でとりあえずプロペラとシャフトをチェックすると、表面にびっしりと石灰や牡蠣やフジツボなどが付き、まるで海底菜園のようでした。

 「やはりこれは1人では出来ないな。」と思いダイビング協会のメンバーの助けを借りようと思いながら、1本のシャフトを磨いて見ると、錆の様な汚れが落ちきれいな銀色の素材が見えてくるとなんだか面白くなり、きれいになって行くのが気持ちがいいので時間を忘れてシャフトを磨いてしまいました。

 結局、この日は下見のはずだったのに、3時間も潜り3本のプロペラのシャフトを磨きあげてしまいました。

 その後、艇長から連絡があり「艇の調子が戻りました。」と連絡がありとても嬉しくなりました。

でも、まだプロペラの手入れが終わっていませんでした。

そして今日、艇長と連絡を取ると「今日の午前中は、艇は動かす予定がないです。」と返事をもらった為、急きょ、港へ直行しプロペラの手入れに掛りました。

 「プロペラだけならタンク1本でいいだろう。」と思いながらも予備を1本積んでおきました。

プロペラは思ったより手ごわく、なかなか作業がはかどりません。
こびりついた石灰質がとても頑固なのでヘラで掻き落してから、磨き上げるという作業になった為です。

 ついにタンク1本では済まず、とうとう21本目のタンクにも手を出してしまいました。

全部プロペラの手入れが済むのに3時間掛ってしまいました。

時間は午後の1時になっていました、巡視艇のシャフトやプロペラが見違えるようになり、プロペラも金色に輝きを取り戻しとても気持ち良くなりました。

「さあて今度はシードアー号の手入れをしようかな。」と思った1日でした。

 本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 11月 8日(日)

 なんてきれいな生き物たち!


 ブルーとオレンジのコントラストがとてもきれいでした。


 久しぶりのサメ穴には2匹も・・
  晴  気温26度    水温  26度   透明度 30m以上   瀬底島・水納島

 最近の日の出時刻は、午前6時過ぎです。
日の出が遅くなるにつれ、朝起きるのも遅くなってしまいますが、それでも好天続きの今日も6時30分ともなると周りがすっかり明るくなり気持ち良く起きる事が出来ました。

 水納島を双眼鏡で見ると波一つありません。
昨日よりも穏やかになっています。

ボートを出すと海は鏡の様に静かです。
ゲストの希望で今日は水納島で2ダイブすることになりました。
 黒のカエルアンコウは相変わらずいてゲストを楽しませてくれました。

 久しぶりにサメ穴に行ってみると、何と2匹も入って休んでいました。

 このサメ穴のサメを見るのはとても大変なのです。

何しろ狭い岩の間から覗きこむようにしないと見えないからです。

ですが、今日簡単に見れる場所がある事に
気がつきました。

 普段、レアな生き物探しに没頭しがちで、レギュラーの様にいる魚には目もくれない事が多かったのですが、最近の教訓から、見慣れているものをもう一度見直す様にしてみると、何とそばには色々なきれいな生き物たちが沢山いました。

 そう思うとすべての生き物たちが、生き生きしているように思えました。

 目から鱗が取れた様な1日でした。

 本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 11月 7日(土)

 グランブルーに包まれて幸せな1日!


 天気がいいと自然と笑顔になります。


 自然の色とは思えませんね。

 グランブルー・・・・(水納島)
  晴  気温26度    水温  26度   透明度 30m以上   水納島・瀬底島

 朝目が覚めると日差しが眩しくとても気持ちのよい天気です。

マグも庭の芝生の上とても気持ちよさそうです。

ボートを出して瀬底島に行けば、まるで湖の様に静かな海が待っていました。そしてボートから下を覗くと海底がはっきりと見えています。

ゲストからは「すごーい!」とか「信じられない!」という声が上がりました。
 この日差し、そしてこの抜けるような透明度、又夏が来たような気がしました。

 ゲストもきっとそう思ったようで笑顔がボートの上に広がります。

 強い日差しに照らされたサンゴは、本来の色を取り戻しとてもきれいな色合いを見せてくれます。

 又水納島に行けば、更に透明度が良く、真っ青な海に浮かんでいるだけでも気持ち良く
なります。

最近ずっとハナヒゲウツボの幼魚がいますが、今日は伸びをしたかったのでしょうか?
そんな訳はありませんが、体をずいぶんと伸ばしていました。

今日のゲストの中で身長187センチ、足サイズ29センチと一番大きな竹内さんも、体に似合わず繊細な気持ちを持っておられ、色々な写真を撮っておられました。

竹内さんは明日のツール・ド・オキナワの選手で今回の来沖のメインテーマなのですが、本当は午後は明日に備えて体を休めないといけないのに、海の素晴らしさに3ダイブされました。

 でもその気持ちはとても良く分かりました。
なぜならこんなきれいな海があるのだから潜らないともったいないですよね。

海の癒しの効果で明日のツール・ド・オキナワで良いタイムが出る事を祈っております。

今日も素晴らしいグランブルーに包まれて幸せな1日でした。

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 2009年 11月 5日(木)

 一人でキョロキョロ・仲間とキョロキョロ!


 引っ込まずに周りを見ていました。


 出たり引っ込んだり(ポインターを乗せると引っ込んだ画面に変わります。)
 曇 後 晴  気温26度    水温  26度   透明度 30m   水納島・瀬底島

 11/2からの大荒れの天気も回復してきました。

今日はやっとボートを出しました。

4日ぶりの瀬底島ではジョーフィッシュがキョロキョロしています。

少しでも近寄るとすぐに引っ込んでしまうのですが、今日は何故か周りを見ています。

私も当然見つかりましたが、それでも引っ込みません。
ならばと、更にそっと近づく事にしましたがそれでも引っ込まず何かを捜すようにキョロキョロしています。

「探し物は何ですか~♪」が頭に浮かんできながらシャッターを切りました。

水納島では最近ずっとチンアナゴが沢山顔を出しています。

あるところまで近づくと全員打ち合わせたようにすうーっと引っ込んでいきます。

ならばと、引っ込んだギリギリのところでしばらく粘っていると、まず1匹が顔を出して様子を穿っていました。

その1匹は、人間がいても大丈夫と判断すると更に砂地から、するすると体を出して、食事の続きをしています。。

その様子を窺っていたとなりのチンアナゴは、「えっ! 人間がこんな近くに居るのに大丈夫なのかなー?」と少し顔を覗かせ自分も様子を窺います。

そして又となりのチンアナゴが人間がいても関係ないと言わんばかりに、食事をしているのを見てならば自分もと皆で食事を続け出しました。

「チンアナゴの世界も人間の世界も似ているなあー。」と感じた1日でした。

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 2009年 11月 4日(水)

 北海道の生徒たちと一緒に!


 生徒の皆さんに説明が始まりました


 思った以上にきれいでした。
 晴  気温26度    水温  26度   透明度 10m

 昨日は、神奈川の生徒さんと一緒に潜りましたが、今日は北海道の生徒さんたちと一緒に潜りました。

 さすが北海道の生徒さんたちは、昨日の神奈川の生徒さんよりも寒さに強いのか、フリータイムの生徒さんたちはずっと海に入っています。

 
昨日の修学旅行の体験ダイビングよりも海の状態が良かったので教える方も教わる方もリラックスしているように思えました。
 海の中では小さいながらもテーブルサンゴを見たり、クマノミを見たり、アカヒメジの群れを見たり普段北海道では見られない生き物に見入っているようでした。

 最初の生徒さんが海から上がった時に友人に「めっちゃ! すげぇーぞ!」といった言葉がとても印象的でした。

 普段、やりなれているスクーバですが「初めての人にはスクーバはすごい体験なんだ!」と教えられました。
 2番目のグループがダイビングしている時、トラフカラッパという栗の様な変わった形のカニを見た時は、やはりとても驚いた様です。

北海道の生徒さんたちは、ダイビングをして何を感じたのかは分かりませんが、「何か一つでも自然の事とかダイビングの事とか生態系の事とか何かを感じてくれたらいいなあー。」と思った1日でした。

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 2009年 11月 3日(火)

 神奈川の高校生たちと一緒に!


生徒たちを待つインストラクターたち


 雲の合間から光のカーテンが・・
 曇  気温24度    水温  26度   透明度 5m     

 今日は沖縄県海洋レジャー事業協同組合が主催する高校生たちの体験ダイビングに参加してきました。

 昨日の天候の後だけに、開催できるかとても危ぶまれていました。

しかし会場のビーチは
、昨日のビーチと同様に以外と静がで開催できました。

海は静かだったのですが、昨日までの大荒れで透明度は普段の半分以下ととても悪かったのですが、それでも生徒たちは水中で呼吸が出来る事にまず感激していました。

 ツマジロオコゼもいたり、クマノミを見たり私たちが思っていた以上に生徒たちの感想は良かったのでとても嬉しい事でした。

 特にイバラカンザシが生徒たちはとても気になったようでした。

確かに海の中は、陸上では想像できないような生き物がいます。

生徒たちの目はまるで今、目の前で起こっている事がCGで作られたものにも見えたかもしれません。

Cカードを持っている先生と生徒2名を担当させて頂きましたが、先生は透明度が悪いにもかかわらず、2回もダイビングを楽しまれました。

 昨日感じたように、透明度が悪いから生徒さんたちに喜んでもらえないのではという、先入観を持っていましたが、生徒たちは純粋にダイビングを楽しんでいました。

そういえば、神奈川出身の関口が30年前に初めて神奈川でダイビングした時は透明度はとても悪かったですが、すごく感動した事を思い出しました。

今日もまた、マヒした感覚を取り戻す事が出来ました。

純粋な生徒たちに今日も教わる事がありました。

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 2009年 11月 2日(月)

 身近なものの美しさに改めて気付いた日!


瀬底大橋から見た備瀬崎(右)と 伊江島(左)


 ゴリラチョップは意外と静かでした。
 曇  気温24度    水温  26度   透明度 10m      崎本部

 昨日の3ダイブ目から天気が崩れ始め、今ピークに達している様です。

瀬底大橋の電光掲示板には「強風 横風注意!」の表示が出ています。

瀬底大橋の下は波の高さが一段と増しています。

昨日ゲストの皆さんには伝えてあったように今日はボートダイブは中止となりました。

次にゴリラチヨップでビーチダイブが出来るかの下見です。

ゴリラチョップは意外と静かで既に数台のダイビングショップの車で来ていました。

 ゲストは、ボートダイブをとても楽しみにされていたので、「ビーチダイブでどのくらい喜んでもらえるかなー?」
と少し不安がありました。
 とにかく写真を撮る事が目的で来られたゲストです。

 潜り始めてしばらくすると私たちには見慣れている生き物や風景ですが、1枚そして1枚と丁寧に写真を撮られています。

1ダイブが終わるとゲストは喜んでおられ「思ったよりとてもきれいです。」と2ダイブされました。

 ビーチでもきれいな風景なのに、見慣れてい
るせいか感覚がマヒしていました。

確かによーく見るととても美しい事に沢山気づかされました。

今日はゲストのおかげで、マヒした感覚を取り戻す事が出来ました。

 本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 11月 1日(日)

 夏の様な日差し!


 いつ写真を撮っても黒い塊にしか見えないです。


 顔が分かりやすいので助かります。
 晴  気温27度    水温  26度   透明度 30m     水納島・瀬底島

 北東の風や北の風が続くこの頃でしたが、今日は温かい南東の風です。

 北風が強いといくら沖縄とはいえボートの上は冷えるのでいつも体に熱いお湯を掛けられるように用意するのですが、今日は誰もお湯に手を出しません。

 海に入ると、真っ白な海底が視界に入ってきます。
「うぁー きれいだなあー。」こう叫びたくなるのはこの瞬間です。

ヤギの所まで行くと大体ニジハタが体をヤギの間に滑り込ませ休んでいます。

こんな光景や、真下の砂地に潜っているヤッコエイに気がつかず、急に砂地から飛び出すヤッコエイ驚かされたりします。


 黒のカエルアンコウは、どんなに頑張って写真を撮ってもいつも黒い塊にしか見えません。

 それが擬態のテクニックの一つかも知れま
 写真の好きなダイバーにとってはダイバー泣かせな魚の一つです。

それに対して、オレンジのカエルアンコウの何と顔の分かりやすい事!

写真をダイバーで無い人に見せてもすぐに分かってもらえるオレンジのカエルアンコウはとてもありがたい魚の一つです。

今日は午後から前線が通過する予報が出ています。

今は、午後の2時です。とても天気も良く海も穏やかです。

誰もが後数時間で天候が急変するとは思っていないようです。

3本目の出航時間が来ました。
ボートのレーダーで雨雲を捜すと6マイル北に雨雲が連なっていました。

3本目は、港のすぐ近くの第2ブイと呼んでいる比較的荒れにくい場所を選び潜る事にしました。

天気はまだ、真夏の様に日差しが強く海も凪いでいます。
本当に海は荒れるのかなー?とゲストも半信半疑のようでした。
あまりにも港に近いので、もっと別の所にも行きたそうに思えました。

この第2ブイの場所はユビエダハマサンゴの見事な大群生があり、長さも百メートル以上にもなります。デバスズメ等が無数に群れとてもきれいな場所です。
暗くなるとニシキテグリも出てきます。

そんなきれいなサンゴを見ているうちに海の中がだんだん暗くなってきました。
水面を見ると波立っているのが分かります。

いざダイビングが終了しボートに上がってみると、海は先ほどと全く表情をかえ、激しく波立っていました。

ゲストも海が急に変わる事を、改めて感じられたようです。

とにかく、この荒れ方を予想して港の近くで潜っていたので、何の心配もなく安心して戻る事が出来ました。

 今日はとても11月とは思えないのどかな夏の様なダイビングを楽しんだ1日でした。また海は急に表情を変える事を改めて学んだ日でもありました。

 本部でダイビング!   GO  DIVE!