シードアーのダイビング日記  2009年 7月 
(ダイビングの話でない時も有りますが、本部とシードアーの最新情報を・・・)

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※グーグルクロムの場合、正しく見れない場合が有ります。

 2009年 7月 31日(金)

兵庫からJ&Mダイバースさんが来られています。


 チームリーダーは何と小学校の校長先生でした。


 餌をも取る為に泳ぎ回っています。
晴  気温33度    水温28度   透明度 40メートル

 今年も兵庫からJ&Mダイバースさんが来られています。
今回のツアーは、小学校の先生方のダイビングチームです。

 一本目は早速、クジラ岩に行ってきました。
見事な珊瑚の群生と色鮮やかな色合いはいつ潜っても感激します。

 珊瑚同士の戦いの跡や、ほかのサンゴに覆いかぶさってしまうすごいサンゴなどもここでは見る事ができます。

 
7/28からずっとダイビングを楽しまれている小川さん一緒になって頂きボートの上で1枚写真を!

小川さんはのんびりするダイビングが大好きでひとつの場所をじっくり見ておられました。

瀬底島では、カスミアジが餌を求めて私たちの近くを泳ぎ回っていました。

 キンメモドキの場所では、すでにカスミアジがキンメモドキを狙って猛烈なアタックを掛けていました。

パニックになったキンメモドキやスカシテンジクはハナミノカサゴの口元を通った瞬間、パクリと今度はハナミノカサゴに食べられてしまいました。

そんな様子を見ている間にも、私たちが見ている場所にはオヤビッチャの卵がたくさんあり、人が来たので卵の場所からオヤビッチャの親が避難している卵が無防備のた時に、フエヤッコやカガミチョウチョウウオなどが「親のオヤビッチャがいない今がチャンス!」オヤビッチャの卵を食べに来てしまいました。

私たちも慌ててその場所から離れると親のオヤビッチャがすぐに戻ってきてフエヤッコなどを追い払いにかかりました。

ここは、なんとも生存競争の激しい場所だと痛感した1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 7月 30日(木)

 カメに気づかれなかった1日。


 洞窟に差し込む光はとてもきれいでした。
晴  気温33度    水温28度   透明度 40メートル

 久しぶりの北寄りの風です。
暑い中にも風が少しさわやかに感じます。

久しぶりの北風に瀬底島を戻りました。
抜群の透明度に驚きです。
ニシキアナゴをみたり、ダイビングも後半になって来た時に、根の上のカメの甲羅が見えました。
カメはまだ私に気が付いていません。

少し離れていたゲストにそっと息を潜めてくるようにお願いし、カメラの準備をして待つこと数秒

レギの音に「何だろう?」と岩の向こうから覗きこんできたカメとご対面です。
 ゲストはカメのお見合い写真の様な正面からのよい写真が撮れたようです。

その他にも、丸々と太ったイソマグロが泳いで行きましたが、さすがにカメラの準備が間に合いませんでした。

久々の瀬底島がとても楽しかった1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 7月 29日(水)

 オニダルマ根にびっくり!


 真っ青なブルーにツムブリがとてもきれいでした。


 この根にはオニダルマオコゼが6匹も!
 
晴  気温331度    水温28度   透明度 40メートル(水納島)

 海が静かになり始めました。
昨日までは、風が強く海面はいつも波立っていましたが、今日はプールの様に静かです。

海が静かなので、海の中を通り抜ける光も増え、さらに水納島の海は明るく輝いています。

ツムブリの泳ぐ姿がとてもきれいに映ります。
瀬底島の根にはスカシテンジクとキンメモドキがすごい数になっていました。

ソフトコーラルの中をのぞくとオニダルマオコゼが口元に来るキンメモドキを食べようとじっとしています。

よーく見ると2匹のオニダルマオコゼが重なっていました。

さらに別の角度を覗くと、そこにもオニダルマオコゼがいました。
 「これだけスカシテンジクなどがいるとオニダルマオコゼもこんなに集まってくるんだ!」と感心しながらまた別の角度からのぞくとそこにもまたオニダルマオコゼがいました。

なんとこの根には、オニダルマオコゼが分かっているだけで6匹もいました。

プールの様に穏やかで平和相な海でも生き物たちの激しい生存競争は続いていました。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 7月 28日(火)

 ひ・ひ・飛行機が飛ばない! えーー 那覇に深夜着なのー? でも本部で潜った私!


 海に出れば、今朝の苦労も関係ない!


 ドキドキする!
晴  気温33度    水温28度   透明度 30メートル

 異常な天気で本土は災害が大変なようです。
1時間の降水量が100ミリを超えたりと沖縄では考えられない降水量かもしれません。

そんな異常な天気で北海道の飛行場が霧で欠航になってしまいました。
「そんな事情で今日はどうなるのかわかりません。すみません。」とゲストから電話が・・・
ゲストのせいではないのでどうしようもありません。

ですが、夜遅くに飛行機が飛び立ち那覇空港に午後11時つくことが決まりました。

でも翌日の本部の集合時間には間に合わないと諦めておられましたが、時刻表を調べ高速バスで名護まで来て頂き、名護まではシードアーがお迎えにあがり、集合時間に間に合いダイビングに参加することができました。

昨日の夜は飛行機の中だったのに今はボートの上にいられることがとてもうれしいご様子でした。

 伊江島のドームを潜ったり、抜群の透明度の水納島に行ったり、苦労は報われるものでした。
 シードアーのバナナの下でマグと一緒に記念写真を撮り、慌ただしかったけれど充実した1日が過ごせたゲストの皆さまでした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 7月 27日(月)

 私の休日、そして子供と過ごした大きな体験


 お父さんの休日


 コンデジでも意外と上手く撮れます。
晴  気温32度    水温28度   透明度 30メートル

 ご夫婦でご主人だけがダイビングをしていたり、奥様だけがダイビングをしていたりというご家族もあると思います。

 今日は、せっかくの家族の沖縄旅行ですが、ダイビングをされているご主人だけが休日の中の休日とでも言えばいいのでしようか、お一人でのダイビングのご参加でした。

でもご家族のことをとても気にされ、ダイビングが終わったら1秒でも家族の元に戻ろうととても気を使っておられました。

でも海の中では、周りの景観に気を取られとてもリフレッシュされているようでした。
午後になると、神奈川から来られた岡田様親子の体験ダイビングです。

 何と2回もチャレンジする拓海君はまだ12歳です。

 お父様のお名前には「洋」の字が、そしてお子様には「海」の字が、来るべくして来た体験ダイビングなのかもしれません。

 「12歳という感受性の高い時期にダイビングを体験すると人生がどう変わるのかなー?」と
考えてしまいました。

そんな体験をさせてくれるお父様は素晴らしいお父様でした。

子供にはいろいろなことを体験させたいと思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 7月 26日(日)

 南の海で体験ダイビングそして、意外と穴場の名護の花火大会!


カクレクマノミはかわいいでした。


 名護の花火大会はとても近くで見ることができます。

晴  気温33度    水温28度   透明度 30メートル

 群馬から来られた林様ご夫妻が体験ダイビングにお見えになりました。

関東も梅雨明けしたそうですが、大雨などいろいろと本土の方は大変なご様子です。

 さて、今日は南風が強く普段体験ダイビングで使っている場所が荒れてしまいましたが、カクレクマノミを見て頂いたり、ゴリラチヨップにも行くだけ行ってゴリラの前で記念写真を撮ったりゆっくりフリーな感じで楽しんでいただけました。

 見るからに優しそうなご主人と、見るからに優しそうな奥様でとても素敵なご夫妻でした。
そんな今日は名護のビール祭りです。
オリオンールがかなり力を入れているのではと思うのですが、生ビール1杯200円というのは安いですよね。

 そして、8時になると花火が上がりました。
本部の海洋博記念公園の花火大会は、大混雑で大変ですが、ここの花火大会は本部の花火大会ほど大きくありませんが、混雑もなく間近で見ることができとても有り難いです。

そして大きい花火は、本部の花火にも引けを取りません。
頭の真上で鳴る花火の轟に周りの子供たちはとても怖がっていました。

そんな夏のひと時をオリオンビールと金魚すくいで過ごした1夜でした。


本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 7月 25日(土)

 夜間巡視で゜見つけたヤドカリ!


 何と住まいは、ウイスキーのキャップ


晴  気温32度    水温28度   透明度 30メートル

 昨日と、今日は関口は窒素抜きの2日間で船長をずっーーーとしていました。

ただ、ボートの上にこの炎天下ずっーーーといるのも結構疲れます。

キャビンの中は風が通らないので、ボートのテントの下で過ごすのですが、時折アジサシが海面の小魚を追いかけまわす光景が見れます。

 本部半島の上空だけに雲がかかっているのも見れます。
何故、海の上に雲はなく、陸の上に雲ができるのか?とか考えるのもとても楽しいひと時です。

ボートの上で、自然を味わいながら過ごした昨日と今日ですが、今夜地元の学校のPTAによる夜間巡視がありました。

子供たちの安全のために春休みや夏休み、冬休みなど欠かすことなく必ず夜間巡視が行われています。

アンチ浜を巡視で回った時に、何とウィスキーのキャップを宿にしたヤドカリがいました。

貝殻により軽いし居住性に優れていそうで足早に逃げていました。

軽くて居心地がよいのかもしれませんが、やはりヤドカリは「貝殻に住んでほしいな!」とつくづく思いました。

巡視のついでにささやかですが、ゴミ拾いもした1日でした。


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 2009年 7月 23日(木)

 飽きない水納島の海!


 とてもきれいでした。


 ち、近すぎでは!
晴  気温31度    水温27度   透明度 30メートル

 昨日の日食の不思議な天気が脳裏に残っていました。

同じ場所に今日は、水納島の主のアカウミガメがいました。
甲羅の大きさが1メートル以上もある巨大なカメです。

ふつう、海の中でカメと会うと大体は逃げて行きますが、このカメは逃げません。
この海では、天敵がいないのかもしれません。
だから、誰も怖くないのかもしれません。
海が温かくなるとトウカムリもたくさん出てきます。

子供のトウカムリも大人に負けずと全く同じ形で頑張って生きています。

 またスカシテンジクダイを食べようとカスミアジが、素晴らしい速さでスカシテンジクの群れに突っ込んでいきます。

とてつもない速さと極端に近付いてきたりとても流し撮りどころではありませんでした。

ヤシャハゼも浅い所で沢山見れたり、カエルアンコウやヤッコエイやアカウミガメや水納島は今がまさに旬だと思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 7月 22日(水)

 日食の水納島


ポインターを載せると最暗時の水納島が見れます。


 宇宙は海以上に不思議です。

晴  気温31度    水温27度   透明度 30メートル

 今日のあちこちのボートの上では、遮光板を覗きく人たちが目立ちます。

その中の一人も私ですが、日食を実感するのは、たぶん初めてだと思います。

今まであまりにも気にとめていなかったのですね。

9時30分ごろ水納島では日食が始まる寸前です。
その時の写真が左です。
ポインターを載せると最大日食時の10時53分の水納島が見れます。

 確かに暗いです。

今日は何故か、風の向きも変に感じました。

波も落ち着きのない感じがしました。
それは、自分が落ち着いていなかったからかもしれません。

太陽の変化は人々に様々な変化を与えているような気がしました。

現在、日食という現象が分かっているから慌てる事もなく、進んで日食を見に行こうとする人たちがいますが、日食と言う現象が理解されていない時代では、一体どんな事が起こっていたのかなー?と考えてしまいました。

それにしても、左の太陽の写真、やはりとても不思議な気がしました。

これ以上の地球 の変化がない事を思わず祈ってしまいました。

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 2009年 7月 21日(火)

 正しい休日の過ごし方?


 久しぶりに出ていました。


 ダブルシモフリはここでこそならでは!
晴  気温31度    水温27度   透明度 30メートル

 ダイビングが楽しみなのは、当たり前です。

だから休日はダイビングに来られるのですが、ボートに乗って皆さんを見ていると「一番リラックスしているときはこんなときなのかなー。」という写真を撮ってみました。

なんとも走るボートの上でうつぶせで寝るのはとても辛いはずなのですが、最高に気持ちがよかったそうです。

そんな奥さんを見て旦那様も、スーツの上でひと眠り。

だれの目を気にすることなく、おもいっきりの休日の過ごし方だと思ってしまいました。
きっと夢の中では今見たばかりの洞窟の中の光景を夢見ているのかもしれません。
 
イセエビとかシモフリタナバタウオとか、ハナヒゲウツボの子供が出てきていることだと思います。

 なんだか竜宮城の夢を見ているようですね。
 大人とは言え、大好きなダイビングをしている時は、心は子供に戻っているのかもしれません。

沢山遊んだ子供が疲れて眠るように、大人でもダイビングをすると子供のように眠れるのかもしれません。

だから、ダイビングをする人は、子供のような心を持っているのかなと思った1日でした。

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 2009年 7月 19日(日)

 30センチの赤と黒のカエルアンコウ!


 をををっ! でかい!


 をををっ こっちは黒だあ!
晴  気温31度    水温27度   透明度 30メートル

 大阪から浅井氏率いるアリーズカンパニーの皆様が昨日から来られました。
久しぶりに会う浅井さんは、やはりいつ見てもケビン・コスナーの様でとってもかっこいい方です。

 そんなアリーさんたちと水納島を潜ると何とオオモンカエルアンコウが赤と黒でいました。
それも30センチ近くある大きなサイズでした。

 トウカムリやヤッコエイなどが飛び出したりして、水納島の楽しさをアピールしているようです。
 伊江島では、ダイナミックなドロップオフを潜ったりダイビングにも変化のある1日です。

無数に舞うカスミチョウチョウウオやグルクンの群れなどが目を引きます。

 昨日は、本部町は海洋博の花火大会で町中大渋滞でした。

 今日は、アリーさんは2ダイブを終えてから水族館見学に行かれました。
 ダイビングでみた魚を水族館で見るのもまた、勉強かもしれませんね。

楽しかった2日間、始まるとアットいう間でしたが、「また、皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。」と挨拶を交わし、アリーズカンパニーの皆さんと別れを告げました。

今度は、シードアーの近くで泊ってアフターも一緒に楽しみましょう。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 7月 17日(金)

 水がガラスの様に透き通った海でした。


 すげえー この透明度!

晴  気温31度    水温27度   透明度 30メートル

 毎日潜っていると、記事に書くことも考えながら潜ることがあります。

今日も色々な生き物と出会えましたが、何といっても皆が驚いたのはこの透き通った海でした。

 ほかのチームがはるか20メートル下にいますがくっきりと見えています。

「水が見えない!」だから空を飛んでいるような錯覚すらします。

 まだ関口が20代の頃、葉山でダイビングのアルバイトをしていましたが、その時代に与論島に潜って、抜群の透明度に感動したことがありました。

 その時も「水が余りにもきれいで水が見えなかったのです。」まるでコップの中の水の様に透き通っていたのです。

 久々にはるか昔のことを思い出しました。

こんな素晴らしい海をゲレンデにできてとても幸せだと感じた1日でした。り


本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 7月 16日(木)

 今年も瀬底中学校のスノーケリング指導をしました。そして財木さんと体験ダイビング!


地元なのに水納島に来るのが初めての生徒もいました。


 この海を守っていく子供たちです。

晴  気温31度    水温27度   透明度 30メートル

 今年で2回目の瀬底中学校のシュノーケリング指導の日がきました。
3年生17名と先生4名そしてインストラクター3名がシードアー号に乗り水納島を目指します。

 水納島に着くと生徒たちも先生方も抜群の透明度に感激です。

きれいだからと言って海に入ると事故に遭います。

生徒たちは、ライフジャケットを着けないで水面に浮いているインストラクターに5キロの重りを渡すと、いきなり沈んでいくのを見てびっくりしていました。

 次にライフジャケットを付けたインストラクターにさっきと同じ5キロの重りを渡してもインストラクターは、十分水面で浮いているのを見て、「ライフジャケットってすごい!」と驚いていました。

その後、スノーケリング器材の使い方を説明し、水納島の魚たちと遊んだりして、自然の大事さも十分に感じ取ってもらえたようです。

 このような仕事にシードアー号を使えてとてもうれしいかぎせりです。

瀬底中学校の先生と生徒たちに感謝されながら別れを告げ、午後からは財木さんたちとの体験ダイビングです。
財木さんは、せっかく体験ダイビングをするのだから絶対に満足いく体験ダイビングをしたいと言う事で、あちこちの口コミ情報などを徹底的に調べたそうです。

その結果がシードアーを選んだ理由とお聞きして「えっ! そんなに期待されちゃっているのですか!」と、一気に緊張が走ります。

ですが、今までやって来た事をするだけです。

お客様の事を色々とお伺いして、お客様にあった体験ダイビングをするだけでした。
 お2人は、お名前に「陽」の字がつくようにとても明るく、朗らかで関口の方がとてもダイビングを楽しめました。

水深8メートル 潜水時間 50分 長いダイビングもあっという間だったようです。
「沖縄旅行のメインイベントとして十分楽しめました。」とお聞きして、とてもうれしい気持ちになりました。
別れ際に、「今度お会いする時はダイバーになっていますよね!」と言葉を交わし、サトウキビの道を走り過ぎていく車を見送りました。


本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 7月 15日(水)

 もう止められない! お母さんパワー、全開!


 お母さん!最高の笑顔ですね。


見えている人全員70代ですよ!

晴  気温31度    水温27度   透明度 30メートル

 今日もパワフルレディーと海に出ました。
シュノーケリングチームも、2回もボートでシュノーケリングをすれば十分なのではと、誰もが思うはずですが、このお母さんたちはもう止められません。

 1日にボートシュノーケリングを3回もして、笑顔で帰って行く、この年代のお母様たちを見るのは関も初めてです。

 最高齢の半田女史にいたっては、78歳という年齢は偽りではないかと感じさせられました。
半田様、豊倉様ともに昨日も3ダイブされ、今日も当然の様に3ダイブされました。

水納島では、ゴマモンガラの「絶対にこの貝を食べる!」と言う執念をじっと見守っていました。

何度も何度も貝を噛んだり落としたり不器用にも思える事もありましたが、あきらめずひたすら頑張るゴマモンガラにいつしか、「もう少しだぞ!頑張れ!」という自分が居ました。
 さて、それにしてもお母様たちと出会い、更に自分の人生観が変わったような気がしました。

最近は、年配の方が多く来られます。「私も54歳となりこの後どれ位ダイビングが出来るかなー?」
と、考える事もありますが、お母さんたちを見てると「若いくせに何を言っているの!」と怒られそうで
とても元気をもらいました。

お母さん、また会いましようね。

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 2009年 7月 14日(火)

 チーム名の通りとても若かったです。


 70オーバーの方のチェーン


チーム最高齢の半田さんの泳ぎ

晴  気温31度    水温27度   透明度 30メートル

 今日は、村松氏率いるチーム"YOUTH"の皆さんが来られました。

引率の村松氏を除くとチームの合計年齢は、5名で375歳となります。

中でも最年長ダイバーの半田さんは78歳で現役ダイバーです。

シュノーケリングで参加されている方もおりますが、皆さんマイ器材を持ちやはり現役です。

シュノーケリングなのに「ウェイトが欲しいです。」の言葉に「えーっと・・・大丈夫ですか?」とお答えすると、「潜る為に着けるのだから当たり前でしょ!」と、一喝されました。

引率の村松氏にご相談して「全く問題ないです。」の言葉を信じてウェイトをお渡しすると、70代とは思えない体力で素潜りなのに「潜る・潜る・・どこまでもぐるの?」と感心しました。

普段からスイミングで体力はもちろんのこと、スキンダイビングもされているとの事で海でのスキンダイビングはとても気持ち良さそうでした。
関口の母親と同じくらいの年でもあるので「おかあさんっ!」と呼ぶと「女性と呼びなさい!」とピシャリと釘を刺されました。

ならぱ美女軍団と呼ぶと「どこかの国の女性応援団と一緒にしないで!」とまたピシャリ。

20数年も年上の女性には、赤子の様に軽くひねられました。

きのうCカードを取られた西川路様もご一緒にダイビングを楽しみましたが、お母様曰く「あの
若い女の子はこんなに若くから免許取れていいわねー。」でした。

すっごいお母様パワーはまだ明日も続きます。


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 2009年 7月 13日(月)
 ダイバー誕生とサンゴの産卵と関の誕生日でした。

今日ダイバーになりました。


白い粒は卵です。この珊瑚はメスです。


ピントが合っていないのではありません。オスのサンゴが精子を出したので白く濁っています。
晴  気温31度    水温27度   透明度 30メートル

 今日、新たにダイバーが1人増えました。
西川路さん、おめでとうございます。

たったお1人で7月10日からのご参加でしたが、天候にも恵まれ、見事にPADIオープンウォーターダイバーになられました。

水中のスキルもとてもうまくこなされ、海がとても大好きな西川路さんの海へのドアーが開かれました。
「皆さんの海へのドアーを開くお手伝いをする。」そんな思いで名をつけたシードアーにとってダイバーが御1人増えるという事はとてもうれしい限りです。

本当におめでとうございました。

さて、7/13の深夜11時にクサビライシというサンゴの産卵を瀬底島にある琉球大学の亜熱帯海洋生物研究センターに行って見学してきました。

クサビライシは雌雄異体で、一つの石がオス、またはメスなのです。
一般的には大きいのがメスで小さいのがオスだそうです。

普段私たちが海で見ているテーブルサンゴなどはミドリイシと言うサンゴの仲間で雌雄同体で、一つのサンゴに沢山のポリプが集まって共同生活をしています。

ですが、このクサビライシは40センチほどの大きさがあっても、これが一つのポリプなのだそうです。

産卵する時は、中央の山の頂上の様な部分から、産卵します。

このサンゴは、性転換をするのでどの時点でオスになったりメスになったりするかも研究しています。
たとえば「大きいメスを2つに割って小さくするとオスに変わるのか?」とか、もし変わるとすれば「どのくらい小さくなるとオスになるのか?」

など、色々です。
クサビライシは7月の満月の大潮から約5日ほど遅れて産卵するのが一般的だそうです。

写真で白く濁っているバケツはオスのサンゴが精子を放出しているため濁っています。

白い粒粒が見えるバケツは、メスのサンゴの産んだ卵です。

この研究所には、今イスラエルからも研究者の方が来ておりました。

この観察は、真夜中の12時も過ぎて深夜まで続きました。

そんな今日7/13は関の誕生日でもありました。
家に戻ると日にちが変わっていましたが、エビスのプレミアムを飲み誕生日を祝い(祝う年でもありませんが)ました。。

追伸:琉球大学の酒井先生、有難うございました。

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 2009年 7月12日(日)

 帰って来た島尾さんを待っていたのは、抜群の透明度でした。 


根 気勝負でした。


30メートル以上先が見えていました。

晴  気温31度    水温27度   透明度 30メートル

 7/2に、「また来てくださいね。沖縄でのお仕事、お疲れ様でした。」と内地にお仕事の都合で引っ越された、島尾さんが1週間後の今日、ダイビングにお見えになりました。

 1週間前に大々的なお別れをしただけに少し照れくさそうです。
シードアーとしてはとっても嬉しい限りです。

 6/27の日記に載せたマンタが瀬底ビーチに打ち上げられた写真も島尾さんからのご提供でした。

 同じくボートの上でくつろぐ青木様ご夫妻も、休日をゆっくり楽しまれています。

 水納島にボートが着くと海底が既に見えています。
そしてエントリーしていくと、先に潜ったダイバーのはるか先まで見えています。

 皆さんは透明度はとの様に測っていますか?
ダイビングでは、個人の視力の違いなどもあるので大まかな数値でしか表せませんが、ボートのアンカーロープ(錨のロープ)はおおよそ水深の1.5倍の長さです。

ですから、アンカーロープを辿って水底に行き、アンカーからボートの舳先が見えていれば、水深の1.5倍の距離が見えている事になります。
 そして、シードアーのポートは全長15メートルあります。
アンカーからボートの後ろまで見えていれば、水深のおおよそ2.8倍の距離まで見えている事になります。
ただし個人の視力に違いなどもあるのであくまでもおおよその数値です。

そんな事を考えながら潜るとまた、楽しさが増えてきますね。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 7月11日(土)

 変化が楽しめるダイビング!


地形がおもしろいですっ。


ほんとっ 見事に化けていました。

晴  気温31度    水温27度   透明度 30メートル

 今日は水納島と瀬底島に行ってきました。

瀬底島は地形の変化が激しく、いたるところに水路の様な亀裂があります。
その様なことから「ラビリンス」と名がついています。

風が依然強く波浪注意報が出ていましたが、ラビリンスはとても静かで透明度は、30mをはるかに超えているようです。
水納島では、カエルアンコウが見事に擬態しており、すぐに気が付きませんでした。

周りの風景に溶け込むこの能力は流石です。
まるでプレデターの様だと思ってしまいました。

多くのダイバーがすぐ側を通ってもやはり気が付きませんでした。

その他にもハダカハオコゼも自分の擬態ぶり
を披露していましたが、こちらは周りの色と上手く合っていないのですぐに見つかってしまいます。

魚の形から、生活の様子を探るのもとても面白い勉強になります。
そんな勉強にはこの水納島はまさにうってつけかもしれないと思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 7月 9日(木)

 サンゴの戦い激しいようです。


体をきれいにしてもらって気持ち良さそうでした。


 砂地にポツンとオブジェの様です。
晴  気温31度    水温27度   透明度 30メートル

 今日は、風が強く久しぶりにダイビングする場所を考える1日でした。

強い南東風を避けるためにクジラ岩に行きました。
この本部地域には、伊江島や水納島そして瀬底島と3つの島がありますがその中でもこのクジラ岩は、サンゴの被度が一番多く、数十種類ものサンゴが元気よく育っています。
夏の強い日差しがサンゴを照らし一層カラフルに見えます。

サンゴが見事に育ち平和そうなこの場所でも、サンゴ同士の熾烈な戦いがあります。

光を求め他のサンゴの上に覆いかぶさろうとするリュウモンサンゴやセンベエアナサンゴは、他のサンゴにとってとても脅威です。
 サンゴ同士の接触面を見るとサンゴ同士の戦いの痕跡を見る事が出来ます。

 サンゴの世界は静の世界かと思ったら激しいバトルの世界でもありました。
瀬底島に戻ると、コクテンフグが体を掃除してもらっている様子です。あまりに気持ちが良いのか私たちが近づいても掃除を続けてもらう為か逃げようとしません。

 瀬底の砂地には、オブジェの様なサンゴが点在して気がついたらあっという間にダイビングが終わっていました。
 楽しいと時間を本当に忘れてしまうと思った1日でした。。


本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 7月 7日(火)

 宝石の様な水納島が戻ってきました。


ミナミホタテウミヘビが顔を出していました。


 ポインタを乗せると7/3の雨雲が・・


晴  気温31度    水温27度   透明度 30メートル

 今日も南風に誘われ、水納島と伊江島でダイビングを楽しみました。
 
すっかり夏空となり、輝く太陽の下の水納島はまるで宝石の様に輝いています。

 下の写真の上にポインターを載せて頂くと7/3の雨雲に覆われた写真を見る事が出来ます。
雨雲の下でのダイビングも水中では魚が色とりどりでとても楽しめましたが、こんな輝く水納島では、
はるか遠くの景色も水中で見る事が出来ます。

いったい透明度はどの位なのだろう?

とにかくダイビングポイントに着くと、海底がボートの上から見えるだけで歓声がわきあがります。

ナンヨウハギが群れ、ガーデンイールが砂地から体をくねらせて踊っているように見えたり、深いところでしか見る事が出来ないヤシャハゼもここでは水深15メートル前後と浅いところで見る事が出来、また、根性の座ったヤシャハゼもおり、ダイバーが近づいてもあまり引っ込みません。

ダイバーは
、どこまでヤシャハゼに近付けるか?を競い合ったりすることもありますが、ここのヤシャハゼの世界ではどこまでダイバーを近づけさせられるかが、競技となっている様にも思えます。
とにかくかなり近くまで寄れるのです。

 
皆さんもヤシャハゼやヒレナガネジリンボウたちと協議を楽しみませんか。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 7月 5日(日)

 シードアーの体験ダイビングはミニダイビングスクールです。


金城さんと上村さんの体験ダイブ


遠慮がちなチョップが素敵でした。

晴  気温31度    水温27度   透明度 15メートル

 わざわざ、関西からシードアーを訪ねて体験ダイビングにお越し頂いた上村様と金城様。
朝、爽やかな天気の中シードアーご到着されました。

まずは、体調を確認して頂きすべてOKです。
そして勉強が始まります。
 まずは、水中に入ると体に水圧が掛かってくるのですが、この水圧にうまく対処する方法を15分程度勉強します。
 次に水中の生物についてさらに知識を深め、水中生物を傷つけないようにする方法や、自分たちも水中生物からけがさせられない方法などを学びます。
 
そして次のステップは、水中では会話が出来ないのでハンドシグナルを10種類ほど覚えます。

更に水ちゆうで上手く泳ぐ方法や、バランスの取りやすい姿勢などを勉強した後、ファイナルクイズがあります。

 ここまで徹底していると体験ダイビングと言うより、まるでミニダイビングスクールと言ってもいい感じがします。

 いよいよ海に行くと、足が立つ浅いところでBCDと呼ばれる器材の操作を練習します。
そして、呼吸器を使った練習をしていきます。
 時々水ちゆうで笑ったりするとマスクの中に少し水が溜る事があります。
そのマスクの中に溜った水を、水中でとても簡単に抜く事が出来るのですが、その練習をして最後は耳ぬきの練習もしていきます。

なるほど! このボリューム! 確かにミニダイビングスクールと言っても過言ではありません。
だからシードアーの体験ダイビングは午前1組 午後1組しかできないのです。

でもここまで練習しないと水深4.5メートル以上深く潜る事が許可されておりません。
シードアーでは、しっかり練習をするのでゲストの調子が良ければ水深12メートルまで潜る事が出来ます。

たかが体験ダイビングですが、ここまで徹底するとゲストの方も終了した後はとても達成感があるご様子でした。

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 2009年 7月 4日(土)

 三原さんのファミリーダビングがスタートしました。


念願のファミリーダイブです。


ご家族での初ヒューマンチェーン

晴  気温31度    水温27度   透明度 30メートル

 今今年の5月に始まった三原様のオープンウォーターダイバーコースが、6月に終わりました。
そして今日、お譲様が本土から来られた、ご家族での初ダイビングとなりました。

 三原様は66歳と言うご年齢でダイビングスクールに参加され私たちに勇気を下さいました。
また、講習最終がが奥様のお誕生日であった事など、ともて思いで深いダイビングスクールでした。

 ダイビング中も余裕がとてもあり、講習の時に楽しめなかった生き物との出会いや景色はとてもインパクトが強かったと思います。

最後にご家族で手をつながれとても素敵なご家族だと思いました。
今日の3本目は、伊江島のカナン崎ドームと呼ばれているところに行ってきました。

2階建ての一軒家がすっぽり入る大きな水中ドームがあります。

その中には、アカマツカサやミナミハタンポなどが多数群れていて、イセエビもいたるところで見る事が出来ます。

 又、ドームから外へ出ると迷路のように複雑な水路があり、自然のすごさを感じさせます。
今日は水納島や伊江島でダイビングを楽しみましたが、一番心がやさしい気持ちになったのは、三原様ご家族と ダイビングでご一緒したことでした。

素晴らしいご家族だなあーと感じた1日でした。


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 2009年 7月 3日(金)

 雨雲の中でも海は抜群にきれいでした。


黒く垂れこめた雨雲に少し困惑!


 水中とは思えない景色が楽しめます。
晴  気温31度    水温27度   透明度 30メートル

 今日、久しぶりにぐずついた天気となりました。
恵みの雨が欲しい沖縄にとってはとても貴重です。

しかし、水納島に着くと雨雲に周りが覆われいつもの宝石のように輝く水納島と別の景色がここにありました。

 ところがいざダイビングポイントについてみると、水はとても透き通っていてゲストの皆さんは、「こんな天気なのにとても信じられないです。!」とびっくりされています。

天気が悪くても、波さえなければダイビングはとてもしやすいで、ゲストの方々は次から次へと海の中へ姿を消していきます。

 南風は私たち本部のダイバーにとってもうひと一つ楽しみを増やしてくれます。

南風になると伊江島がべた凪になり、ドロップオフなどが楽しめるのです。

オーロラと呼ばれるポイントは40メートル近いは落差を誇るドロップオフがありとてもダイナミックな地形が楽しめます。

皆さんも、この時期は色々な場所でダイビングが楽しめますよ。
本部に来てみませんか?


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 2009年 7月 2日(木)

 「探し求めたウミテング!いたあー。」と島尾さんの2年半の沖縄ライフの集大成のダイビングでした。


根気勝負でした。


福岡に戻ってもお元気で!

晴  気温31度    水温27度   透明度 30メートル

 今日も南風に誘われ、水納島と伊江島でダイビングを楽しみました。

伊江島では、最初は流れも穏やかで皆さんは、青い海に吸い込まれていくように水面から消えて行きました。

時間が経つにつれゾウの鼻(ポイントの名前)を流れる潮流は速度を増していきます。
30メートル以上の落差を持つぞうの鼻は、圧倒的な景観が自慢です。

ダイビングが終わる頃は、排気のエアーが真横に流れる位の強さでした。

潮流に負けじとダイビングを続けた来た皆もボートに上がると「疲れたアー!」ではなく笑い声が上がりました。「すごーいに流れだったア!」

ダイバーは流れがあっても楽しいのですね。
そして、水納島では昨日見つけられなかったウミテングを絶対に見つけようと思っていたので、見つけてた時はみんなを呼んでしまいました。

 ヤシャハゼも数が増えてきました。
20センチまで近づけたのは根気勝ちなのか、巣穴から出るまで待てなかったのは根気負けなのか分かりませんが、とにかく近くまで寄って写真が撮れますよ。

2年半沖縄に仕事で来られた島尾さんも明日は、仕事の都合で沖縄から発ちます。
色々な思いが島尾さんの中で去来していると思いますが、今日は素晴らしいヤシャハゼの写真を撮られました。

ご本人も会心の出来と納得されていました。

島尾さんの2年半にわたる沖縄の生活が明日で一段落します。
とても名残惜しいです。

島尾さんと由美ちゃんと私と一緒に写真を撮りました。
でも今度はご家族で一緒に住めるから良かったですね。
と思った1日でした。

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 2009年 7月 1日(水)

 水納島の海は、とても水中とは思えないくらい明るいでした。


水納島の浅場は魚のパラダイスでした。


ネオンの様な光を放つウコンハネガイ

晴  気温31度    水温27度   透明度 30メートル

 気温ととも水温もぐんぐん上がってきました。
ついこの前まで水温が25℃くらいでしたが、いつの間にかシーガルで潜る自分が自然に思えてきました。

7月に入り暦の上でも真夏です。
北風が吹く時期はほとんど来る事が出来なかった伊江島ですが、南風に合わせて渡り鳥の様に私たちも伊江島へと足を運ぶ事が出来ます。

 カナン崎ドームでは、信じ難い様な地形に皆さんびっくりされます。
巨大なドームの中には沢山のアカマツカサやミナミハタンポなどを見る事が出来ます。
 また、水納島では、太陽の日差しが真っ白な海底を映しだし、とても水中とは思えないくらい明るいです
  
 また一緒にいたダイバーの方が、「ウミテングを見つけました。」とボートの上で聞き「えっー、そうなんだ!」と皆が言いました。

2日間ダイビングを楽しまれた吉野さんも良い写真が取れて満足されたご様子です。
吉野さん、今年も来て頂き有り難うございました。

 さあて、チンアナゴの数も増し、海の中もすっかり夏模様の1日でした。

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